Q&A (2002年9月17日開設)


 2002年7月18日にヤフーに登録されてから、毎日、大勢の小学生や中学生、大学生や一般の方からご質問が寄せられました。すべての質問者にご返事を出しました(なかにはわからないものもありました)が、ご質問のなかから皆様の参考とするため、Q&Aとして掲載することにしました。



Q1.(愛媛県宇和町の小学3年生・千葉県我孫子市の小学3年生・神奈川県厚木市の小学4年生・東京都葛飾区の小学5年生・静岡県焼津市の小学6年生・愛知県名古屋市の中学1年生からのご質問)

 なぜ、地球に海水ができましたか。なぜ、海の水には塩が含まれていますか。なぜ、海の水は塩からいのですか。


A1. 地球が誕生してから海ができあがり、現在の地球が形成されました。
 詳しいことは、財団法人塩事業センターのホームページhttp://www.shiojigyo.com/etc/history01.htmlをご覧ください。
 なお、このホームページはリンクしていませんので、http:以下をコピーして、この画面の上側にあるアドレス(D)のところに張り付けてリターンキーを押すと、目的のホームページへいくことができます。

 

Q2.(小学4年生・熊本県熊本市の小学5年生からのご質問)

 塩水はなかなか凍らず、早く溶けるのはなぜですか。なぜ塩は温度を下げることができますか。


A2. ふつうの水であれば、0℃で凍って氷になりますね。しかし、水に塩を入れてかき回してから冷凍庫に入れると、0℃で凍らない性質になります。濃い塩水になると、−21℃で氷になります。こういう性質を利用して、雪のたくさん降る地方では、自動車のスリップ事故を防ぐため、道路に塩をまくことがあります。塩が道路の表面の雪とまじりあって塩水となり、道路を凍りにくくするためです。



Q3.(静岡県沼津市の中学1年生からのご質問)

 夏休みに「氷」と題した理科の自由研究をしました。いろいろなものを凍らす実験をしましたが、そうめんつゆとしょうゆが凍りませんでした。そうめんつゆとしょうゆの共通した原料は、塩化ナトリウム・アミノ酸・クエン酸カルシウム・炭酸カルシウムとありますが、なにが原因で凍らなかったか、教えてください。


A3. 原因となるものは、塩化ナトリウムです。あとは上のA2.と同じです。



Q4.(小学5年生からのご質問)

 天日で塩をつくりたいのですが、どうすればいいか教えてください。


A4. 実験的に天日で塩をつくる方法として、シャーレのような底の浅い容器に海水を入れ、窓際のように直射日光が当たるところに長時間置いておけば、水が蒸発して塩の結晶ができます。



Q5.(京都府舞鶴市の中学1年生からのご質問)

 天日製塩は、日本では湿気があるのであまりこの方法が使われないそうですが、伊豆大島などで行っているところもあると聞きました。そのほかにどこでおこなわれていますか。


A5. 日本で天日製塩を行わない理由は、湿気があるからではなく、雨の日が多いからであり、夏の季節以外、太陽熱がそれほど強くないからです。
 瀬戸内海沿岸には、遠浅の海浜があり干満の差も大きいので、昔から入浜塩田で海水の塩分濃度を濃縮して鹹水かんすいをつくり、釜屋で煮つめて塩をつくっていました。いっぽう、日本海沿岸では、干満の差があまりないので、揚浜塩田で海水の塩分濃度を濃縮して鹹水をつくり、釜屋で煮つめて塩をつくっていました。
 明治38年(1905年)6月、「塩専売法」が施行されてから、全国にあった効率の悪い塩田が廃止され、効率のいい塩田が存続するようになり、結果として、瀬戸内海沿岸の入浜塩田が残りました。その後も昭和4年・5年、昭和33年・34年の2回、大規模に塩田が廃止され、昭和47年(1972年)に残った塩田すべてが廃止され、現在のイオン交換膜透析装置に替わりました。この方法を使用する製塩企業は7社です。
 ご質問の伊豆大島などで行われている天日製塩などは、最近、小規模に行われるようになったもので、今まで行われた塩業とは異なり、自然塩でいかにも付加価値があるかのように宣伝して高い価格で販売しています。実際、こういう業者は何社かあるようですが、詳しいことはわかりません。



Q6.(京都府舞鶴市の中学1年生からのご質問)

 塩湖として有名なものを2、3教えてください。


A6. @イスラエルの死海、Aボリビアのウユニ塩湖、B米国のソルトレイク(冬季オリンピックのあったソルトレイクシティーにある)などがあります。



Q7.(中学1年生からのご質問)

 岩塩はどのようにしてできますか。また、岩塩は、何色ですか。


A7.  @ 海岸付近の土地が地殻変動によって盛り上がり、海水が陸地に閉じこめられる。
  A 閉じこめられた海水が蒸発して塩分濃度が濃くなり、やがて塩の堆積層ができる。
  B 塩の堆積層の上に土砂が積もり、塩の層は岩のように固くなり、岩塩ができる。
 このようにして長い年月を経て岩塩ができるので、岩塩には、塩の堆積層に含まれる不純物が入っています。もともと塩の結晶は無色透明ですが、塩の結晶が乱反射して塩の結晶が白く見えます。岩塩の場合、不純物によって岩塩の色が変わってきます。たとえば、ポーランドの岩塩はオレンジ色がかったり、イギリスの岩塩は灰色がかったりしています。



Q8.(香川県高松市の中学2年生からのご質問)

   
 香川県で最初に塩作りがされたのは、鎌倉時代末期の古浜塩田ですか。また、塩についての詳しいサイトを知っていましたら教えてください。


A8. 1番目のご質問ですが、香川県で最初に塩づくりがおこなわれたのは、そうではありません。縄文時代から弥生時代になって稲が栽培されるようになり、人は塩を食する必要が生じました。塩づくりの原料は、海水ですから、海水を器に入れて煮つめさえすれば、塩ができます。この塩づくりは、「土器製塩」といわれます。香川県の土器製塩の遺跡として、直島諸島や坂出市の高屋遺跡・なかんだ遺跡などがあります。
 あなたのいう古浜は、高松市福岡町にあった古浜のことでしょうか。私がもっている資料=『香川の塩業の歩み−塩づくりの歴史−』(平成3年・日本たばこ産業株式会社高松塩業センター発行)167頁によると、この古浜は、元禄元年(1688年)に築造されましたが、創始者は不明となってます。なお、日本たばこ産業株式会社高松塩業センターは、塩の法律である「塩専売法」が5年余り前に廃止されたことにともない、廃止されました。もともと日本専売公社で塩専売業務をおこなっていましたが、日本専売公社が日本たばこ産業株式会社に民営化し、同社に塩専売事業本部がありました。その時代、四国には、高松塩業センターと徳島塩業センターがありましたが、全国の塩業センターが廃止となりました。「塩専売法」の廃止と同時に、新しく「塩事業法」という塩に関する法律が施行され、日本たばこ産業株式会社塩専売事業本部から財団法人塩事業センターに組織替えとなりました。
 また、日本たばこ産業株式会社高松塩業センターには、多くの塩業に関する史料や製塩用具等が保存されていましたので、同センター自身で塩業資料館をつくり、坂出市へ建物と展示資料や史料など一切を寄贈しています。現在の香川県坂出市立塩業資料館がそうです。
 2番目のご質問の塩に関するホームページは、次のとおりです。
    たばこと塩の博物館  http://www.jti.co.jp/Culture/museum/WelcomeJ.html
    財団法人 塩事業センター http://www.shiojigyo.com/
    社団法人 日本塩工業会 http://www.sio.or.jp
 なお、これらのホームページはリンクしていませんので、http:以下をコピーして、この画面の上側にあるアドレス(D)のところに張り付けてリターンキーを押すと、目的のホームページへいくことができます。



Q9.(神奈川県横浜市の中学3年生からのご質問)

 夏休みの実験で、塩水・酢・砂糖水・水に十円硬貨を入れてさびの進み具合を調べようとしたところ、塩水と砂糖水では硬貨が錆びずに硬貨がきれくなりました。なぜですか。


A9. 実験に十円硬貨を使ったところに原因があります。十円硬貨は銅でできていますね。また、水は電気を通しませんが、塩水は電気を通します。塩水の中では、塩、たとえば、塩化ナトリウムの場合、塩素イオンというマイナスイオンとナトリウムイオンというプラスイオンに分かれています。そこへ銅を入れると、銅の表面にある銅イオン(プラスイオン)は、塩素イオンとくっつくようになるので、銅イオンが塩水の中へ移動していくようになります。その結果、銅の表面がみがいたようにきれくなります。
 十円硬貨でなく、鉄製のもので実験してみたらこういう結果にならないで、目的の錆の実験ができると思います。それから、砂糖水の場合についてはよくわかりません。



Q10.(富山県福岡町の小学3年生からのご質問)

 海水から塩を作ってみました。お鍋で煮るのと、天日で乾燥する方法で作ってみました。自由研究のまとめにこの二つの塩と食卓塩を形や色、味などくらべてみました。味はどれも同じ感じで、あまり違いがないように思いました。ほかにこの塩を比べる方法や実験があったら、教えてください。
 あと、作った塩を小さい密閉容器にいれてあるのですが、天日の塩がすぐに湿ってべったりします。湿らせない方法を教えてください。



A10. よくがんばりましたね。この違いをみる一つの方法として、学校の顕微鏡で塩を観察してみたらどうでしょうか。
 市販されている塩の結晶は、サイコロと同じような立方体(むずかしいことを言ってごめんなさい)の形をしていません。サイコロの形がくずれた状態になっているようです。やはり、顕微鏡で見た形の違いをみてみることをオススメします。
 それから、海水を煮てつくった塩と天日塩の味の違いは、ほとんどないと思います。
 少しむずかしくなりますが、海水を煮つめると、塩すなわち塩化ナトリウムが結晶になったあと、ニガリの主成分である塩化マグネシウムも少し結晶になります。
 天日塩のつくり方は、シャーレみたいな底の浅い容器に海水を入れて、太陽がよくあたるところに置いておくと、水分が蒸発して天日塩ができます。天日塩の場合、塩化ナトリウムだけでなく、ニガリの主成分の塩化マグネシウムも結晶になっています。その結果、天日塩には、海水を煮つめてつくった塩よりも多くの塩化マグネシウムが含まれています。
 また、塩化マグネシウムを含んだ塩の特徴として、空気中の水分とくっついてベトベトした状態になります。天日塩の方が湿った状態になることから、こちらの方により多くの塩化マグネシウムを含んでいることがわかります。
 実は、世の中に「食塩」が登場するまでの塩には、この塩化マグネシウムが多く含まれていましたので、長時間置いていたら空気中の水分を吸い込んで、塩がベトベトになり、塩の入った袋の下に水分(実はニガリ)が落ちていました。戦前は、このニガリを使って豆腐を作っていたそうです。
 天日塩の湿りをとる方法として、フッ素加工したフライパンなどでって水分を完全に蒸発させればいいと思います。電子レンジで水分を蒸発させることもできると思います。



Q11.(富山県富山市の中学1年生からのご質問)

 夏休みの自由研究で海水から塩をつくりたいと思います。最初にできる硫酸カルシウムは食べたら毒でしょうか。


A11. 海水を煮つめた場合、最初に析出する硫酸カルシウム(石膏)は非常に少ない量ですので、あまり気にしなくてもいいかと思います。
 海水を煮つめて塩をつくる場合、まず、成功することが大事ですので、硫酸カルシウムのことは無視して塩づくりをしてください。ただ、気をつけることは、言うまでもなく、きれいな海水を確保することです。



Q12.(神奈川県大磯町の中学2年生からのご質問)

 夏休みの宿題で塩づくりをしたいのですが、僕は海水から作る方法でやろうと思いますので、教えて下さい。
 @ ボーメ比重計で最初に計る目的は何ですか。
 A ボーメ比重計はどこで買えるのですか。

  

A12. ボーメ比重計は、海水や鹹水かんすい(塩分濃度の濃い塩水)などの塩分濃度をはかるために使用します。このホームページ「塩の世界」の中でもご説明していますが、ボーメ比重についてはこちらをご覧ください。
 ボーメ比重計は、度量衡店の専門店で”塩用のボーメ比重計”と指定して購入してください。現在でも醤油づくりの業者やうどん屋さんなどが購入しているそうです。値段は、1,000円ぐらいだったと思います。
 海水を煮つめる前にボーメ比重計で塩分濃度をはかってみてください。
 また、海水を煮つめている途中(海水が半分ぐらいになったころ)、コンロからおろしてよく冷ましてから、塩分濃度をはかってみると、どれだけ塩分濃度が濃くなっているかわかると思います。



Q13.(神奈川県大磯町の中学2年生からのご質問)

 この間はありがとうございました。ボーメ比重計が見つかりました。ところで、これから実験することで、なにか注意することはありますか。あったら教えてください。


A13. せっかくボーメ比重計を購入されたので、海水の比重や水道水の比重をはかってみましょう。
 また、海水を煮つめて半分ぐらいになってから、コンロからおろし、十分冷ましてから、ボーメ比重計で比重をはかってみたらいいと思います。ボーメ比重をはかるときは、このホームページ「塩の世界」で実験しているように、500ccのペットボトルを利用するといいと思います。
 それから、ご質問の実験に際して何か注意することはないですかということですが、いろいろとあります。
 @ まず、海水を採取するところは、汚染や生活排水のないきれいな場所で、危なくないところでおこなってください。
 A 次に、海水を煮つめるものとして、いちばんいいのはやはり土鍋だと思います。アルミ鍋や鉄鍋だと、煮つまってきたときに塩が焦げる恐れがあるからです。
 B 私の実験では、海水を煮つめていると、石膏が析出してくるから除去しましょうとしていますが、はじめておこなう実験ですから、まずは、実験を成功させることに主眼を置いて、石膏の除去については無視してください。何回か実験をして経験を積んでから、石膏を除去するようにしてください。
 C 煮つめる海水の量を計量カップなどで何ccあるか測っておくことが大切です。
 D たとえば、海水を1000cc=1g煮詰めるということにしましょう。海水が10分の1にまで蒸発して100ccになってはじめて塩ができてきます。ですから、あらかじめ、海水が10分の1になった場合、土鍋のどのくらいの水位になるか、水道水を入れて印をつけておくとよくわかります。
 E 海水を煮つめる前に、耐熱ガラスコップなどにコーヒーフィルターを輪ゴムでとめて、ろ過器の準備をしておくと、あわてずにすみます。
 F いよいよ海水を煮つめる実験をおこなうことになりますが、よく観察をしやすくするために土鍋のフタをしないで煮つめるといいと思います。
 G 水分が蒸発していくと、土鍋の水面のところに白いもの(塩)ができてきます。それをお玉杓子でとってなめてみてみると、塩からくなっていることがわかると思います。土鍋の縁についた白い塩は、お玉杓子で土鍋の中の海水をかけて溶かします。
 H 海水が10分の1近くに減少してくると、火山の爆発みたいに時折、海水の噴火がありますので、あまり土鍋に顔や手を近づけないようによく注意して観察してください。
 I 海水の中にだんだんと塩の結晶ができてきます。ここでは、完全に煮つめないことが大事なポイントです。ある程度、海水が残っている状態で、コンロの火を止めて、お玉杓子ですくい取り、先に用意したろ過器に入れてみてください。
 J 最初は、水っぽく見えていてもだんだんと、コーヒーフィルターの下に液体が落ちていくと、塩が姿をあらわしてきます。
   コーヒーフィルターの下に落ちた液体は、塩化ナトリウム(塩)や塩化マグネシウムなどのニガリです。このニガリが豆腐をつくるときに使用するものです。
 とにかく、ヤケドに注意して実験をしてみてください。
 実験をおこなったあと、このホームページを見ていただければ、いろいろと納得できるところが増えると思います。



Q14.(神奈川県大磯町の中学2年生からのご質問)

 こんにちわ。この前はいろいろと教えてくださってありがとうございました。実験は、1リットルの海水で行ってみました。うまく塩を取り出すことができました。実験をして、いくつか疑問に思ったことがあります。自分でも調べてみたのですが、はっきりしないので質問してもいいですか。どうして沸騰させて先にでるのが石膏だとわかるのですか。なぜ10分の1に海水が減った時に、塩化ナトリウムだと分かるのですか。両方を乾燥させて、比べてみても僕には、味も形も同じように思えます。違いが分かる方法が何かあるのでしょうか。よろしくお願いします。


A14. まずは、塩づくりの成功、おめでとうございます。
 海水を煮つめて塩をつくるわけですが、観察していると、いろいろな疑問がわいてくるのは、I 君が一生懸命やっているからだと思います。I 君が疑問に思うことはよくわかりますが、I 君がわかるように説明することは非常にむずかしいことでもあります。海水を煮つめていくと、その塩分濃度により海水から析出(結晶して目で見える)する結晶については、このホームページ「塩の世界」の「海水から析出する結晶とニガリ」でも書いているように、その順番が決まっています。
 最初が石膏(硫酸マグネシウム)で、海水が10分の1になってから、塩化ナトリウムが結晶しはじめます。これは、海水を煮つめていったときの現象ですので、いつでも起きることなのです。たとえば、磁石は、陽極と陰極ではひっつくのに、陽極同士や陰極同士ではどうして反発するのかと聞かれるのと同じように、それも一つの現象だからです。
 今の時点では、どうしても納得いかないと思います。しかし、それは今の時点では仕方がないことだと思います。この疑問については、いつまでもどうしてかな?と思っておいてください。もう少し、年数が過ぎて、対数のグラフや高校の化学などの学習をするようになったら、私が言おうとしていることがもっと理解しやすくなると思います。どうしてだろう?と疑問に思うことが、一つ一つ理解していくことにとっては大事だと思うからです。
 また、I 君の実験で、「両方を乾燥させて、比べてみても僕には、味も形も同じように思えます。」とありましたが、おそらく最初に析出したのは、石膏だけでなく、塩も混ざっていたのでないかと思われます。海水が沸騰してくると、海水が10分の1になる前でも海水が蒸発して少し減った段階で、土鍋の縁に塩が析出してきます。この塩にお玉杓子などで海水をかけて溶かしてやらないと、いつまでも塩として土鍋の縁にひっついたままになります。また、1リットルぐらいの海水では、析出する石膏の量はほんの少しで、見た目として濁ってきたかなという程度です。塩が析出してくる前に、ガスコンロから土鍋をおろし、別のボールにふきんやクッキングペーパーなどでおおい、その上から土鍋の海水を注ぐと、ふきんやクッキングペーパーに白いものが残ります。舌で味わうより、手でさわってみると、その違いがわかります。石膏はヌルッとした触感で、明らかにザラッとした塩とは違うことがわかります。


 

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