展  望

 

愛に疲れたおいらの足取り

あの夢辿ろうと辿れなかった

届かないあの空へこの手差し伸べて

行き着くその日まで堪えた涙

 

愛に臆病なおいらの人生

それでもおいらはこの道目指せ

あの空のどこかで息づいている命

過ぎた日の面影を雲に託すおいら

 

あの日の空はいつも輝いていたから

届かないおいらの夢を叶えてくれると

 

目標のないこの道をひたすら歩けば

心の片隅に涙が眠っていた

夢に疲れたおいらのこの身体

それでも力強く生きて行こうと

 

この道どこまでも歩いて行きたい

辿れなかったこの道をもう一度

 

優しい女の心が解り過ぎるほど

悲しい女の笑顔が解り過ぎるほど

歌うだけの人生なんて哀し過ぎるから

この道この夢をもう一度辿ろうか


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