「ひなこちゃんと歩く道」の感想集
『ひなこちゃんと歩く道』、読ませていただきました。
地元の図書館の分館に
リクエストして、購入してもらいました。
さすがなおこさんだなぁ、と感じられることが一杯つまった作品だと思いました。
しょっぱなの、主人公の言葉に、深く深くうなずきました。
(――どうしてぇ? わたしはずっと同じ学校にいるし、体も弱くないけど、
やさしくしてもらいたいし、しんせつにもしてほしいよ。)
大人になると、この視点が抜け落ちていくのだと、気づかされました。
いい作品を、ありがとうございました。
図書館から、またたくさんの子ども達が借りて行ってくれることを願っています。
(我が分館には、なおこさんの本、これまでに2冊入ってます。
『薫ing』と、『ふたりっ子』。見かけるたびに、ドキドキします♪)
祐子さんよりいただきました
「ひなこちゃんと歩く道」感想を手紙にしようと思いつつ、
毎日あたふたしていてなかなか手紙が書けません。
とても面白かったです。
凄いなぁと思いました。
どう書くか難しいテーマですよね。
どんなに心を砕いても、上から教える形になりやすテーマ。
誰でも言葉で言われたらわかりきっていることが、いざ向かい合うと、
わかっていなかったと知らされるテーマ。
きれいごとになりやすいテーマ。
真の当事者をのけて書いてしまうテーマ。
なおこさんは、それらをみんなクリアして、しかも面白く書かれていて、
本当に凄いなぁと思ったのです。
欲深な読者としては、ひなこちゃんが、
「いじめられたらいじめ返すって決めた」という気持ちを持つまでを
見たいという気持ちはあるけれども、
秋の一日、ひなこちゃんに出会って嬉しかったです。
ありがとうございました!♪
マオアキラさんよりいただきました
読みましたぁ!
色々と考えることがありました。
障害だけじゃなくって、楓のように内向的な子をもった親として、
ひなこちゃんのお母さんの気持ちがわかるなぁ・・・って。
コバも、私の子どもの時にはこういう子いたなぁ。
ほんとはみんないい子いい人なんですよね。
気持ちの揺れ動きっていうのかな、
それぞれの心がじわじわと入ってきて、
あったかーい気持ちになりました。
楓でも読める字の大きさなので、
夏休みいっぱいかけて読んでくれるといいなぁ。
楓がね、「これなおこさんが書いた本? 楓の?」って言ってました。
まったくぅ。
なおこさんは、顔を見たことのない自分の友達と思ってるんですよねぇ
麻由美さんよりいただきました
読ませて頂きました。
いつも児童館で子どもたちと接しているだけのことはあるなあ、
子どもの心が分かって居るなあと、思いました。
とても素直な気持ちで読めました。
班長のコバがとっても気に入りました。
だけど、なかなかあんな子居ないんですよね。
子供の頃、近所に心臓の悪いやっちゃんという男の子が居て
早く歩けないので一緒に学校に行くのがまどろっこしかったです。
おばさんから「ひろちゃん、お願いね、」って頼まれていたし。
やっちゃんは手術を目前に5年生で死んでしまいました。
唇の紫色のやっちゃんを思いだしました。
井出裕子さんよりいただきました
壁紙はアンの小箱からいただきました