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私が今年、聖路加画廊での個展の際に描かせていただいた、クラウン協会主催のワークショップです。 個展の際も皆様から元気がでる、明るくて楽しい絵、など思いがけなくご意見いただいた作品は、 クラウン協会に寄贈させていただき、今、大阪のクラウンの方々の集まる協会のお部屋に 飾っていただいています。 私は今回のクラウン協会主催のワークショップに初めて参加させていただき、クリニクラウンの活動の 意味、そして、クリニクラウンさんたちは本当に優れた表現者であると同時に、子どもの心理、保険衛生 ファミリーサポート、病院規則にも精通したスペシャリストだということがわかりました。 本当にこの協会の素晴らしい活動に感動しましたし、なによりワークショップを行ってくださった、 塚原さんのリードに目を見張りました。 はじめ3時間のワークショップと聞いて、長いな、大丈夫かしら?と思っていましたが、 本当にあっという間に引き込まれ、短い時間に感じたのです。 いろいろな遊びを通じてクリニクラウンの表現の仕方の一部、その遊びの意味などを体験させていただき、 思ってもみなかった自分に気付いたり・・・ 無意識の行動からその人の気持が読み取れる塚原さんはものすごい!と思いました。 クリニクラウンとは、クラウンなので、具体的に道化師の芸を披露して、楽しませるという漠然とした イメージをもたれることが多いのではと思います。 塚原さんはこうおっしゃっていました。 クリニクラウンの活動の主役はあくまで「子ども」。 子どもが引き立つように工夫され、子ども達の想像力を刺激し、成長を応援していくというもの。 長期入院の子ども達は医師や、看護士さんからいつも受身で治療を受ける側。 それが、クリニクラウンが来ることで、病室で逆に子ども達にクリニクラウンが教えてもらうという役目もあり、 受身ではなく、子ども達がとても生き生きと積極的になってくると話されていました。 クリニクラウンが訪問した際の最初の子ども達の多くの反応は、 「ここは病院だから、静かにして、うるさい。」的なものだといいます。 これは、いつも回りの大人から言われていることをそのまま、口にだしているのかもしれません。 次に「うるさいけど追っかけたい、やっつけたい。」それから「でもまた会いたい!」という 心の変化があるそうです。 私などが想像できないくらい、小児病棟の子ども達はちょっとした刺激にも反応し、 怖がったり、違和感を感じる事が多いので、クリニクラウンのトレードマークの赤鼻をつける事も最初は 抵抗あるという話もあったとか。今回納得したのは、かれら、クリニクラウンさんたちは いわゆるピエロのようなお化粧もかつらもしません。それは、医療機関に化粧が汗などと一緒に落ちることも 考えられ衛生面からも視覚的からも。子ども達はびっくりしてしまうんですね。 子どもの心に沿いながら。子どもが主役なので。 また、用意していった遊びが必ずしもできるとは限らないそうです。子どもの状態、気持、その時の 病院の状況から臨機応変に対応するそうです。 相当なトレーニングを積んで認定を受けた方々だけが、クリニクラウンとして活動しています。 クリニクラウンが主体で笑わせに病棟にはいっているのではなく、入院中の子ども達からの積極的な 「係わり合い」を遊びの中から引き出してサポートしているんですね。 クリニクラウン普及の先進国のオランダでは国民の寄付で設立された財団によって9割の 病院でクリニクラウンが派遣されているそうです。びっくりしました。 今10名の認定されたクリニクラウンさんたちが活動をしているそうです。これからきっともっと、もっと 多くの病院に派遣されていくことだと思います。 陰ながら、応援していきたいなと本当に思いました。とてもよい経験をさせていただきました。 最後に、同協会の事務局スタッフ、井上靖代様には大変お世話になりましこと、この場をお借りして 感謝の気持ちを申し上げます。 |