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【りゅうこつ座】


天の川に浮かぶ巨大な舟の星座「アルゴ船座」は、あまりに大き過ぎるとして、18世紀に4つに分割。
現在は「とも座」「りゅうこつ(竜骨)座」「らしんばん座」「ほ座」のそれぞれ独立した星座として扱われています。

「りゅうこつ座」はその中では1番南側にあり、南は南十字星までつながる大きな星座です。
天の川の最も美しい場所にあり、光る雲が3つに分かれた美しい散光星雲イータカリーナ星雲をはじめ、いくつもの星団を持っています。
南に低く輝く1等星カノープスが目印で、船の底をひっくり返したような形です。
カノープスは大犬座のシリウスにつぐ、 全天で2番目に明るい1等星(-0.7等)で、中国ではこの星を『南極老人星』と呼び、縁起が良い星とされ、東京や大阪などでも2月〜3月頃、地平線上すれすれに見える事があります。
七福神の「南極寿老人」の呼び名は『南極老人星』からきているそうです。


神話では、ギリシャのイオルコスの王子イアソンと名の知れた勇士達によるアルゴ船による大冒険の話があり、このアルゴ船を天に昇らせて星座にしたのが「アルゴ船座」で、「りゅうこつ座」は、このアルゴ船の竜骨(船の背骨にあたる)の部分を独立させた星座です。


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