静岡政治スクール「政治の場で男女共同参画」 2002/2/28 | |
政治スクールにパネラーとして参加 | |
静岡市内で民主党男女共同参画委員会の企画として、「静岡政治スクール 政治の場で男女共同参画 〜あなた 出番ですョ!!〜」が開かれました。細野豪志衆議院議員、榛葉賀津也参議院議員、それに私、津川祥吾衆議院議員の3人がパネラーとなり、約40人の参加者と共に、現在の国政状況や市民の政治参加の意義などについて、2時間ほど討論しました。
現在、国会でも地方議会でも、圧倒的に男性議員が多いのが現実です。例外的に男女比が50:50に近いところもありますが、なかなか女性議員が増えていないところがほとんどです。本来の性差から考えれば、男女の議員数が、これだけアンバランスになるのは不自然です。他の分野でもそうですが、不自然な人材配置は「適材適所」の観点からみても不利益は明らかであり、女性の進出を妨げる何らかの障害があるなら、早急に排除しなければなりません。 ある専門家によると、女性に対するアンケート結果として、数年前までは「女性の社会進出が進まないのは、女性の自覚の問題だ。」との回答が多かったものが、最近では「男性中心社会の構造的問題」と答える女性が増えてきたそうです。私自身も地元を回っている時、「国政選挙の候補者が女性だと、その政党はここの選挙区で勝つ気がないのではないかと感じる。」と、ある女性に言われたことがあります。社会全体がある種の先入観を持ち、女性の社会進出を阻んでいるのかも知れません。 あたかも数あわせとして、女性議員や女性閣僚の数が評価されているようでは、日本の男女共同参画は進んでいないと言わざるを得ません。確かに選挙に立候補するには相当のパワーが必要ですし、周囲の理解と協力が不可欠なので、私たち一般市民が立候補し選挙に勝つことは容易ではありません。現状は、女性にはなお厳しいのもでしょうし、特に若い女性などは誹謗中傷を受けることもよくあります。結果として、選挙区ではなく比例代表で当選する女性議員が多いのも事実です。 しかし、そんな社会を変えていくためにも、誰かがパイオニアとなるとこが必要です。市民感覚を持った多くの方々が議員になることは、これからの改革には必須だと思います。もっともっと女性や若者が政治の場に挑戦していただけるよう、民主党としても今後も取り組んで参ります。 |
|
今後の予定
静岡政治スクールは、第2回:3/9 講師:森屋祐子 スペース・フィフティ代表、第3回:4/13 講師:山口みつ子 (財)市川房枝記念会常務理事、第4回:5/11 白鳥浩 静岡大学助教授、第5回:6/8 円より子 ニコニコ離婚講座代表。
|
参加費無料。保育あり。詳しくは、民主党静岡県総支部連合会 054-255-1122 まで。 その他、東京になりますが、DPJウーマンサポートパーティーが開催されます。日時:2002年3月13日(水)18:30〜20:00、会場:東京會舘ロイヤルルーム12F ゲスト:林 真理子氏 会費:10,000円 鳩山由紀夫代表や羽田孜特別代表、菅直人幹事長、鎌田さゆり男女共同参画委員長ほか、多くの男女衆参議員が参加する予定です。私も出席します。 詳しくは、民主党DPJウーマンサポートパーティー実行委員会(03-3595-9988)、または、津川しょうご事務所(054-637-1117)までお問い合わせください。 |