福祉関係シンボルマーク
 福祉に関するシンボルマークをひとつにまとめることにしました。だれが見てもすぐにわかりやすいようにできているので、おもしろさを感じています。学校の福祉教育の題材に将来性を感じます。


2005年5月1日更新
聴覚障害者の方を仲介するマークです。
「耳マーク」グッズ販売ページへリンク
ヤフー「耳マーク」へリンク





2005年10月4日更新
3日付け朝日新聞「天声人語」で「耳マーク」が紹介されました。以下は記事の添付です。
 「耳マーク」をご覧になったことがあるだろうか。役場や病院で窓口に掲げているところがある。「耳の不自由な方は筆談します」というような文言が添えられている。一方で、耳マークのカードやシールを持ち歩いている人がいる。そこには「耳が不自由です」と書かれている。

 普及活動をしているのは全日本難聴者・中途失聴者団体連合会だ。耳マーク部長を務める長田由美子さん(61)は「聴覚障害は外見ではわかりにくい。人生の途中で耳が不自由になった私たちは、普通に話せるので、なおさらです」という。耳マークを身につけることで、障害を周りの人に知ってもらう。窓口に置いてもらえば、筆談を頼みやすい。

 とはいえ、それほど知られているとはいえない。「理由の一つは、中途での失聴者や難聴者が自分の障害を隠しがちだからです。私もかつてはそうでした」

 長田さんは幼い頃に中耳炎を患い、徐々に聴力が落ちた。出産後、補聴器をつけた。聞き取れなくても聞こえるふりをしていた。転機になったのは8年前、父を亡くした時だ。葬儀の後、親族の間でどんどん話し合いが進んでいく。「私はわからない」と声を荒らげてしまった。その時、ようやく難聴という障害を受け入れることができた。

 一口に聴覚障害者といっても障害の状況は同じではない。手話や筆談など意思疎通の手段も様々だ。足並みは必ずしもそろわない。

 それでも、長田さんは外出にはいつも耳マークのバッジをつける。一人でも多くの人に聴覚障害者の実情を知ってもらいたいからだ。




2005年8月19日更新
「くすり絵文字」

薬の服用時のミスをなくすために作られたマークです。
詳しく「くすりの適正使用協議会ホームページ」へ
2006年3月9日
「四葉のクローバーマーク」
 他のことを検索していてたまたま見つけました。身体障害者の方が車を運転していることを伝えるマークとのことですが、認知度が低いので車いす駐車スペースに停めるときに誤解が生じそうで、もっと普及活動が必要な気がします。
ヤフー「クローバーマーク」へリンク
2006年12月18日更新
 第4回読売プレジシャル福祉文化賞を受賞されたハート・プラスの会(リンクさせてあります)が内部障害の方の啓発運動として作ったマークとのことです。すばらしいです。


2007年6月1日更新
 
 車いすマークで検索していたらおもしろいマークに出会いました。タイでの車いす普及活動を支援しているトヨタ系の部品メーカーデンソーが支援している団体のシンボルマークとのことです。(こちらにリンクさせてあります)
 タイでの車いすでの移動は都市部化では路面はアスファルト化され問題ないように思われますが、地方都市はでこぼこで平らでないと不安定な車椅子の走行にはかなり厳しい気がしています。雨が降ったらなおさらで、他に解決しなければならない問題もかなりありそうです。
2008年5月20日更新

聴覚障害者 運転手向けのマーク決定 警察庁

5月15日16時41分配信 毎日新聞


聴覚障害者 運転手向けのマーク決定 警察庁

聴覚障害者ドライバーの車に義務付けられる標識

 警察庁は、聴覚障害者が運転する車に表示するマークの図柄を決め、15日公開した。6月1日施行の改正道交法で、全く耳の聞こえない人でも運転免許を取得できるようになることに伴い、他の車に注意喚起するのが狙いだ。

【特集】 クルマ高齢社会 走る側の身になって

 マークは直径12.2センチの円形で、白で縁取りした緑地に黄色のチョウの模様を配置。夜間でも識別しやすいよう、反射材を使っている。

 運転免許は、これまで一定の聴力がないと取得できなかった。改正道交法は、まったく耳の聞こえない人でも、普通自動車に限って免許が取得できるようになる。ただし、幅広のルームミラー(ワイドミラー)の装着と、運転時に車の前部と後部にこのマークの表示を義務付ける。

 ワイドミラーの装着やマーク表示を怠った場合には、2万円以下の罰金などが科される。また、マークを付けた車に幅寄せや割り込みをすると、5万円以下の罰金が科される。

 運転時のマークは、任意表示のものも含め、初心者用、高齢者用、身体障害者用に続き四つ目。【遠山和彦】

2008年5月30日更新
 自閉症の方への正しい理解と支援を広げようと、国連が今年から4月2日を「世界自閉症啓発デー」とし、このロゴマークを作ったとのことです。日本、米国、中国、ナイジェリア、バングラデッシュなど約20カ国が参加しているとのことです。
フー「世界自閉症啓発デー」にリンク