雁ヶ腹摺山 1857m。 04/04/24(土)  単独。

21日の滝子山から見た雁ヶ腹摺山には大峠から1時間で登れるのとあるので、
姥子山と結んで登られると思うが、自分は下山後に、別件の用事をたすということで一山のみとした。



22日は気象台始まって以来の高温だったが、今日は一転して寒く、強風。
家を出たのが、丁度8時。中央高速は渋滞なし。
奥多摩方面は雲一つ無いが、あいにく富士山には雲がかかっている。

大月ICで降りて初狩方面に向かう、数kmで信号を右折して真木方面へ。
あいにく非常にゆっくり走るタクシーと乗用車2台が先行しているので、時速30km前後。

ハマイバ旅館の前にある掲示板に、真木小金沢林道は制限速度30kmと書いてある。
11名乗り以上は通行不可ともある。
湯沢峠入り口の2kmほど手前のゲートのあたりに大型バスが1台駐車している。
雁ヶ腹摺山、大菩薩縦走云々とか札が見えたのでツアーの送迎車だ。

大峠の少し手前で、歩いて上がる人がいた。多分、下に車を置いて黒岳を廻って戻るのだろう。

信号から1本道を17kmで大峠に着く。 9:45.。
10台以上の車が駐車している。

登山準備中や、トイレの前に並んでいる人達がいる。
大峠から先はゲートが閉じている。路肩崩れにより・・・と書いてある。

大峠まで車が入れるのは今日からであると、連れの人に言っている人がいた。
冬季閉鎖の解除は例年4月25日だそうである。

誰も左の黒岳方面に上がって行く人はいない。全て右の雁ヶ腹摺山方面である。

登山口の階段を上がった所に登山届けを綴じるノートがあって、覗いてみると感想などを書く欄がある。
中身は読まなかったが、感想を述べている人もいる。
用紙がどこにあるか判らない事もあって、自分は届けなかった。 (^^;)
15名近くいたが、誰も書かずに上がっていったように思う。

10時丁度に歩き出す。
先行の11名のパーティーに追いついてしまったら、若い人ばかりなのに道を譲られてしまった。
上から振り返って見ると、トップの人がわざとゆっくり歩いているようだ。
登山道は非常に良い道で、ゆったりしている。沢を渡る所は木製の橋がかけられている。

カラマツ(新芽がでたところ)やダケカンバ(落葉)の樹木の間を上がって行く。
もう上から降りて来る人達もいる。
30分ほどで丸い形をした岩が点在するようになる。
その先からは左の展望がきくようになる。


「頂上まで10分 ガンバレ」の標識のある辺りは急登。
頂上が小広い草原(今は枯れているが)の奥に見えた。

10時50分着。あいにく富士山は雲をかぶっている。


4人の男性パーティーがいたが、間もなく姥子山方面に向かって行った。

後続が次々上がってくる。
11名パーティーは、脚力が揃わないのかバラケテ到着した。降りたら温泉だと言う。
大抵の人は、姥子山にまでは行かないようだ。

自分も滝子山の周辺に寄りたいので、降りることにした。

往復で2時間とは、いままででも最短の山行かと思う。

大峠の標高が1560mとあるので、1857mの山頂まで1時間のコースタイムは
1時間当たり300mという、まことに標準的な山道だということもおもしろい。

合計で35人ほどの人を見た。結構人気の山だが・・・
やはり、新緑の頃か晩秋が良いと思う。


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