現場主義活動〜お茶摘み一日体験〜 2004/05/02 | |
仲間に入れていただきました。 |
静岡県は、言わずと知れたお茶所。特に私の住んでいる県中西部は大井川を中心に、川根茶・金谷茶・藤枝茶・島田茶など全国的にも有名なお茶を生産している茶産地です。県内でも旧清水市(現静岡市)の両河内地区など良質なお茶を産出するところはあちこちにありますし、県外でも鹿児島県などお茶生産に力を入れている地域は沢山あります。ただ、いずれの地域でも後継者不足の問題や、安い中国産との競争など、様々な問題を抱えています。
お茶と言えば、「カテキン」に代表されるように様々な優良成分を含む、極めて優れた健康増進飲料であることはご存知の方も多いと思います。しかし、ここ数年、ペットボトル入りのドリンク茶は消費が拡大しているものの、リーフ茶の消費は伸びていません。「お茶を入れる」ということが手間なのか、特に若い世代の家庭での茶葉消費が落ち込んでおり、それが国内のお茶農家の方々の不安の種です。 また、中山間地においては傾斜地の茶畑が多く、機械化が進まないためコストを下げられず、後継者不足も深刻化して、地域社会そのものが弱体化するなど深刻な問題になっている地域もあります。そのため、各地で様々な対策が練られておりますし、農家の方々を先頭に地域の行政や国も様々な支援を行っております。私自身も農家の方や茶商の方々と色々と意見交換をしてまいりました。 が、しかし・・・。 なんといっても私自身一度も茶摘をしたことがないままでは理解できないことも多く、今回、支援者の方にお願いをして、丸一日茶摘の体験をさせていただきました。たった一日体験しただけで茶業を理解できるとは考えていませんが、一日中作業を手伝わせていただきながら、現場で多くの生の声を聞かせていただき、本当に勉強になりました。今後も、現場に身を置き、現場を体験しながら、現場も方々のお話を聞かせていただく「現場主義活動」を続けていきたいと考えていますので、「うちの現場に来い!!」という方、ご一報をお待ちしております。 |
緑茶割のススメ |
静岡県など茶所にお住まいの方々は当然ご存知だと思いますが、焼酎を緑茶で割って飲む「緑茶割り」はお勧めです。これは、ちゃんとリーフ茶で入れたお茶で焼酎を割るもので、どういうわけかペットボトル入りのドリンク茶で割ってもおいしくありません。簡単ですし、身体にも良いので、是非、今晩でもご自宅でやってみてください。ついでに、居酒屋さんなどでも「緑茶割り」を頼んでみてください。茶所以外ではメニューにないと思いますが、「リーフ茶で入れたお茶で焼酎を割ると美味しいよ」と、お店の人にも勧めておいてください。 日本中どこでも美味しい緑茶割り焼酎が飲めたらうれしいなぁ・・・。あ、これは私の個人的な願望です。失礼致しました。。。 |