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【ぎょしゃ座】


晩冬の天頂近くの北の空を見上げると、ペルセウス座の東側に天の川に沿ってぎょしゃ座が見られます。
1等星カペラと五角形の星並びが目印です。
カペラは天の北極に最も近い星で、真夏を除きいつでも北の空で見ることができます。
また、カペラの横に正体不明のエプシロン星という連星があります。


ぎょしゃ座はアテネの王エリクトニウスを表しています。
鍛冶の神ヘパイストスは、妻である美の女神アフロディテが軍神アレスと浮気していた事に不満ぎみ。
そこへ現れた美しく凛々しい戦いの女神アテナの姿に欲情を爆発させ大地に押し倒します。
アテナは激しく抵抗し、ヘパイストスは思いを遂げることはできません。
しかしヘパイストスの放ったものがアテナの身体にかかり、アテナがそれをふき取り地面に落とすとそこから赤ん坊が生まれたのです。
エリクトニオスと名付けられたその子は、やがてアテネ4代目の王となります。
生まれつき下半身は蛇でしたから、その不自由さを補うため四頭引きの馬車を発明し、王として勇敢に戦場で戦ったと言われています。
またアクロポリスにアテナ像を建てたりアテナ女神に尽くすなど、その功績を称え大神ゼウスが星座に上げたのがぎょしゃ座です。



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