はじめまして。カスタムナイフメーカーのbuttと言います。(^_^)/~

どこに住んでるの? 九州は福岡県在住です。仕事の合間をぬってシコシコとナイフを作っている
パートタイムナイフメーカーです。(^_^)v

どんなナイフ作ってるの? 主にフォールディングナイフを専門に製作しています。最近はマーブ
ルスやシェフィールドナイフのマルチブレードに魅力を感じ、試行錯誤の状態で挑戦しています。

ナイフづくりのコンセプトは? 機械力だけではできないナイフ、手作業(特にヤスリがけ)が
ものをいうナイフをつくること。さらに、人が作りたがらない手間のかかるナイフをつくること。

      従って、フォールディングナイフの製作本数は年間5〜6本。

他に趣味は?  鮎釣り。 キャリアはナイフより古く、覚えて18年になります。夏はどうしても気温の関係でナイフ製作のペースが遅くなります。その間、せっせと球磨川に通っています。(^_^;)











 ナイフとの出会い

小学校時代はお小遣いで買った肥後の守で、その辺の木や枝を切っては剣もどきを作って遊んだり、鉛筆削ったり(時々 自分の指も切ったり。。。)しながら、自然と刃物に親しんでいました。
ボーイスカウトのころ(懐かしいなあ........)どうしても欲しい登山ナイフ(今でも持っています。)を金物店で購入したのを思うと、すでにこのころからナイフに関わっていく下地があったんでしょうねー。


 ナイフを作り始めたきっかけ

ある時、足の手術のため入院を余儀なくされ、退屈しのぎのつもりで月刊outdoorを買いました。
 特集が「自分でつくるアウトドアグッズ」で、その1つにあの相田義人氏の作る3インチセミスキナーが掲載されていたんですねー。。。。写真で見ても素晴らしいものでした。 それまでカスタムナイフの存在は本などで知ってはいましたが高額で別の世界のナイフでしたね。

 しかし、その特集を何回も読んでいくうちにだんだん自分で作ってみたいという心境になり、とうとう県内にある銃砲店(ナイフも扱っている)に病院から抜け出し,足にギプスをしたまま、車を飛ばしました。(^_^;) 
まずはキットナイフから初めては、という店主の言葉でGサカイのスタッグハンドルのシースナイフを購入。

 買ったもののまだ入院中の身。でも一刻も早く作りたーーい。そのころは自宅のへの帰宅も許可が出ていたので、家である程度組み立てて、病院では消灯のあとスタンドの明かりをたよりにシコシコとペーパーがけ。隣の人が不審に思い、「なにしてんの?」 「ナイフ作ってる。」   なんと私のナイフ製作第1号は病院の中で生まれたのです。  

今から6年前のことです。                                             

     フォールディングナイフとの出会い
     
  ある時、知人が「フォールディングは作れないか」と聞かれたとき、フォールディングナイフは全く未知の次元で捉えていましたので、いつかは作ってみたいという強い衝動に駆られました。フォールディングはナイフメーカーの憧れでもあります。フォールディングナイフが作れる人はシースナイフは作れますがその逆はないからです。

 自己流でナイフ製作を続けていましたがいつかはプロレベルの人に習いたいと思うようになり、前述の銃砲店主に尋ねました。そしたら県内に倉本さんという方がおられるということでした。近々ここの店で原幸治ナイフ展示会があり、その人も来訪するので紹介してあげようということになりました。 その時、なにかその方との運命的なものを感じたのを覚えています。その日が来るのを楽しみにしていました。もちろん、原さんのナイフを直にみれるということはいうまでもありません。

 そして会ってすぐ、倉本さんは「ほれ」と言って、1本のフォールディングをポケットから取り出し私に見せてくれました。そのナイフはフロントロックタイプでハンドル材MOP、ボルスター部分にはターコイスが張られており、今までに見たことないようなとても綺麗なものでした。 また、ロックバーとブレードの継ぎ目がほとんどわからないぐらい精巧にできており、ロック溝やこの部分の調整も全てヤスリの作業というではありませんか。 

この日が私とフォールディングナイフを結びつける記念すべき日となったわけです。

  



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