五月の頃
あなたの髪にそっと触れたら
素知らぬ振りするあなたの横顔
僕はあなたの何でしょうか
友達ならば笑顔をください
僕が一人で黙っているときにも
あなたは笑顔で見てくれた
五月の風はあなたの髪に
そっとそっと口づけをする
あなたの胸にそっと目を向けると
やさしいあなたの心が見えるよ
僕はあなたの何でしょうか
恋人ならばやさしさください
幼すぎる僕だけれどあなたと一緒なら
生きてゆけると思うこの頃
五月の日差しはあなたの胸に
そっとそっと輝いている
いつの間にか時は流れて
あなたの笑顔もやさしさも
五月の風に乗って消えてゆくような
そんな僕のあなたへの想い