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【てんびん座】


てんびん座は、さそり座の西にある星座で、乙女座の1等星スピカとさそり座の1等星アンタレスのほぼ中間にあり、3つの3等星が逆さまの「く」の字形に並んでいるのが特徴です。
3つのうち、いちばん北に位置するβ星ズベンエルケマリはエメラルド色に見える珍しい星です。


てんびん座の天秤は、正義の女神アストレイアの持ち物です。
死者の魂はこの天秤で測られ、善き者は天国、悪しき者は地獄へと送られたといいます。
昔人間が地上に住むようになった頃は黄金の時代と呼ばれ、罪悪のない幸福な時代でした。
神々の父ゼウスと女神テーミスの間に生まれたアストレイアは、正義の女神で人々と正義を語りあっていました。
やがて銀の時代、人間は強者が弱者をしいたげ、神々は人間に愛想を尽かし次々とオリンポスへ去っていきましたが、アストレイアだけは人間を見捨てず、最後まで正義を説き続きました。

ところが青銅の時代となるにつれ、人々はすぐ争いを起こし、次の鉄の時代には、罪悪があふれ、戦争が始まり大地は血でおおわれ、ついにアストライアも去ってしまいおとめ座となって悲しげに人間界を見守るようになったそうです。


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