韓国マラソン大会
 2009年3月15日にソウルの中心地で行われるソウル東亜マラソンに参加することになりました。日本から韓国のマラソン大会に参加されている方はツアーの方を除けば、ほとんどないらしく、情報が少ないので、いろんな申し込みから、韓国のマラソン事情、大会報告などを書くことにしました。一応ソウルに1年間住んでいたので、韓国語の読み書きはできます。もちろん路線バスや地下鉄にも乗れます。(ただし会話は幼稚園生レベルです)日本人は特別枠があり、エリートランナーの後ろからスタートするらしいんですが、周りがみんな韓国の方でも大丈夫なので自分は普通にスタートします。
(東京マラソンに当選したため、ソウルの中心街を走った翌週は東京の繁華街を走ります。)
2008年11月24日
@申し込み

・ソウル東亜マラソンの日本語ホームページができているのに気づき、エントリーフォームで申し込み完了。後は指定の日本国内の銀行口座に参加料8.500円を振り込めば完了とのこと。

このとき必要な物
・有効期限が残っているパスポート

公式日本語ホームページへリンク
マラソン
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3月15日ソウル東亜マラソン 制限時間5時間
3月22日東京マラソン     制限時間7時間

(↑制限時間5時間は東京マラソンやホノルルマラソンみたいにスタートからゴールまで楽しく歩いてゴールは不可能なので初マラソンの方にはお勧めできません。)
2008年12月3日更新
C両替
金融危機の煽りでウォンの為替レートが100円=1600ウォン近くになり、いつもは大体100円=800ウォン〜1000ウォンよりだいぶお得感があるため、近くの銀行の外貨両替所まで行ってきました。

家を出る前に確認したレート  100円=1550ウォン
実際に両替した額        9.5万円=120万ウォン (100円=約1250ウォン)
→ひさしぶりの両替だったのでこんなに手数料を取られたっけなと首をかしげながら両替し、家に戻り確認すると実際、日本の銀行だと手数料が20%もとられてしまうとのこと。(横浜の銀行でも成田空港の銀行でも同じレートとのこと)

*今回学んだこと
@韓国の両替手数料はなんと4%前後。日本の銀行と15%差があるため、日本国内でなく、向こうの韓国の銀行での両替がお得とのこと(日本円→韓国ウォン、韓国ウォン→日本円も同じ)
A関東近辺でお得な両替方法は羽田空港の新韓銀行でインターネットで取得できる30%手数料OFFのクーポンを使い両替するとすごくお得とのこと


*今回もし羽田空港で10万円を両替していたら30万ウォンぐらい増えていたんですが、自分的には今まで100円=1000ウォンと考えていたので今日の100円=1250ウォンでも満足です
2008年12月5日更新
A飛行機券
以下の点を考慮して
・信頼できる旅行会社
・金曜日昼間ソウル着・日曜日マラソンゴール後に乗れる飛行機
・羽田ー金浦便(成田空港や仁川空港に距離が近いので時間とリムジンバスの運賃が浮く)

結局、大手のHISで電話で予約。
アシアナの羽田3月13日13時ごろ発、帰り3月15日17:00金浦空港発に決定
(HISの担当の方によると来年から1時間ずつ早くなるとのことでしたが、他のページで告知がなく半信半疑の状態です)

値段すべて込みで56500円。オイルチャージ代が8000円(最近の原油安で半額になるうわさあり)、日曜帰りのため9000円高、その他両空港利用料など諸経費込み。
 格安航空券は成田ー仁川線でしかも日本夜間発→韓国午前発で実質一日のみ行動可能になる便のみで、マラソンを走るのなら中日に合わせるしかなく(大体のマラソンツアーの航空券はこれでスタンダードホテルが着きます)、自分みたいに観光もして、マラソンを走る場合はお金が必要です。

HIS 羽田=金浦便ホームページへリンク

考察)

羽田ー金浦便
ソウル東亜マラソンを走って空港に直行して乗れる金浦発羽田行き便は
KE2709(大韓航空) 15:50 17:55 直行
OZ1045(アシアナ) 16:45 18:45 直行
JL8834(日本航空) 19:40 21:35 直行
NH1294(全日空) 20:20 22:15 直行
 







これに順ずる往路(羽田発→金浦空港行き)便(往復は同じ航空会社でないとだめです)は
JL8831 08:20 10:45 直行
NH1291 09:20 11:45 直行
KE2708 12:05 14:30 直行
OZ1015 13:05 15:25 直行
JL8833 15:35 18:00 直行
NH1293 16:35 19:00 直行

ゴールのオリンピックスタジアムから金浦空港までは地下鉄(要乗り換え駅ごとに番号があり、日本よりは移動は簡単です)、高級ホテルからのリムジンバス(いろんなホテルに寄り道があり時間的余裕が必要)、最終手段としてタクシー(日本円換算で5千円以内、1時間以内で移動可能もマラソン大会が作り出す大渋滞がだんなものか予測不可能。でも高速道路の入り口はすぐそばなので最終手段としては絶対的に利用可能。韓国のタクシーはお願いすればとんでもなくとばしてくれます)の選択肢があります。自分は最悪5時間でゴール(13時)しても30分で荷の津を受け取り着替えて出発し、手続きぎりぎりの15時前には金浦空港につける計算でいます

金銭的には韓国系航空会社、時間的には全日空、日本航空の午前発帰路夜便(韓国の航空会社より1、2万円高くなりそうです)。日本と韓国の航空会社の違いは羽田空港から飛行機に乗った瞬間から韓国か、降りた瞬間から韓国になるかの少しの差です(嵐の日の揺れは韓国系の方が大きく、飛び立つ瞬間も日本系は滑走路に出て一時停止をきちんとしますが、韓国系はそのまま飛び始めます)。

おまけ)
成田-仁川便
同じくマラソンゴール後仁川空港に行き成田へ戻れる便は
アシアナ航空
OZ106 17:10 19:30 直行
OZ108 18:50 21:00 直行
大韓航空
KE705 18:40 20:50 直行

日本系の空港会社はツアーがメインで格安旅行券はないみたいです
*仁川空港は金浦空港とは違い遠いので地下鉄みたいに間単にはいけない上、距離的に時間も必要です。日本の成田空港みたいにかなり遠いです
2009年1月21日更新
Dホテル
 飛行機のチケットと一緒に予約の予定が金融危機の余波でウォン安となり、日本人が殺到しているのか、12月の下旬になっても3月の宿泊料や予約のページは更新されず、1月の下旬になり、さすがに予約しないとまずいと感じ、実行。「ヤフー」の「ソウルホテル」で検索し、5つぐらいを簡単に見て、クレジットカード(日本国内のカードはダメなど条件がかなりあり。国際カードで韓国のサイトで予約は犯罪などの心配の必要があり?)ではなく、銀行振り込みで予約できるサイトを優先。当日もしかしたら、ホテル泊でなく、現地の方の家に泊まらさせていただく可能性もあるため、キャンセルしても大丈夫なように1泊5000円以下のホテルというよか旅館を中心に検索を実施。一番安かったのが1泊1800円でしたが、シャワー・トイレ共同など長期滞在には良いけど、マラソンで行くのには不向きに感じられたので、ミョンドン(韓国の原宿)にある、1泊3000円の旅館のシングルルームに確定。韓国はとんでもなく寒いのでオンドルの部屋が良かったんですが、3月の中旬だったら、日本の一番寒いときよかは暖かいので、一般部屋に。これでやっと一通りの予約が無事完了でちょっと一安心。
余談)3月のホテルの空き部屋を探しているとなぜか、翌週の週末はどこのホテルも満室。寒いこの時期にこんなに予約が埋まることは珍しく、どうせヨンさまが何かのイベントで日本のおば様方が押し寄せるだろうと飛行機券が高騰した数年前をダブらせていたところ、なんと予約が殺到しているのはあの「X」がオリンピック公園の体育館でコンサートをやるためとのことでした。東亜マラソンのゴールはソウルオリンピック競技場でオリンピック公園とは直線道路で数キロしか離れていないので2周連続でビックイベントが続くみたいです。
2009年1月21日更新
E一通りの予約を終えて
ツアーの相場は成田発仁川着で一人約8万円。オイルチャージ代、マラソン参加料は別途なので合計約10万円。マラソン前日午後着 翌日午後帰国で観光をする時間はないけど、マラソンコースの下見などあり。当日もスタート地点、ゴール地点からのバスでの送迎、荷物の預かりもあり

ツアーでない場合は
・ホテル
安ければ一泊3000円で中心街にあり。二人なら高級ホテルも一人当たり5000円でとまることも可能。
受付、スタート地点、ゴール地点からの移動は自分で行わなければならないが、地下鉄の移動は他の外国に比べれば用意に移動可能

・飛行機券
基本は成田ー仁川。本数が多いのでマラソン日を帰宅日にしても夜に余裕で帰れる。ただ両方とも都心から遠いのが難点で渋滞などを考慮しないといけないなどあり
 羽田ー金浦便は本数は少なく、少し高額だが自分みたいに横浜に住んでいて成田に行くのに羽田空港の横を通るランナーにとってはリムジンバスのお金や時間が浮くのでお得です。羽田までは京急で簡単に行け、金浦からソウル中心地も地下鉄一本で簡単に行けます
 帰国便は土曜日、日曜日は追加料金が必要で月曜日だとかなり安くなる

日程(2泊3日を想定)
 ツアーのほとんどが土曜日本発 日曜日マラソンン 月曜日ソウル発で日曜日の特別料金や帰国便を人気のない午前便にすることで上手に安くなるように導いてます。ただこれだと観光する時間がなく、本当にマラソンのための来韓になってしまいます
 金曜日日本発 土曜日観光 日曜日マラソン後そのまま帰国だと中日が丸一日観光日になりますが、マラソン後にすぐに空港に向かわなければならず、自分みたいに羽田ー金浦便の時簡に余裕がないと調子が悪い場合は途中リタイアしないと間に合わない可能性もあります。
 ソウルに行ったことがある方にはお勧めですが、初めての来韓になる方にはやはりあまり自由がなく、お金も高くなるんですがツアーがお勧めです。

ゴールから空港への行き方
金浦空港
 ソウルの中心部のはずれにあり、地下鉄ご5号線一本で乗り換えなしで移動できます。今回のマラソンのゴールはソウルオリンピックのため、地下鉄2号線の最寄駅から5号線の駅に移動し、乗換えが必要になりますが経済的、時間的メリットがかなりあります。

 リムジンバス
 ゴールの近くにデラックスホテルのロッテワールドホテルがあり、ここからリムジンバスが出ていますが、マラソンで出来る渋滞がどんな影響を及ぼすか、他のホテルを廻るという点から時間にかなり余裕がある場合以外はお勧めできません。ただ運転手さんは外国人の扱いに慣れています。

 タクシー
 最終手段です。日本よかはかなり格安です。空港までの高速道路の入り口はすぐ近くにあるんですが、後続ランナーの通行止めがいつ解かれるのかが未知で所要時間は不明です。

 仁川空港
  関空みたいに立派なんですが、成田みたいに遠いです。今までは車でしか行けなかったのが最近鉄道が通じたみたいです(地下鉄5号線で金浦空港経由?2010年にソウル駅までつながるみたいです)。2回ぐらいしか使ったことがないのであまりわからないです。

詳しくはソウルナビに詳しく書かれています。
ゴール地点は中心街からは南のはずれです。


地下鉄駅路線図にリンク
スタート地点 駅番号533 五号線 光化門 から 駅番号132 2号線市庁えきのとんでもなく広い道路
ゴール地点 駅番号 218 2号線 総合運動場(地図右下の方)
*ソウルの地下鉄駅の乗り換えでの移動はとんでもなくあります。銀座みたいに階段をあがればすぐに次の地下鉄ということはないので要注意。防空壕の役割もあったためとんでもなく深い駅もあります
2009年3月4日更新
 ソウルへの出発10日前 やっと参加案内書が届きました。日本語でA4 8ページの冊子でコースや受付、当日の流れ、ゴール後の荷物の引き取りからまで詳しく書かれていて一安心。スタート直後に同じところを2往復(片道4回)もするのでなんでこんなにつまらないコースなのかと首を傾げていたところ、数年前に古くなった高速道路を撤去し、清流に戻した清渓川沿いを走るとのことでこれまた納得。途中リタイアのランナー用にコース沿いの地下鉄駅も書かれていて、ニューヨークマラソンなどで有名な脱ぎ捨てた防寒着を生活弱者の方に福祉リサイクルも行うとのことでした。
 受付は前日だけど15:00から17:00、19:00から21:00、22:00から23:00と当日夜入りの選手どころか、最終受付に間に合わなくても電話を入れれば特別の当日の受付も認めてくれるみたいです。外国人の受付はソウル市郊外の交通の便が悪いところと聞いていたので、アドベンチャーを覚悟していましたが、ソウルプラザホテルでスタート地点の目の前のソウルのど真ん中でだれでも行ける場所になったみたいです。
 「ゴール後は外国人参加者専用テントでゼッケンナンバーをお伝えください。ゴール後の案内もいたします」との表記があり、何らかのお楽しみがあるみたいで、楽しみにしています。

オイルチャージの差額分約4000円が戻り、結局全部込みで飛行機券は5万3000円に。来年はホテル代などすべてを含めて一人で5万円以内を目指したいです
 
 今年は走り過ぎたようで右ひざがかなりやばい状態に。最悪、ソウルも東京も不参加を考えています。
◎本番
1日目 3月13日
荷物が多かったのでタクシーで上大岡駅まで行き、直行便で羽田空港へ。約1時間で到着も国際線の乗り場は国内便とは別でバスで移動しなくてはならなく、空港内でかなりの移動時間が発生。神奈川県内なら相鉄バスが主要な駅からリムジンバス出している上、羽田空港内にも格安で国際便利用客の専用駐車場があったらしく、タクシー代は高い授業料に。
 HISで航空券を予約したので成田空港のように旅行会社のブースを探すもすぐに見つからず、警備員の方に聞くと担当が数人しかいないブースがそうであるとのことで、英語のアナウンスが流れっぱなしで、金髪の旅行客がたくさんの海外の雰囲気がする成田空港との差に本当にこれからソウルに行くのかとおかしな感覚に。その上、数年前は何重にも重なった英語のカーボン紙が旅行券だったのが、簡素化でワードを普通にプリントアウトしたような紙が1枚だけで往復の空港券が発行されるシステムになっていてまるで国内旅行。おまけにまわりはピンクのパンフレットを持ったよくしゃべるおば様ばかりで(韓流スターのファンミーティングがあるとのことでした←韓流ファンは三分の一に減ったが熱心なファンが残ったとのこと)、韓国最大のマラソン大会に参加しそうな人はいなく、女性専用車両に間違って乗ってしまったような片身の狭い感覚でソウルに到着。(仁川空港が出来てからは韓国に着いても本当のソウルの中心地まではとんでもなく遠くうんざりしましたが、さすがに地下鉄で30分で中心地まで行ける金浦空港は羽田と東京駅と同じくらい安心できる近さを感じました)大阪便も一緒に到着し、入国審査のところに行くとうわさのとおりウォン安で日本人でいっぱいも地下鉄の駅に到着するといつものとおり日本人はいなくなり、自分ただ一人に。日本人はどこに消えたのか首をかしげながら中心地に到着するとミョンドンや東大門など観光名所ではどういう交通手段を使って移動してきたのか再び日本人の大集団と遭遇。今も昔も日本人ということを悟られないようにする行動がかえって現地のグループにはない集団的行動でばればれでおもしろく感じられました。(←)地下街をびくびく歩いている、道に迷っているなどなど
 夕方、約束していた知り合いと会いましたが、夜に他の約束があるとのことで、数週間前に自分の職場に見学に来た知的障害者施設にお土産を届けて(違うところで詳しく書きます)この日は終了。
 
2日目 3月14日更新
 この日は昔1年間住み込みでお手伝いさせていただいた施設を訪問。自分がお世話になったころはソウル市のはずれだったのが、「冬ソナ」のロケ地で使われたほど自然豊かなところに引越しされたので、途中の駅まで迎えに来てもらい合流し、車で1時間ぐらい掛け到着。いきなりびっくりしたのが、馬で、乗馬療法みたいなことをやっているらしく、日本では国からの規格に近づくのか、どこも同じような施設ばかりで、ありえない上、乗馬療法をやるなら「馬」ではなく「ポニー」のように感じられ、園長先生の突拍子もない発想は今も健在で一安心。自分がお世話になっていたころはかわいいおちびさんだった園長夫婦の子どもさんが二人とも中学生になりでかくなっていて、自分に韓国語を教えてくれたりとありがたい存在だったのに、「記憶にない」といわれこれはこれで大ショック。あんだけかわいかったのが、大人になって人見知りもあり、昔の記憶のままの方が良かったと感じられました。極貧生活を送っていた園長さん家族は近所に平屋の家を持てたそうでそれなりに経済的に進化していましたが、未だに国からの援助はなく、経済的には厳しいとのことで、園長ご夫婦自身も週一回に夜勤をされているらしく、自分が一緒に寝食をともにした方々は25人ぐらいいたのが6人ちかくに減ってしまい、今も続く運営環境の厳しさを痛感させられました。(別のところでくわしく書きます)夕方にソウルの高級ホテルで東亜マラソンの受付があったため、それに合わせ、ソウルへ。近くのバス停まで送ってくれて最終のバス停がどこかの駅とのことで乗っているとチャムシルの近くの地下鉄2号線の駅で150円で日本で言うと横浜から小田原ぐらいまで行けるバス網にもし低床バスなどの導入が進めば、かなりの地方都市の車いす生活者の方々の行動範囲を広がるのではないか、アメリカみたいに長距離バスにはリフトバスの方が良いのかななどいろいろ考えての乗車となりました。10年前はカローラみたいな大衆車ばかりだったのが、ミニバス、ステップワゴン、スポーツカーなどかなり日本みたいにいろんな車種が増えていました(←もちろんカーナビもありました)

 前日に三回あった説明会の2回目に参加。普段は入れない超高級ホテルが会場だったので、セレブ気取りで到着もゼッケンをもらっただけの方が多かったのか、そもそも日本からの参加者が少ないのか、わざわざソウルまで走るために来る方はいないのか、20人もいなく寂しい説明会に。スタートからゴールまでのことを一通りパンフレットにあわせ説明してくださり終了。ゼッケン以外に当日の荷物を預かる紫のビニール袋(エリートランナーと同じ紫色で色で区別されていました。東京マラソンに比べ、一回り小さく、薄かったです)、パンフレット、参加賞の緑色のアシックスのTシャツを受け取りました。日本の旅行会社の日本人社員の対応でした。ニューヨークマラソンみたいにスターと直前まで着ていた防寒着を福祉施設に寄付するチャリティーがあるとのことで、寝巻きで持ってきたユニクロのスウェットではさすがに失礼だったのでミョンドンのホテルに戻る途中に南大門市場(ウォン安で日本人の買い物客が多いらしく、たくさんの日本語が飛び交っていました)に寄り値切って4万ウォンでふだんは絶対に買わないフード付きのジャンパーを一番目立つところにある=ソウルで流行のジャンパーと判断し購入。





左上より)購入したジャンパー。スタート地点で寄付行き。荷物預けの袋、ゼッケンナンバーのシールを貼ります、火災で工事中の南大門、現地表記が南大門、東大門とは別になっていて日本人にはわかりにくなっていました。明日は東亜マラソンで通行止めの電光掲示板、これは日本とと同じでした




3日目 マラソン本番 
 スタート時間にあわせ5時に起床し、6時にミョンドン駅へ。日本の大会みたいに近所の大会だと最寄の駅から何人かのランナーと一緒になり、会場が近づきに連れ、どんどん人数が増えていくように、ミョンドン駅では日本人参加者が数人だったのが、東大門駅の乗換えではいろんな方面からやって来た韓国人ランナーの方々と合流になり、スタート最寄り駅はまるで青梅マラソンの小梅駅みたいな感じで、改札の外ではスニッカーズみたいな小さなチョコレートを大声で売っている方やソロンパスらしき薬品を売っている方々など二本とそっくりでした。途中で何分の電車の何両目という約束をしているらしく、何組のグループの合流を見ましたが、これまた日本と同じで「今日は何分で走るの?」、「今日は抑えて4時間30分」などまったく同じでした。気になったのが、シューズでみんな高そうなシュースを履いていて7割以上がアシックス製でしかも靴底が薄いスピードランナー用のシューズばかりで、実力以上のシューズを履いている方がたくさんいたように感じられました。光化門駅に着き、地上に出ると日本人優先となっている主催の東亜新聞社の本社ビル一階は出口のまん前で(ガードマンの方もいました)中に入ると100人以上の日本人でごった返していて、やっといつものマラソン大会の雰囲気で、スタート地点や時間を過ごす自身がない方用に集団での移動を指揮してくれたりと旅行会社の社員の方たちが活躍をされていました(困ったときに専用テントもきちんとありました)。海外までわざわざフルマラソンをしに苦しみにくるランナーなので、日本からの参加者は初心者の方はほとんどいなく、ある程度自身があるランナーばかりのように感じられました。自分は一人で行動できたので、すぐに着替え、荷物を預けようの紫色の袋に入れ(自分はゴール後すぐに帰国だったので大きなリュックのためか、強引にビニール袋を伸ばしやっと入れることが出来ました←日本人専用トラックがあるため、袋に入らなくても猶予があるようにも感じられました)、トラックに預け(ナンバーカードをチェックされました)スタート地点へ。いつもは片側5車線のとんでもなく広い道路(ソウル駅ー南大門ーキョンボックンを結ぶ本当に韓国でもナンバーワンの道路です)がマラソン大会のために通行止めで、超感動。気温は零下で横浜との温度差は10ちかくもスタート地点の周辺のビルほぼすべてのビルがランナーの暖を取るために一階を解放していてくれ、スタート直前までに大きな道路に出ればよいという心遣いで寒い思いはそれほどしなくスタート時間に。チャリティーを意識してジャンパーなどを着ているランナーは少なく、日本みたいにゴミ袋を着ている方が多く、韓国人の方々は所属グループごとにおそろいの名前入りのタンクトップをきていた以外は日本人と同じ格好で、同化していてソウルの街中以上に日本人・韓国人の判別が難しく感じられました。スタート10分前ほどにストレッチ運動が始まり、ユーロビートみたいな韓国らしい派手な音楽をバックにヨーロッパ風の女子高生の格好をした超ミニスカートの若い女性の集団の登場に韓国人・日本人の男性が超大喜び。内容は普通のストレッチなのに場面、場面でトラックの上にいるうえにスカートがヒラヒラ状態で中身が見えれば見えるほど、男性の興奮状態が増し、、マラソンとは関係ない秋葉原みたいな変な雰囲気(マイクでの呼びかけにも大喜び)に発展すると、今度は今度で男性VS女性のバトルに。トラックはサンブスリーというランナーとして英雄の前の位置にもかかわらず、異様な盛り上がりに残念な感じがしました。(若い女性を起用したのはともかく、大会主催者のジャージではなく、ミニスカートをきさせたことに関しては残念でした)。