ハンセン病訴訟勝訴2周年記念シンポジウム

 2001年5月11日熊本地裁は、ハンセン病患者・元患者に対する国の隔離政策の過ちを認め、国の謝罪と賠償を認める判決を下しました。あれから2年が経過しました。
 今回、沖縄県の元患者、宮里新一さんをお迎えして、コンサートと富山県におけるハンセン病問題について考えるディスカッションを開催し、今後の課題についてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。


日 時 2003年6月20日(金) 午後6時〜8時30分
                   (午後5時30分受付)
会 場 富山市民プラザ(4階アンサンブルホール)

      (富山市大手町6−14 電話076-493-1313)
第1部 宮里新一さんのコンサート
      (歌手 沖縄県在住 ハンセン病元患者)
第2部 富山県におけるハンセン病問題
             を考えるディスカッション
 藤野豊さん(富山国際大学教員)がコーディネーターとなって、ハンセン病の問題に取り組んでいる方やハンセン病の療養所を訪問し県出身の元患者さんと交流してきた方など、富山県在住の若い方を中心に参加いただき、宮里新一さんを交えてディスカッションしていきます。

「私はハンセン病から解放されたい。ハンセン病の歌ではなくハンセン病から出て行く歌を作りたい」(01.9.21厚労副大臣交渉にて)。ハンセン病の回復者である宮里新一さんは、ハンセン病から解放されたいという強い思いの丈を込め、生きることの切なさと、確かなものへの希求、失意の中から再び生きること、そして歌うことを求め続ける、シンガーソングライター。

参加費 500円(資料代として)

主催:ハンセン病訴訟勝訴2周年記念
    シンポジウム実行委員会
お問い合わせ先
 浄土真宗本願寺派富山別院(西別院)
  富山市総曲輪 2-7-12 電話 076-421-6672
 真宗大谷派富山別院(東別院)
  富山市総曲輪 2-8-29 電話 076-421-9770