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【からす座】


うみへび座の尾の上に乗っているように、3等星が4個かたまった小さな台形の星座がからす座です。
北斗七星からうしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカと延びる「春の大曲線」の終点にあたる星座で、カラスの尾のあたりにソンフレロ星雲があります。

太陽神アポロンは医術、音楽、詩歌から芸術、予言、スポーツも万能と才能にあふれる美青年で、テッサリアの王女コロニスと結婚しました。
アポロンは自分の使いであるカラスをコロニスに与えます。このカラスは銀色の翼を持ち、人間の言葉を話す事が出来ました。

ある日、一人の男性と話しているコロニスを見たカラスは、彼女が浮気してるとアポロンに告げ口します。
これを聞き怒ったアポロンは1本の矢を放ち妻を殺してしまいます。
瀕死のコロニスは「お腹のあなたの子供の命だけは助けて」と懇願し、そのまま息絶えます。
この時コロニスのお腹から取り上げた息子が、名医アスクレピオス(アルゴ号の冒険に参加)です。

のちに妻の潔白を知ったアポロンは、人騒がせなカラスから言葉を奪い、銀色の翼を真っ黒にし、さらに目の前のコップ(コップ座)の水も飲めないよう、見せしめに夜空に張り付けにしました。


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