大沢山1450・清八山1593m・本社ヶ丸1631m 04’6/23(水)
前回の滝子山ではザック12kgだったので、今日は少し減らしてザックの重量は9kg(水は3L)とした。
笹子駅8:35歩き出し、R20号を左に上がって行く。
25分ほどで左に折れる道があり、標識が清八峠・本社ヶ丸を示している。
左にカーブして少し先の右に奥野稲村神社が建っている。
本殿の右脇から大沢山登山道が始まっている。
5分ほどで尾根に乗ると、あとは尾根伝いの道がつづく。
送電鉄塔の傍など、日当たりの良い場所になるとブッシュが濃くなっているが、たいしたことはない。
50分ほどで、左下に変電所が見え出した。小休止。
この辺りは赤松の自然林だが、日当たりが良くブッシュが濃い。限界に近い。(適期は6月上旬までらしい)
この先ところどころ左の本社ヶ丸の山並みが見える。
写真中央の支尾根が本社ヶ丸北尾根(下のほうで3つに分かれているので判る)
大沢山は肩の辺りから先の急登が長かった。
分岐の右に進んで少し行くと小広場があって、相模原の野路会お手製の山名標が付けられている。
標高の1450mを消して1460mとある。
地形図の1450mで囲まれた円内のことなので争っても仕方が無い。
この先、道は大洞山方面につながる。
11:36。笹子駅から3時間かかった(^^;)。山頂で早めの昼食にする。12時出発。
分岐まで戻って右に下る 。10分ほどで石垣の擁壁を回り込んで下ると間もなく女坂峠1372m。
この先上り返していくと痩せ尾根になり、ロープの下がった崖のような急傾斜があった。
30分ほどで新たな稜線の路に突き当たったので左に行くとNo6御坂線の標示の着いた鉄塔で見晴らしが良い。
戻って右に進むと分岐の先にNo7鉄塔がある。そちらには行かずに分岐から左に進む。
鉄塔巡視路特有のプラスチックの階段が続いている。 12:33
1531m峰を過ぎると、御坂・八丁山の稜線が右から徐々に近づいてくる。小休止10分。
13:30。また、新たな路に突き当たる。(枯枝の向こう側が右:八丁峠からの路)
左に進んで暫くすると、今度は清八峠・本社ヶ丸、三つ峠という標識のある分岐に突き当たった。
これを左に行くと清八山に出た。見晴らしが良いところだ。14時丁度。大沢山から2時間。
5分ほど下ると清八峠だ。14:05.
ここから本社ヶ丸まで40分、鶴ヶ鳥屋山までは190分とある。
鶴ヶ鳥屋山まで足を延ばすのは、ちょっと無理だ。
天候の具合は良いので夕方になっても心配ないが、
明るい内に笹子に着くよう、ヤグラ跡の先の分岐から下ることにする。
本社ヶ丸の手前にちょっとした岩場があって、大きな平らな岩なぞがある。名前もついているようだ。
本社ヶ丸もちょっとした岩場の上にある狭い山頂。標示通り峠から40分かかった。
三つ峠の横に富士山が少しだけ見えた。
表示板が沢山。
15時に下山開始。
少し険しい所を越すと快適な稜線の道が始まる。
北尾根の取り付きと思われる白テープが左の木に巻かれていたが分岐する踏み跡は全く見えない。
この先の道も大半は樹林の中なので眺望はないが、林相が変化して面白い。
大きな送電鉄塔のあるところは明るい開けた場所になっていた。
右に宝鉱山方面に下る道があるが、直進する。
しばらくすると、GPSの地図画面では1377m、ヤグラが示されようになった。こちら。
山頂から1時間ほどで1377m峰の所からの下山道があったが、更に20分ほど稜線を進む。
大きな木製のヤグラの跡があって、その先数分で分岐があった。ここで小休止。
下山路は支尾根の手前の巻道で、7-8分ほどで尾根筋の下りに変わる。
10分ほどで舗装林道を横断して下ると5分ほどで鉄塔に下に出る。暑いので、ここで小休止。
まもなく急傾斜をジグザグに下ると船橋沢の川岸に降り立つ。ここでまた小休止。
渓流でタオルを使って体を拭き、髪の汗も流し、シャツを着替える。 17:38分。
沢を5回ほど渡り返して下ると道の傍らに水道水源設備があり、その先は車の通れる幅の道である。
少し先にコンクリート舗装が始まる。ここが地図でいう林道の終点だろうか。17:50。
駅までコースタイム25分。ゆっくり歩くのだが無風のため、着替えたシャツが若干汗ばんでくる。
更に歩を落として歩く。
高速道路、国道や電車線路が見える所に出た。 駅はまだ500m位先だ。
18:09発の上り電車が通り過ぎる。
ということは30分位は余裕がある訳だ。
駅には18時14分に着いた。 駅で風に吹かれているうちに汗は乾いた。
8:30笹子駅8:35→9:05奥野稲村神社→11:36大沢山12:00→清八山14:00→
清八14:05→14:40本社ヶ丸15:00→送電線15:44→1377m16:00→
ヤグラ跡16:22→16:24分岐16:40→18:14笹子駅18:43⇒高尾
山中では誰にも会わなかった。
全行程の図は こちら 76k
余談。
台風一過の超高温だった22日を避け、曇りの予報の23日を選んだのだが、
風のあたらない所では、 暑さでしばしば休憩を余儀なくされたので、ゆっくりの山行になった。
お陰で、結構きつい傾斜の山だったのに翌日の筋肉痛はまったく無い。
大沢山にも本社ヶ丸にも、アブがいて、長袖を捲り上げていた左手を刺された。
電動アースノーマットでは駄目だった。(^^;)
折角虫避けスプレー持っていたのに使わなかった。
この時期の山では虫対策が必要です。
今回歩いたルートは、カシミールへの手入力での距離は14.3km、累積標高差は1287mになる。
歩数計は35800歩。平均歩幅は40cm。平地での半分以下。