○か、×か
 今朝の新聞投稿欄にどちらにもとれる内容の指摘があり、他にも同じようなことはたくさん存在するので正しいか、正しくないかを考えるページとして新しく作ったらおもしろいと感じつくることにしました。法律ぎりぎりだと法律違反では無いけど人間的にそこまでやっていいのかという感情がうまれるのが、この考察を深くさせるような気がします。(法律内だったら何でもやって良い?)
 そういえば車いす駐車スペースを検査後になくしてしまったホテル東横インがまた新しく甲府にオープンしたんですが、法律を守りすぎておもしろい状態になってます。今度紹介します。(昔みたいにアポイントして内部調査をしても面白そうです。それだけびびってます。他のホテル、業界にも一度法律違反をしてしまうと次はがちがちに厳守しなければいけない象徴になりそうです。)
2006年6月30日朝日新聞より
 障害者の差別では
 先日、手話サークルで鎌倉へ日帰りハイキングに行きました。寺院3箇所をまわり、食事を楽しんで帰ったのですが、残念なことがありました。寺院では、障害者と通訳は入場料の減免措置を受けたのですが、うち2箇所で、入場料と一緒に配るパンフレットがもらえなかったのです。タダで入った人には渡せないということでしょうが、聴覚障害者にとって、視覚情報は特に大切です。こんな差別は、おかしいのではないでしょうか?
(東京都江戸川区主婦 50歳)

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 東京デイズニーランドには障害者割引がありません。それはアメリカ式で割引自体が差別で、そのかわりハード面、ソフト面ですばらしいです。「車いすの方が乗車します」などの大声はなく、スタッフは手話みたいなブロックサインでわからないように上手に誘導してくれます。
 今回のは過剰反応で受付の方に言えばただでもらえただろうし、ほとんどのところがご自由にお持ちください形式で山積みになっているところから持っていく気がし、差別ではない気がします。

 鎌倉の学校に通った自分には3箇所が気になります。今は明月院の「あじさい」が旬なため、本命は円覚寺→明月院→建長寺→鶴岡八幡宮?ハイキングコースなら建長寺から天園ハイキングコースで鎌倉宮?可能性が低く北鎌倉からハイキングコースで銭洗い弁天、鎌倉大仏?もっと可能性が低いのが鎌倉から北鎌倉のコース。こちらはきつい登り坂があるので知っている方はまずないです。今度調べてきます。
2006年11月15日更新
「リニアモーターカー建設」
 リニアモーターカーの実験線が11年で3550億円掛けて、約24キロ伸び、全部で全長が焼く44キロになるとのこと。なぜ、こんなに高額なのかは山間部のため、トンネルや橋を多く作らないといけないからみたいなんですが、20年以上前に計画されたのに、今だに実験段階。いろんな技術革新で交通手段が多様化した現代になぜ、いまさらリニアモーターカーなのかなぞです。こんなに短い距離でこんなにお金が必要なら、実際に東京から甲府経由で大阪まで開通させるのにはとんでもない額のお金が必要になる上、新幹線より1編成で運べる人数は少ない上、さっぱりわからないです。新幹線より1時間くらい早く着くだけならそれほど意味もなく、なぜ投資するのでしょうか?お金の違う使い道がたくさんあるように感じられ残念です。
2007年2月18日更新
「老後の夫婦生活で妻は寿命を減らし、夫は長生きに・・・?」
 朝日新聞に久しぶりにおもしろい記事が載りました。調査結果の概要は老後に夫と暮らす妻の死亡する確率が約2倍に高まるが、夫は妻がいると半分以下になる・・・。調査した人は愛媛県のお医者さん。
結論は「夫の依存が妻に負担をかけている一方で、妻に先立たれると夫は身の回りのことを助けてくれる存在を失い、逆に死ぬ危険性が高まる。夫が家事などを覚えて自立することが大切」とのこと。

 記事の内容はこれだけなんですが、女性の方で長生きしたい方は夫と別れろ、男性の方で長生きしたい方は妻ににげられないようにしろというようにユーモア的な話のネタに使える一方、もし女性の方が長生きしたいからといって、別れても、実際にはひとりぼっちで孤独感も発生し、年齢的には長生きでも、人間としての生活の質としては濃いかといえばそうではなく、数字を鵜呑みにはしていけない調度良い題材になるように感じました。こういう記事が載るときは世の中が平和(大きなネタがない)ということです。←こういう記事はいつでも載せられるので後回しにしやすい(cf天気予報、テレビ欄)
2007年3月13日更新
 優秀な盲導犬の子孫を残すため、卵巣や精巣を凍結保存して繁殖させるとのこと。大学教授はこの行為に倫理的な問題はなしとのことですが、よく考えてみると、犬の劣性遺伝を減らすためでなく、人間に都合の良い(盲導犬に都合が良い)繁殖を優先ということで、個人的にはまずい気が・・・。でもそんなことを言ったら根本的に盲導犬自体が人間の奴隷で悪いことになってしまい、なかなか難しく感じられました。リタイアしたアイメイトが元のご主人様と再会したときに起こす行動をみると、奴隷ということばもおかしく、ペットとして捨ててしまう人たちよか、ぜんぜん福祉的には問題なく、いろいろと考えてしまいます。
だからといって、クローン技術で同じ犬を大量生産することはやってはいけないことで、グレーゾーンがとんでもなく広い気がしています。
2007年7月27日更新
 毎日新聞にて。アダルトCS番組が手話の助成金を受けたとの報道。確かに手話で番組内容を知る権利もありますが、対象は一部の男性なので、この使い方より、ニューズや天気予報など日常生活に関わる助成に使うべきなようにも感じられます。だからといって、性の番組という理由だけで、助成から省くのもおかしく、なかなか難しいです。とりあえず、記事を貼らせていただきます

字幕番組等制作促進助成金:アダルトにも助成、賛否両論−−障害者向け手話付き番組に

 ◇健常者と同様、人生楽しんで/ありがたいけど本当に必要?−−CS放送の成人専門局

 CS放送のアダルト番組専門放送局「パラダイステレビ放送」(東京都新宿区)の番組に、障害者向け放送での字幕や手話の経費を補助する「字幕番組等制作促進助成金」が出ていたことが分かった。助成対象番組の審査をする総務省の外郭団体は「手話があり、申請を断る理由はない」としている。アダルト向け番組では初の交付で、放送局は「障害者も人生を楽しんでという趣旨を理解してもらえた」とするが、障害者の中には「この番組に助成金は必要なのか」と疑問視する声もある。【三木幸治】

 毎週金曜日の午後9時からの1時間番組「裸のニュースステーション」で、対象となったのは、女性キャスターが世界の性的な話題を手話を交えて紹介する「裸の手話ニュース」。04年から始めたコーナーで、女性がニュースを伝えながら、徐々に衣服を脱いでいき、約5分間の最後には全裸になる。

 放送局は、昨年7月に助成金交付を独立法人・情報通信研究機構(東京都小金井市)に申請。同機構は審査のうえで、「手話は専門家の指導を受けており正確。聴覚障害者の役に立つ」と判断し、同年10月に交付を決定した。06年10月〜今年3月の間に手話にかかった経費の一部(約15万円)が4月支払われた。今年度分も助成金が交付される見込みだ。

 交付について放送局は「障害者が健常者と同様の生活をし、人生を楽しんでもらうことを考えて放送している。その趣旨を理解していただいた」と話す。機構から相談を受けた総務省情報通信利用促進課は「報道番組に補助を出し、娯楽番組を補助しないという理屈は通らない」という。

 全日本ろうあ連盟の久松三二・本部事務所長は「個人的な意見」としたうえで、「番組に手話をつけることは大変ありがたいが、この番組に助成金を出すのはいかがなものか。他にも手話をつけてもらいたい番組はいっぱいある」と指摘する。

 ◇ニーズ把握に疑問−−放送評論家、松尾羊一さんの話

 視覚・聴覚障害者も楽しめる番組編成は重要だが、CSのアダルト専門放送という限定的な番組にどれだけニーズがあるのか、把握したうえで助成を決めたのか疑問が残る。「障害者への理解」を極端に強調する行為は、裏返せば障害者への差別意識の表れ。(機構が)「助成するのはお堅い番組だけではない」とアピールするため、点数稼ぎを狙ったとも勘ぐりたくなる。

 ◇「生活の質」論議を−−障害者の性を扱った「セックスボランティア」の著者、河合香織さんの話

 健常者と同様に障害者にもある性欲とどう向き合うかについて、日本は欧米に比べて避けたがる傾向が強い。番組に対してどのような感情を抱くかは個人の問題であり、アダルト番組であっても、障害者に番組視聴についての選択の自由があっていい。今回の助成をきっかけに、真に障害者の生活の質を高めるにはどうすべきかを考えてほしい。

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 ■ことば

 ◇字幕番組等制作促進助成金

 身体障害者のための通信・放送身体障害者利用円滑化事業推進法に基づき、93年に設けられた。手話や字幕にかかった経費の半額を上限に助成。交付元は、郵政省所管の通信・放送機構だったが、04年からは同年にできた情報通信研究機構。機構には政府が出資。昨年度までに7万5828本の番組に対して、計41億7961万円が交付された。

毎日新聞 2007年7月9日 東京朝刊

2008年1月12日更新
 道路交通法に視覚障害者の方に関しておもしろい法律があることに気がつきました

道路交通法24条
(目が見えない者、幼児、高齢者等の保護)
第十四条  目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。以下同じ。)は、道路を通行するときは、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める盲導犬を連れていなければならない。
 目が見えない者以外の者(耳が聞こえない者及び政令で定める程度の身体の障害のある者を除く。)は、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める用具を付けた犬を連れて道路を通行してはならない。
 児童(六歳以上十三歳未満の者をいう。以下同じ。)若しくは幼児(六歳未満の者をいう。以下同じ。)を保護する責任のある者は、交通のひんぱんな道路又は踏切若しくはその附近の道路において、児童若しくは幼児に遊戯をさせ、又は自ら若しくはこれに代わる監護者が付き添わないで幼児を歩行させてはならない。
 児童又は幼児が小学校又は幼稚園に通うため道路を通行している場合において、誘導、合図その他適当な措置をとることが必要と認められる場所については、警察官等その他その場所に居合わせた者は、これらの措置をとることにより、児童又は幼児が安全に道路を通行することができるようにつとめなければならない。
 高齢の歩行者、身体の障害のある歩行者その他の歩行者でその通行に支障のあるものが道路を横断し、又は横断しようとしている場合において、当該歩行者から申出があつたときその他必要があると認められるときは、警察官等その他その場所に居合わせた者は、誘導、合図その他適当な措置をとることにより、当該歩行者が安全に道路を横断することができるように努めなければならない。

 1項の視覚障害者の方が盲導犬や杖を持たずに、歩道を歩いていたら、歩きたばこみたいに罰金をとられるのか。視覚障害者の外出を妨げ、こんな法律が必要なのかという感じです。
 2項の()内の例外は聴導犬と介助犬を指しています。
 5は横断の手伝いは当たり前のことで法律にする必要はあるんでしょうか?
なかなかおもしろいです。
2008年1月14日更新
 またまた社会福祉に関する法律関係でおもしろいのを見つけました。

社会福祉法 第15条(福祉事務所に関する法律)

(組織)
第15条 福祉に関する事務所には、長及び少なくとも次の所員を置かなければならない。ただし、所の長が、その職務の遂行に支障がない場合において、自ら現業事務の指導監督を行うときは、第1号の所員を置くことを要しない。
1.指導監督を行う所員
2.現業を行う所員
3.事務を行う所員
《改正》平12法111
 所の長は、都道府県知事又は市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)の指揮監督を受けて、所務を掌理する
 指導監督を行う所員は、所の長の指揮監督を受けて、現業事務の指導監督をつかさどる。
 現業を行う所員は、所の長の指揮監督を受けて、援護、育成又は更生の措置を要する者等の家庭を訪問し、又は訪問しないで、これらの者に面接し、本人の資産、環境等を調査し、保護その他の措置の必要の有無及びその種類を判断し、本人に対し生活指導を行う等の事務をつかさどる。
 事務を行う所員は、所の長の指揮監督を受けて、所の庶務をつかさどる。
 第1項第1号及び第2号の所員は、社会福祉主事でなければならない。


(赤線の部分です)
 よく読むと現場職員は社会福祉福祉主事(福祉系の専門学校や短大大学を出れば取得できます)の必要だけど、事務職と社会福祉事務所長は資格を必要とせずというところが面白く、もし現場上がりの職員だけが福祉事務所長になるんだったら、全員福祉主事を持っているということなんで、なんで福祉事務所長だけが資格がなければいいのかといえば、ずばり「天下り」(←だれでもなれるように)対策です。社会福祉協議会の長も天下りが当たり前で土木関係で市に貢献した人がなったりと福祉畑とはまったく関係ないことはよくあります
2008年2月7日更新
 「ぎょうざ報道」で中国のことがたくさん報道されていますが、少し前にちょっとしたことで大きく報道される「中国報道」に疑問を抱いた方の(今の報道状態を予言するような)投稿が載ったので紹介させていただきます。

2007年12月21日朝日新聞投稿欄「声」より
中国産製品の危険性についての記事を目にするたび、私は一体何を批判すべきなのかと思います。
 批判すべきは中国政府でしょうか。作っている工場に勤める中国の人々でしょうか。それとも指示をしているメーカーでしょうか。問題の所在を明確にしなければ、ただ単に「中国が悪い」という「分かりやすい」見方を植え付けられないか危惧しています

 私は今年の夏、上海から留学してきた女子学生から中国語を習っていました。彼女は「来日してから大学のクラスで友達を作ろうと積極的に輪に入ったが、誰も相手にしてくれなかった」と言っていました。
 また、日本のテレビは中国の悪い部分しか放送しないから見たくないとも言っていました。もし海外の報道で、最近の日本の食品偽装ばかりを報道すれば、我々はどう感じるでしょうか。
 中国製品の問題も、焦点がぼやけたままでは白いものまで黒く見えてしまう恐れがあります。テレビ報道ではもう少し的を絞らないと、ただ偏見を植え付けるだけになってしまいます
2008年2月8日更新

義足は有利か 五輪資格、年明け結論

2007年12月22日12時25分

 障害者の陸上で活躍し、両脚に障害があるクラスの100メートル、200メートル、400メートルの世界記録を持つオスカー・ピストリウス(21)=南アフリカ=が、北京五輪出場を熱望している。焦点になるのは、義足の性能が競技力向上につながるかどうか。技術の進歩から持ち上がった問いかけは、年明けに結論が出る。
写真

北京五輪出場を希望するピストリウス=AP

 ピストリウスは先天的にひざから下がない。カーボン製義足でトラックを疾走し、「ブレードランナー」の異名を持つ。

 アテネ・パラリンピックの200メートルでは、従来の記録を0秒74短縮する21秒97(健常者の世界記録は19秒32)の世界新で金メダル。銀のマーロン・シャーリー(米)がこぼしていた。「彼の義足が長すぎないか? ストライドが大きければ有利だしカーボンの反発力もすごい。人間は機械には勝てない」。今春には、21秒58にまで短縮した。

 今年は一般の南アフリカ選手権にも出場し、400メートルで2位。7月、ローマの大会では一般選手と一緒に400メートルに出て46秒90。北京五輪の参加標準記録B(45秒95)にあと0秒95に迫った。

 国際陸連には「バネや車輪など、他選手より有利になる人工装置の利用」を禁じる規定がある。ピストリウスの義足が規定に抵触するかを見極めるため、国際陸連は11月、ドイツのケルン体育大に本人のほか体格や競技力が似ている一般選手5人を集めてテストを実施した。30ページにわたる調査リポートは18日に国際陸連に届いた。関係者の話では、五輪出場を認めない公算が大きい。

 一方、国際パラリンピック委員会のクレイブン会長は五輪出場に向け、全面支援を公言する。

 「五輪の舞台に立つ扉が開けば、ピストリウスの記録はさらに伸びるかもしれない。国際陸連だけの判断ではなく、より多くの意見を集めた上で結論を出すべきだ」。国際陸連の調査リポートは、1月10日に公表される。

2008年2月8日更新
 認知症のお母様を預けた(入院させた)ことにより、食事方法が直接食べ物を流し込む方式になって悔やまれている女性の方の投稿が載りました。本当は口からの摂取が理想ですが、もし口で食べることになるとその分職員数が必要になるなど職員側や経営者側の観点からお願いしてしまうことがよくあります(夜間のおむつ使用、つばぎの着用など)。本当はこうしなければいけないのに、手抜きではないけど自分の腰を守るため違う方法をしているなど結構あり、なかなか難しい問題です。

2007年12月30日朝日新聞投稿欄「声」より
 「認知症の母を預けて悩む私」
 母の老人ホーム探しに明け暮れた一年でした。要介護4認定の93歳の母は、2月に貧血で入院しました。
 病院から次の行き先を聞かれ、焦るばかり。私たち娘二人も共に病を抱え、とても介護できません。いつ入れるか分からぬ特養ホームや老人保健施設の見学に走り回った後、病院の紹介でホームに入所しました。
 いくらでもお金があればすぐ入れる場所もあるでしょうが、年金暮らしの身にはかないません。弱者切捨て社会を実感しました。
 入院当時、食欲がなかった母は医師の勧めで胃に直接食物を流し込むことに。認知症の本人に確認できませんでしたが、後悔しきりです。入所者の食事時、自分だけ食事が出ないことをどんな気持ちでいるかと思うと胸が痛みます。
 視力が衰え、耳もほとんど聞こえず身体も自由が利かない母。「水がほしい。パンが食べたい」と言う母に、せめて食べる楽しみを与えてやりたい衝動にかられます。本当にこれで良かったのか悩みつつ、今日もホームに向かう私です。
2008年6月19日更新
 近所に新しくオープンしたパチンコ屋の駐車場からホールまでのエレベーターの中にすごく大きな車椅子の写真が張ってあり、なんだろうとよく見ると何回も紹介してきた「空き缶のプルタブを集めて車椅子を寄付しよう」という活動を行っているという告知で、チェーン店全体で活動をサポートしているとのことでした。この運動は対活動効果(車でいう燃費)がすごく悪く、車椅子1台にプルタブが150万缶(1億8千万円分のジュースの空き缶)が必要という気の遠くなるゴールでいくらパチン屋で缶ジュースの消費が多いからといってそう簡単には車椅子の寄付につながらない現状にいつものとおりいつまで続くのかとふっと考えてしまいました。 

↓とてつもない数を集めないといけないため、ここにたくさん書かれています
ヤフー「プルタブ」へリンク


 もしパチンコ屋がやるんでったら、プルタブ集めではなく、店内の全部のジュースをアルミ缶の缶ジュースにして、その空き缶を近所でアルミ缶回収作業をしている障害者の方の作業所に寄付するのが一番地域貢献度はあるわけで、駐車場のはじにお客さんが家庭で飲んだビールのアルミ缶の空き缶の回収ボックスを置いてくれればもっと作業所にアルミ缶が集まるようになり、作業所で働いている方の工賃のアップにもつながり、パチンコ屋の存在価値もあがるという「善の循環」が成立するように思われます。
 純粋に地域に車椅子を寄付したいのなら、おかしになる余り玉を寄付するシステムを作れば、一台分の5万円はすぐに貯まり、簡単に複数台の寄付が可能になるようにも感じています。
 余談ですが、以前にはチョコレートをちかくの養護施設に寄付するため、大きな箱をカウンターに置いてあるパチンコ店やUFOキャッチャーでとったぬいぐるみをお客さんから」集め近くの施設に寄付する活動をしていたゲームセンターも存在していました。今はどこも厳しい経営状態でこういう活動をしているところは稀のように思われます。
2009年12月25日更新
 2年ほど前から読売新聞投稿欄気流を編集された記者の編集後記が掲載されるようになりました。このコメント欄に三大紙として首を傾げてしまうコメントが載ったので紹介させていただきます

2009年11月11日投稿欄気流より
「ツアーに障害者 迷惑ですか」
 家族三人で日帰りツワーを申し込み、出発を楽しみにしていたところ、旅行会社の方から、遠慮していただけないかという電話を受けた。
 私たち夫婦には重度知的障害の次女がいる。この会社のツアーには以前も参加したが、会社側で参加者のアンケートや添乗員の話を聞いたところ、「あー、あー」と騒ぐ次女は迷惑とのことだった。
 私たちはいつも「大声を出して迷惑をかけますが、よろしくお願いします」「お騒がせして申し訳ありませんでした」と声を掛けている。励ましてくれる人も多かったが、一部の人には迷惑がられていたと改めて認識した。
 親として少し甘かったとは思う。だが、それでも「やはり迷惑ですか?」と聞きたい気持ちだ。「旅行に行くからね」と声を掛けると、次女はリュックを持ってくる。次女を思うと、今回の件は涙が出た。

これに対しての読売新聞記者のコメント
 この会社によると、以前の旅行で次女の方が大きな声を出し、ほかのお客さんの迷惑を考えると今回申し込みを断ったのはやむをえない判断だったということでした。ただ重度の知的障害者をかかえる親御さんの気持ちもわからないではありません。難しい問題です。
 

*知的障害者の支援を仕事をしている自分には記者さんには毎回申し込んだ旅行で一緒になる確率は低く、「拒否されるのは仕方がない」的なコメントでなく、障害者のご家族と一緒になることも心がけてなど「みんなで受け入れましょう」的なコメントをして欲しかったです。知的障害者の子供さんを持たれたご家族の旅行に関しての特集記事に発展することを期待します。