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【うみへび座】


うみへび座は春から夏にかけて南の空に見える全天で1番大きな星座で、東西の全長が100度にわたります。
蟹座のすぐ南に5角形をした海蛇の頭部があり、胴体の部分は獅子座、乙女座の下を這い天秤座の手前まで長々と横たわっています。
心臓の所に赤く輝くのは2等星アルファルドで、しっぽの下にはM83銀河があります。


レルネアの沼に住む恐ろしい怪蛇ヒドラ、巨大な身体に9つの首を持ち、その身体を流れる血や吐く息には猛毒がこもっています。
周囲の沼や井戸水、空気は毒気で汚染され、時々村も襲い、とても迷惑な存在でした。
ヘラクレスはエウリュステウス王の命令で、ヒドラを退治する事になりました。
しかしヒドラの首はいくら切り落としても切り口から2つずつ首が再生し、さすがのヘラクレスもかなり苦戦。
そこで切り落とした首から新しい頭が生えないうちにその切り口を焼いていったのです。
作戦は成功、残るは不死身の首1つだけ。
ヘルクレスは最後の首を地中に埋め大きな岩を乗せて閉じこめ、ついにヒドラは力つき息絶えてしまいました。
うみへび座はこの怪物ヒドラの姿です。


大空でニョロニョロ這ってる海蛇、のびのびと気持ち良さそう。
でもヘルクレス座が空に高く昇るにつれ、頭から地平線へと沈んでいきます。まるで敗北を認めるように…


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