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【こぐま座】


こぐま座は、北極星を柄の先端においたひしゃくの形の星座で、北斗七星と向かい合っており、おおぐま座の北斗七星をそのまま縮小したような形です。
黄色っぽい2等星の北極星は、北斗七星のひしゃくの先の2つの星を結ぶ線を5倍程伸ばした先にあり、一晩中真北の空にあって方角を知るのに便利です。
またカシオペア座のWの両端の線を内側に伸ばし、交差した場所とWの真ん中の星を結び6倍の長さに伸ばし見つける方法もあります。


こぐま座とおおぐま座にはとても悲しい神話が残されています。
アルカジアの森の妖精カリストは、ゼウスと愛し合いアルカスという子どもを産みますが、ゼウスの妻ヘーラの嫉妬で、大熊の姿に変えらます。
成長した息子アルカスは、森でカリストに再会しますが、母と知らず矢で射殺そうとします。
これを見たゼウスは、親子とも熊の姿に変え、天に昇らせ星座にしました。
こぐま座はそのアルカスの姿といわれます。


こぐま座は日本では1年中姿が見られる周回星。
同じ周回星には北斗七星のおおぐま座、W型のカシオペア座、こぐま座の外側を巡るようにのびる竜座、ケフェウス座、きりん座などがあります。


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