(注:ちょっとだけネタバレ入ってます。それと、受験生の方は怒らないでね!)

 

梨が幻想水滸伝と出会ったのは、2000年の年末と、かなり遅い時期でした。

梨はこのとき高校三年生。
本来なら受験真っ盛りでゲームどころではないのですが、実は推薦で既に合格が決定していたので、この時期は暇にしても暇すぎるぐらい暇でした。

そこで、友人に『何か感動できるゲーム貸して』と頼みました。(その友人は受験真っ盛り。あの時はゴメンよ友人)
なぜだか無性に『感動して思わず泣いてしまうゲーム』がやりたかったんです。
で、そのとき友人から借り受けたソフト、それが幻想水滸伝だったのです。ですよ、普通1じゃないの?友人よ。

まぁそんなわけで、一年の中のBIGイベントである一人身クリスマス(悲っ…)を幻想水滸伝と共に過ごすことになった梨。
プレイする前は、正直あんまり期待してませんでした。

でも他にやることも無いので、ちょっとプレイしてみる。

で、三時間後…。

 

ヤバイ、面白すぎて止まんないよ。

 

すっかりハマっていました、梨ってば。
何が良いかってアンタ、シナリオと音楽がマッチしすぎですよ。
主人公とジョウイが一緒に崖を飛び降りた後の回想シーンなんて、マジで良かったです。
このようなイッチバンの序盤で既に感動、そしてサウンドトラック購入を誓約(早っ!)。

で、面白すぎて止めるに止められず、終いには人生初のゲーム徹夜敢行。
飯とトイレ以外はずっとプレイしていたような気がする……。
2のプレイ中に1の購入を決意したのは、言うまでもなく。

で、クリアした瞬間、いつの間にか幻想2はマイベストRPGになっていましたとさ!

 

途中の感動したイベントや「そりゃないよベイベー!」な出来事などはプレイ日記にまわすとして、ここからは梨が思った幻想水滸伝の良いところを書き連ねたいと思います。
要するに宣伝ですな、はっはっは。梨は決してコ○ミの回し者ではないです。

 

偉そうな言い方しますけど、まずサウンド面を評価したいですね、梨は。
なんつーかもう、イベントやらなにやらと音楽がマッチしすぎで、超感動。
音楽聴いただけでイベントを思い出すぐらい印象的です。

音楽とマッチした代表的なイベントを挙げるとすれば、

1.序盤の回想シーン

2.ナナミとの再会シーン

3.捕まった主人公とジョウイを助けにきた傭兵二人

4.ルカとの戦闘、戦争シーン

などなど、挙げればキリが無いです。ハイ、やったこと無い人は何言ってるかわかりませんね!ダメじゃん…。

個人的にはボスの音楽がカッコよくて好きです。特にルカ戦とシルバーウルフ戦のヤツ。っつーかこいつら強すぎ!
やっぱRPGは音楽が良くないとダメよね!!

 

キャラの魅力もいい感じです。

題名に『水滸伝』を銘打ってるわけですから、当然味方は108人ですよダンナ。
え?「それじゃあ一人一人のキャラが薄いだろ」ですって?

それが違うんです。

確かに薄いキャラもいますけど、「仲間108人」って聞こえの割にはキャラがしっかり作られてます。
キャラの過去だけに視点を絞っても、平和に暮らしてきた人もいれば辛い経験している人もいたりと、かなり多彩。
まぁ「108人の割りに」ってだけで、実際はやっぱり他のゲームのキャラより薄い部分があるのは否めませんけど。
でも逆にキャラが多いこと(=適度なキャラの薄さ)が、「このキャラはこういうヤツ」とプレイヤーに想像させる部分もありますしね。
何が言いたいかというと、要するに第一印象よりはキャラしっかりしてますよって事です。

1のキャラの何人か(何十人?)が2に再登場したのも、なかなかいい味出してます。
まぁ梨は2から入ったので、1をやった際には、キャラの過去を知ったってカタチになりましたがね。
『まぁ○○○○さん(本人の名誉のため伏字)、あなた三年前はこんなにもかったのね♪(伏字意味なし)』みたいな。 っつーか○○○○さん、顔ちがーう…。

やっぱRPGはキャラも良くなきゃね!!

 

そして何より、シナリオが良いです。
でもまぁ、コレは結構好みが分かれるところではないでしょうか。
友人や身内との人間関係云々系(何だそれ…)を嗜好に持つ方は、きっと面白く感じると思います。
でもねぇ、ナナミのは芝居だから良いとして、グレミオのは個人的にいただけないですよ。
え?「何がいただけないのか」ですって?知りたければ、幻水をプレイしましょう(←勧誘)。

 

システム面で言えば、敵との戦闘がテンポ速くてストレスになりません。
梨は「おまかせ」の恩恵に何度も与りました(←面倒くさがり)。
ボスの強さも適当だと思います。強すぎず、弱すぎず。
ただ、戦闘関係で気に入らないのは協力攻撃のネーミングセンスの無さ。

いや、アレにはアレの良さがあるのは分かりますし、その良さも理解できます。

ただ、突っ込みたいネーミングの協力攻撃がいくつもあるんです。
どうせですから、幻想2における協力攻撃をいくつか紹介しましょう。

まず第一段階は

『騎士攻撃』
『男気攻撃』
『親子攻撃』
『クロス攻撃』

など。
この辺はまぁOKと言っていいでしょう(一つ怪しいのがあるけど)

 

第二段階。

1.『ダブル格闘家攻撃』
2.『ダブルクラーケン攻撃』
3.『ダブルモンスター攻撃』
4.『ダブルリーダー攻撃』

何故そんなに「ダブル」を使いたがるんでしょうか。せめて「W」とかにすれば、ねぇ?

 

第三段階。ここからは個別に突っ込み。

1.『兄弟攻撃』

「姉弟」ではないところを見ると、ナナミはどうやら主人公に『お姉ちゃん』と認識されていないらしいです。

 

2.『おさななじみ攻撃』

「おさななじみ」ぐらい漢字で書いたらどうっすか、お二方。それともゲンカクは二人に漢字を教えなかったのでしょうかね?
…ちなみに『幼なじみ』ね…。

 

3.『少年攻撃』、『少女攻撃』、『青年攻撃』、『女攻撃』

当の本人たちは、自分で言ってて恥ずかしくないのでしょうか?美女攻撃はカスミが入っているから許すが。
まぁこのネーミングが軍主命令ってことはないでしょうから、まず間違いなく自称です、この人たち。 軍主命令だったら、それはそれで面白い。

 

4.『(訳:本当の)・美女攻撃』

どうやら上記の『美女攻撃』は嘘モノらしいですよ。だって『本当の』があるなら『嘘モノの』があるわけじゃあないですか。
でも、コレがあるなら『美青年攻撃』にビクトールさんを入れた『真・美青年攻撃』があってもいいと思いますが。
あぁ、ビクトールさんは30過ぎちゃったから入れてくれなかったのね(違っ)。

 

そして極めつけ、最終段階。

 

 

 

 

ナルシー攻撃

なんだそりゃぁ?

自分で言うな!!なんでどいつもこいつも自称したがるんだ!(←論点違っ)
っつーか、おさななじみ攻撃に酷似しているのはどうなんでしょ?でも、梨の一番お気に入りの協力攻撃はコレなんですがね。ははは。

 

…はぁ、すっきり。

まぁ途中から話がおかしくなってしまいましたが、結局何が言いたいかと言うと、幻想水滸伝シリーズは文句なしにお勧め!って事です。

 

とまぁ、強引に締めに入ってしまいましたが、 皆さん時間があればプレイしてみてくださいね。
そして、梨と語りましょう(それが目的)

 

 

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