厚木市議会議員 2015.07.26
2015年市議選時作成のページ
■2015年7月12日開票 結果 25位 1555票 ありがとうございました。あらたな任期に、あらたな目標をもって臨みます。
再生エネルギー先進都市へ
厚木の自然環境を活かせばできる!
東日本大震災と福島第一原発事故の直後、私は「厚木からエネルギー政策の転換を」と訴え、再生可能エネルギーによる地域自立型のエネルギー政策を提案してきました。
その結果、厚木市は2014年3月に「あつぎ元気地域エネルギー構想実行計画」を策定しました。この計画は、「創エネ」「省エネ」「蓄エネ」を三本柱とするものですが、現状では太陽光発電、特にメガソーラーに重きが置かれたものになっています。
「大山を仰ぎ、相模川の流れを臨む郷土」(厚木市民憲章冒頭)の言葉通り、自然環境は厚木市の最大の魅力です。その貴重な資源を有効活用すれば、太陽光のみならず、市内を流れる川や農業用水を利用した小水力発電やバイオマス(七沢、飯山などの木材の活用)発電など、多彩な発電源の可能性を厚木は持っているのです。
温泉資源もエネルギーに活用を
特に、低温ながらアルカリ度が大変高く美容効果で注目の飯山、七沢温泉も観光資源にとどまらず、温度差発電などエネルギー資源としての活用も期待できますし、そのことは神奈川県西部の魅力をさらに発信していくことになります。
電力の地産地消 先進自治体へ
東電など巨大電力会社に独占されたきたエネルギー供給を、地産地消=地域分散型に転換すれば、放射能被害や電力ロスをなくし、災害にも強い電力供給体制をつくることができます。また、これはエネルギー政策にとどまらず、地域の資源を活かした「まちおこし」=「地域活性化」にもつながっていくでしょう。
今、政府は「地方創生」を声高に叫んでいますが、画一的で中央志向の「地方創生」では、ますます地域はさびれていきます。厚木を「再生エネルギー先進都市へ」、みんなの力を合わせて進めていきましょう。
作成・2004年3月18日 更新・2015年7月26日