活動報告040314


大井川町海岸の清掃に参加しました。             2004/03/14
空き缶、空きビン、エトセトラ。
 藤枝労働者福祉協議会が毎年行っている社会貢献活動で、今年は大井川町の海岸沿いにある保全林のゴミ拾いを行いました。私も午前中の2時間程度参加してきましたが、意外なほどゴミが多いのに驚きました。場所は、海岸から100m程陸に入った防風林のなかで、遊歩道とちょっとしたアスレチックの遊具などがあるところですが、一見したところそんなにゴミが捨てられているようには見えませんでした。

 こういったゴミ拾い活動をしているといつもそうなのですが、始めはこれといったゴミもなく、小さなゴミを拾っては「無いなぁ〜」などと言いながらスタート。基本的には森の中なので、どこからか飛んできたビニール袋などが時々ある程度でしたが、甘かった。

 数百メートルおきに海に向かう小径があるのですが、その脇に空き缶を発見。目立ちませんでしたがその辺りを探してみると、次々といろんなゴミが出てきました。まず多かったのがやっぱり空き缶。錆びて朽ち果てそうなものから真新しいものまで様々。中には同じカンがまとめて何本も捨てられていたり、似たようなお弁当箱がいくつもあったりと、集団で捨てたと思われるゴミもチラホラ。

 そのうち、何に使うのかよくわからない石のヒーターのようなものがペアで出てきたり、電気ポットや割れた湯飲みなど様々出てきて、あっという間に大漁(?)になりました。その中で、気になったゴミが1つ。プラスチック製の子供のオモチャが出てきたときに感じたのですが、きっと持ち主の子はこのオモチャを大事にしていたんだろうなぁということ。子供の字で名前が書いてあり、その子のオモチャへの愛情が感じられました。

 どういう経緯でそのオモチャがそこにたどり着いて来たかはわかりませんが、モノを大切にする心を最後まで持ち続けて欲しいなぁと思いました。でも、それにはまず大人が範を示さなければなりませんよね。環境や資源の面に加えて、モノを大切にする「心」を育てるという面からも、ゴミのポイ捨て、なくしていきましょう!