なおこさん、こんにちは!はっぴーです。


「エッセイ集」にあったオトちゃんの話、
興味深く読ませて頂きました。
あの本は、何年か前に私も読みました。オトちゃんが
生まれた時に、お母さんが彼の障害を嘆くのではなく、
「まぁ〜可愛い!」と言ったことに、
『素敵なお母さんだなぁ』と感じるとともに、
さわやかな感動を覚えました。
たぶん、オトちゃんは、障害児者たちの励みになれば
という思いもあって本を書かれたと私は思います。
でも、あの本がベストセラーになった時、
バッシングも相当あったみたいですね。
私も、ある障害児の本に感動して、
某サイトの掲示板にレスしたら、
「障害者の本は、障害者なのにこんなに
頑張っているのに健常者のあなた何やってんのよ!と
いうメッセージを感じて嫌だ」という返信をもらったことがあります。
たぶん、なおこさんの文章にあった女性は、
オトちゃんの本を見せられた時、
それと似たような気分だったのでしょう。
私もそうだけど、他人と自分を比べられると
人間ってムカつきますよね。
AさんとBさんを比べてどっちが優れた人間かなんて絶対に言えない。
子どもに対しても同じ。
「○○ちゃんをごらんなさい!あんなにお利口よ。」なんて
親や周りの人に言われたら、もしかしてそれが一生心の
傷になってしまうかもしれない。

「五体不満足」のヒットにより、
本当はバリアフリー革命が訪れてほしかった。
でも、あの本によってオトちゃんと
比べられた障害者(児)も少なくなかっただろうし
(もちろん、あくまでも私の推測ですが)、
なおこさんも書いていように、
本当に「バリアフリー」を必要としている人たちの心を
閉ざさせてしまった気がします。

「世界でひとつだけの花」という素晴らしい歌が
大ヒットしました。ただのヒットソングに終わらせることなく、
「私たち一人一人が世界でひとつだけの花なんだ」
ということを考える時代に入ったと思います。

エッセイ集を読んだらメールしたくなりました。
長くなってすみません。
                              2004年9月
    


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