辺室山644.3m・経ヶ岳633.1m
2005/01/10 晴れ

今日は煤ヶ谷から物見峠、辺室山を経て土山峠のバス停に出て、再度山道に入り半原越を経て経ヶ岳に上がり、
半増坊に下るという行程。 

宮ヶ瀬行きのバス停には、本厚木駅北口の広場から右前方に道路を横断する。

煤ヶ谷で降りて左の谷太郎林道を300mほど進んで右の坂を上がる。
従来細い路だったものが新しく立派なコンクリート舗装がされているので驚いたが、直進の鞍部までである。
鞍部ではブルドーザも入ってなにやら工事をしている最中であった。

山道は鞍部の直前を左に巻いて行く。少し崩落気味の所も数箇所ある。段々に急登になってくる。

いきなり銃声が3発、犬の鳴き声が聞こえた。その後、犬は鳴かないので獲物はなさそう。
待機中のハンターにも会う。

テーブルのある分岐から物見峠への近道は、数cm程度だが残雪もあり大勢で通るには危険なので、
大山三峰山方向に進み、・748mの所の分岐から、右折する事にした。
この分岐が本日の最高点だ。

丹沢山から北側の主脈の残雪が光っている。やはり蛭ヶ岳が一番白い。

物見峠(630m)への階段を慎重に下ったので、近道よりも30分ほど余分に時間を要したかな。
峠から10分ほど北上した鍋嵐との分岐(700m)の直下の右手には数十人が昼食出来る斜面がある。

分岐から右に下る所で残雪が少しあったが、アイゼンを装着するまでもなく直ぐに途切れた。
・641の小ピークには、いつもの事だが騙される。60mほど下がってから辺室山への登り返しである。

行き先の仏果山の山並みが見える。


644.3mの標高点は山名標のある所から少し下がった先の屈曲点にある。
辺室山からは下り一方と思っていたが、途中・503の小ピークへの30m程度の登り返しがあるのを忘れていた。
最後は70mほどの急降下で土山峠に降り立つ。道路を渡るとバス停。
此処までで距離6.6km。 標高差+858m、−697m。

ここから帰る人達と分かれて、右に少し行った所から標識に従い仏果山方面の山道に入る。

急登をこなして植林の中を上がって行く。
景色の良い斜面と、気持ちの良い尾根道を行くとテーブルのある休憩所があったが、ここは素通りして
50分ほどで関東ふれあいの道に出る。
左に行くと1時間で仏果山であるが、右に30分で半原越の峠に出た。

最後のピーク、経ヶ岳に向け急登をゆっくり上がる。
途中2人のハンターに会う。彼等の云う「ヤマドリ」の収穫は無かったそうだ。

急傾斜を下って来る若いハイカーと出合った。
片足を引きずるように歩いている気がしたので、「どちらまでですか」と尋ねると、
「あっち」と顎で仏果山に続く尾根の方を指していた。
もう15時なのにこれから向かうのでは・・・と思ったが誰も二の句はつげなかった。

経ヶ岳の山頂には若い単独行ハイカーが二人いた。
一人は車で来て、凍結の為、予定の山を断念して半原越からのピストンだとか。

趣向を凝らした真新しい山名板がある。どなたの制作なのかな。


山頂からは、少し東に向かいベンチの先で標識に従い「田代 」方面、北東に進む。
途中、林道に降り立ち右に進み、林道が右にカーブする所で左に下る山道に繋がる。
見晴台から10分ほどで堰堤を過ぎると林道になり、国道に出て左に少し下ると半増坊のバス停である。

此処まで土山峠から距離 5.7km。 標高差 + 518m、 − 710m。

新宿7:31⇒8:22本厚木8:40⇒9:15煤ヶ谷9:25→10:35物見峠分岐10:40→
11:00・748物見峠分岐11:05→11:30物見峠(630m)→鍋嵐分岐(700m)直下11:40(昼食)12:10→
12:35辺室山12:40→土山峠13:30→14:18仏果山分岐→14:40半原越→15:04経ヶ岳15:17→
16:20半僧坊前16:29→本厚木17:14→相模大野:快速急行→新宿

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