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【おおいぬ座】


オリオン座の三ツ星を下の方に伸ばした所に、ひときわ明るく輝く星があります。
これがおおいぬ座のシリウス(焼きこがすものという意味)で、全天で最も明るい(-1.5等)1等星。
その5度南にある散開星団M41は、冬の澄んだ空では肉眼でも星粒が群がる様子が分かります。


おおいぬ座の犬には「オリオンの連れていた猟犬」「クレタ島の王がプロクリスに贈った犬レラプス」など様々な物語があります。
月と狩りの女神アルテミスが侍女プロクリスに、必ず標的に当たる槍と一緒に譲った世界一足の速い犬レラプスとする話も…。
プロクリスは、このレラプスと槍を夫ケファロスに渡しました。
ある日一匹の狐が家畜や穀物を荒らし深刻な被害が出ます。
ケファロスはこの狐退治にレラプスを放ちますが、なかなか狐に追いつく事ができず、ついにケファロスが槍を構えると、この素晴らしい狐と犬が傷つく事を恐れた大神ゼウスが、2匹を石にしてしまいました。
その後レラプスは天にあげられ、おおいぬ座となったと伝えられています。


夜空を見上げ犬の姿を想像してみて下さい。
犬の口元にシリウス、そこから三角に顔を描き、前足、胴体、後ろ足、尾…ほら、かわいい犬が見えてきますね。


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