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Generalヒーリング


Healing of the FIVE SENSES
五感を刺激する

アロマテラピー、ヒーリングコスメ、ヒーリングミュージック…等、さまざまな分野で話題にあがる「心と身体に効く癒し」といわれるもの・・・

このような、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と人の五感に訴えるモノ(あるいは商品)に人気があるのは何故なのでしょう?

そう、それは現代社会の中で人間関係や仕事、育児などで多くのストレスを抱えた私たちの心と身体が「やすらぎ」「和み」「癒し」を自然に求めているからなのかもしれません。


心地よい音楽を聴いたり、香りを嗅いだり、やすらぎの絵画や写真をみたり、景色などを眺めたり、このような五感から受ける刺激はすぐに脳に伝えられ、リラックスするなどの筋運動となって身体に良い影響を与えますから、ぜひ自分なりのヒーリング法を見つけてみて下さい。



人間にはもともとホメオスタシス(恒常性維持機能)といって、ストレスや疲労・疾病など心身のさまざまな異変に対して、自律神経系、免疫系、内分泌系の3つのシステムが総合的に働き、心と体を正常な状態に維持しようとする力が備わっています。

五感に良い刺激は成長ホルモンとなって免疫細胞へ情報が伝えられ、免疫細胞が活性化して心と身体の健康バランス維持へとつながっていきます。 逆にストレスなどの五感に不快な刺激は、脳から免疫力を弱める情報伝達物質を全身に流す指令が発信され、心身の健康バランスが崩れていきます。
この為、適度なストレス(直訳:緊張・圧力・圧迫の意)も身体に良いとはされますが、日々知らず知らずのうちに蓄積されていくストレスは、そのまま放っておくと深刻な体の不調につながります。健康に生きていく為に、過度のストレスは何らかの方法で軽減しリラックスする事が必要なのです。




五感について
〜 情報をキャッチする能力 〜

人間は常に、あるいは場合に応じて五感を使い分け、安全で快適な毎日を過ごすために様々な外界からの情報を受け取っています。それぞれの感覚器官ではその能力の割合は異なります。

一般的な人間が情報をキャッチする能力の割合

視 覚

87.0%

生まれた時から備わっている感覚。
心地良いと感じる絵や風景を見る事で視神経(大脳)が休まる。また色には不思議な効果があり色によるヒーリング法も注目されている。緑が豊富な環境の中では疲労回復も早く集中力、注意力も冴える

聴 覚

 7.0%

五感のうち、一番最初に発達するのも最後まで残るのも「聴覚」。
心地よい音を聞くと右脳が活性化され、脳波はα波の状態になりリラクゼーションに繋がる。
自然音には一種のゆらぎがあり1/fの特性をもち、人間に深く作用する

嗅 覚

 3.5%

生命を守るために本能と直結し‘危機回避’という役割を担っている感覚。
嗅細胞からの刺激は直接、大脳辺縁系というところに伝わり、まず安全かそうでないかを判断している。大脳辺縁系は、情緒や欲動、記憶をコントロールしているため、嗅覚が五感の中で最も記憶と結びつきつきやすい。

触 覚

 1.5%

五感の中で最も原始的で生命活動力を高める感覚器官。肌への接触は、生命活動をつかさどる〔脊髄・延髄・橋・中脳・間脳・大脳皮質〕という経路を通って脳で知覚される。チンパンジーでの実験では成長段階で常に接触する物の肌触りによって情緒の形成に大きく影響を及ぼすというデータが出ている。

味 覚

 1.0%

露出した粘膜の感覚器に直接「アジ物質」が接して、それが溶けて神経が感じるという特徴がある。味覚は味を感じる器官だが、口腔内の触覚(冷温覚、のどごし、舌触り)と歯ごたえ等の感覚が複合的に混ざり合った感覚器官ともいえる。

特 覚

不 明

通称「第六感」といわれる『特異性多様型超感覚(?)』の事。
まれに五感では説明しきれない独自の感覚(テレパシーや予知能力などの超能力)を有する人間が存在する。
本来は人間を含め動物なら誰でも持っているらしい感覚だが、高等動物ほど機能しにくいようである。

87%も酷使している視覚。「目の疲れ」を訴える人が多いのはこのためだと言われています。また、嗅覚は五感の中でも一番麻痺しやすいところです。調香師といわれる人たちはこの嗅覚が一般の人より優れているンですね。

また、特覚については「第六感」という事で説明しましたが、スティーブン・ロックとダグラス・コリガンは『内なる治癒力』(創元社1990年池見酉次郎監修)の中で、免疫系を「免疫系は他の感覚では捉えられないような環境の変化を感知し、胎内で第六感%Iな働きを行っているのかもしれない」と、第六番目の感覚器として紹介しています。




ヒーリング(癒し)について

「Healing」を直訳すると英語で「治療」の意味で、医療行為以外の精神的なものを含め広い定義での自然治療のすべてを指しています。
ヒーリングの種類・方法はたくさんありますが、いずれも目的は「心身を解き放ちリラックスさせ、新たにポジティブなエネルギーを取り入れる事で精神的なバランスを整える」という事なのです。




テラピー・ヒーリング(癒し)の種類と方法

私が思いつくかぎりのものを挙げてみました。
ヒ−リング(癒し)の方法は、様々であり、人によって心地良く感じるものとそうでないものがありますから、あなたが「気持ちよい」と感じるヒーリングの方法を見つけてみてください。

◇アートセラピー ◇アニマル・アシステッド・セラピー(動物介在療法) ◇アルゴ(海藻)テラピー ◇アロマテラピー  ◇インナーリライフ ◇温泉浴(テルマリズムケア)  ◇カラーテラピー(カラーセラピー) ◇クリスタルテラピー  ◇サウンド(音)セラピー ◇サーモテラピー ◇森林浴 ◇食事療法  ◇タラソ・セラピー(海洋療法) ◇ティーテラピー  ◇フィトテラピー ◇フラワーテラピー  ◇ボーテテラピー ◇星光浴  ◇リフレクソロジー ◇ワインセラピー 

もちろんこれ以外にもヒーリングの手段は沢山あると思います。ご存知の方がいれば、ぜひ教えていただけると嬉しく思います。




テラピーとセラピー


テラピーとセラピーはどう違うの? という質問をよく受けますが、この2つに違いはありません。同じものです。
フランス語(therapie)ではテラピーで、英語(therapy)ではセラピーというだけです。一般的にフランスをはじめドイツやベルギーなどではメディカルアロマ(医療分野でのアロマ)が主流といわれており、イギリスでは民間からのアロマの普及が主流といわれています。

また関連して、アロマテラピーとアロマコロジーの違いを聞かれる事もあるのですが、意味は微妙に違います。
アロマテラピーは芳香療法ともいい、主に植物の精油等の香りを様々な方法で身体に用いて、人間本来のもつ免疫力、自然治癒力を高めようとする療法であるのに対し、アロマコロジーは、芳香(アロマ)と生理心理学(サイジオサイコロジー)を合わせた造語で、日本では、芳香心理学と呼ばれています。




Generalヒーリング!?


ここでは、人間が本来元々備えている「五感」を意識し、そのいくつかを刺激して総合的に行うヒーリングの事を指します。
また、General(ゼネラル)は 全体的・総括的という意味ですから、一つのテラピーだけにこだわらず、多くのテラピーを試し、自分の状況に応じたテラピーをその都度取り入れるという意味合いも持っています。

ヒーリング(癒し)の種類・方法でも挙げましたが、現代ではアロマテラピーをはじめとする様々なテラピーが存在し「癒し」という言葉が溢れています。友人や家族が良いと薦めたテラピーでも、あなたにとってベストかどうかはわかりません。人それぞれ身体や性格が違うように、必要なテラピーも異なっているはずだからです。
確かに一つのテラピーを徹底的に極めるのも良いことだと思います。が、折角数多くのテラピーが存在しているのですから、いくつものテラピーを試してみてその時々に応じて自分が必要としているものを選択し、「ヒーリング」を取り入れてみるというのも良いのではないでしょうか。
その為のゼネラルヒーリングなのです。




Webでのヒーリング体験


情報化時代といわれる現代は「脳&神経&感覚器」を刺激するものがあふれています。
まず情報は感覚器官である五感を刺激するところから始まります。

Webでは視覚を刺激するビジュアル、特にCGが刺激的です。ゲーム、映画等、あらゆるエンターテインメントが対象となります。
聴覚を刺激するのは音楽、あるいは音声です。反対に静寂も重要かもしれません。和み、くつろぎ、癒しの音、あるいは静寂・・・。
嗅覚はアロマテラピー、香りを加えた商品、逆に無臭の商品など。フェロモンも香の範疇になるのかもしれません。香りの分野の研究は発展途上にあるとはいうものの、「肌をキレイする香り」「やせる香り」「不眠症の改善に役立つ香り」などの開発も盛んに進められています。
味覚はグルメ。反対に味覚を刺激しない水。最近では「お茶」が注目されていますね。缶入りあるいはペットボトル入りのお茶が発売された当時は、わざわざお金を払ってそれを買う人がいるのだろうか? と注目されましたが、今やそれが当たり前の時代。しかし自宅でお茶を入れ、味覚だけでなく嗅覚を刺激するのもたまには良いのではないかと思いますが。
触覚の分野の中でも一番、感覚器官を刺激するのが、マッサージだろうと考えますが、心地良い感触をウリにした、例えばプニプニフワフワした不思議な感触のクッションなども登場してきていますね。

嗅覚、味覚、触覚は、デジタル化が困難です。しかし、コンピュータ制御により、可能になる分野も出てくるかもしれません。 ですからこれらの感覚とデジタルが組み合わさると新しい産業が生まれる事になるでしょう。

このようにいくら情報網や手段が発達してても、Web上で全ての五感を刺激するというのはまだ無理です。 画像や音声をお届けできても、香り・味・肌触りなどを一般のパソコンの中から出すのは今のところ不可能です。
そこで【ヒーリング愛らんど】ではその中でも「視覚」「聴覚」を同時に刺激するコンテンツを作る事で「癒し」や「ヒーリング」のバーチャル体験をして頂きたいと考えました。また、「嗅覚」「味覚」「触覚」については、それらを刺激するモノ・コトを紹介しています。




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