活動報告10


民主党代表選挙への取り組み         2002/8/23
代表選についての私自身の考え
 9月の23日、民主党の代表選挙が行われます。現在の所、現職の鳩山由紀夫代表の他、菅直人幹事長、横路孝弘元副代表、中野寛成副代表、前原誠司幹事長代理、野田佳彦NC行政改革担当大臣などが意欲を表明しています。

 マスコミなどでは党内がバラバラであるとか、ポストほしさに乱立してまとまりがないなど、批判的な報道が多くなされていますが、皆さんはどうお感じでしょうか。「自民党では若手の候補者なども1人に絞ってから立候補する」などと言って、それが正しいかのように解説する記者もいるようですが、私が思うに、その方が不自然ではないでしょうか。

 民主党のなかでは、自民党のような派閥がありませんから、当選回数の少ない若手議員であっても、はっきりと正論を述べることが出来ます。そして、日本の政治を根本的に改革していくには、今の民主党もまだまだ変わらなければならないと考えています。勿論、会期中には当面議論しなければならない法案がありますし、自分達でも数十の議員立法を作成・提出していますから、党内運営などを議論している時間はほとんどありません。

 ですから通常国会が閉会した今、これまで不十分だった党内改革の議論に時間をかけております。今回の代表選では、民主党自身の力の不足している点や、国民に対するアピールが下手な点など、反省すべき点を反省し、新しい民主党を作るべく多くの所属議員が議論をして参りました。その中で、とくに若手の議員が手をあげて、当選回数に関係なく若手議員の責任を果たそうとしたため、結果として若手だけで4名もの議員が手を挙げた事になったわけです。

 ですから、森さんが自民党の総裁に選ばれたときのように密室で少数の人間による談合で候補者を決めるのではなく、まずは志のあるものが手を挙げ、政策や目指すべき日本のビジョンなどを示した上で、若手の候補者の一本化を図る作業をしてきました。先日、野田氏と松沢氏の統一が合意され、現在は前原氏と野田氏との間で最後の議論が行われているところです。

 私は、今回の代表選で必ず若手の候補者を一本化し、新しい民主党を若手の責任で創っていかなければならないと考えています。マスコミや、一部の若手有志議員の中には若手候補の一本化は不可能であるとの意見も多く出てきました。しかし、私はもう少しの時間をかけてでも、国民から見て分かりやすい代表選にするためにも、この若手一本化を諦めずに努力して参ります。来週中には最終結論を出したいと考えておりますので、もう少しお待ち下さい。間もなく、具体的な政策も含め、若手ならではの新しい日本のビジョンを示して参りますので、是非ご期待下さい。