「なおこになる日」を読んで

がっちゃん様

まずはこんにちはo(^−^)o 

「なおこになる日」どういったらいいかなぁ〜〜。
私の本の読み方って変だから・・・・(笑)
まずは、
○なおこさんを客観的に見ながら(家族になり切って見る)
○なおこさんの親の立場で見る
○友達だったら、と見る。

こんな感じで見るんだよね私。
私、誰に対してもはっきりモノを言う性格で不愉快に思ったらごめんなさいネ。

では、感想です。
まず、家族(歳からするとなおこさんを妹として見る)
やっぱり、ちょっと我侭な妹だと思っちゃうな。
でもね、逆に羨ましいとなおこさんを心の中で思ってる。
何でも物事をはっきり言える性格。
誰からも手助けをされる&何をしても許される。
でも、やっぱり妹で可愛くって大事だから、外に出たときはひっそり影で見ていて苛められたら助けちゃうな。

実際、私は一人の妹がいるんだけどムカツクし何度も見捨てようと思ったけどやっぱり助けちゃうんだよね。
この感想ははっきりいって私の性格だから・・・他の人からは出ないと思うな。

親だったら、実際、私にも障害を持って産まれた娘がいるよね。
やっぱりかばってる部分、甘やかしてる部分って沢山あると思うんだ。
でもさ、それって自分で見えないから・・・・
これを、「ママそれはお節介よ!!」って言えるなおこさんが羨ましいと思った。

娘はさ、お話しはある程度出きるけど「あれは、犬で吠えてるね」とか見たことを話すだけで、自分の欲求って普通には話せないの。
そりゃぁ〜〜「これで遊んでいい?」とか「お腹空いたからジュースのんでいい?」位は言うけど・・・・・
だから、障害者っていっても、脳が普通なら障害者ではないな。って思ったのね。
ただ、体の機能で他の人よりハンデがあるじゃない。
だから、私がなおこさんの親なら、ある時期になったら突き放すな!!って思った。

もし、娘が大きくなって一人立ちする時期がきたらどうなるだろう?
この子を本当に理解できて手助けしてくれる人は現れるだろうか?
そんな不安を「なおこになる日」を読んでて感じたよ。

あとは、なおこさんのお父さんがチャーミングで可愛く書かれてたね♪

友達だったら、私は昔から障害者って言われる子のお世話役をして来たの。
でもね、私は小さい時から「この子は別物なの」とは思わずにただのお友達として接して来た。今でも、その人達と会うと普通に接してるよ。

でね、なんだか取り止めが無くなるかもしれないけど・・・・・

ある障害者の作家さんが有名になってからの事なんだけどその人は体にハンデが合っても脳は正常でしょう・・・
私からすると、あんまりよく感じなかった
「私は障害者の代表で障害は不便であって何も普通の人と変わりない!
!」って・・ ・
でも、それを言えるのって人に伝えられるからだよ。

体が普通でモノが伝えられない子。
本当に体も脳も異常が合って、ただ酸素ボンベで生きてる子。
もっと世の中には沢山の障害を持つ子がいるよね。

やっぱり、こういう子供を持つ家族からすると「お節介な話しだな」って思ったよ。
なおこさんは、自分の体験を綴ってたじゃない。
自分の事を我侭だとも言ってたじゃない。
それになにより、「障害者の代表」なんて恩着せがましく書いてなかったから最後まで楽しく読めたんだよ。
でもさ、その作家さんが一般的に知られてからの反応が・・・・・

「おまえらは障害(障害を持つ娘)を盾に大きな顔をして甘えてる。 何をやっても許されると思うなよ!!」
なんて声が多かったな・・・・・

私達親って子供の事で世間に迷惑がかからない様に、気を使ってるのね。
電車に乗るときも出切るだけ座らない様に(混んでてるとき)身障者駐車スペースがあっても、もっと不便な人がいるかもしれないからって使わなかったり・・・・・
障害児を育てて行く上で1番気を使ってるのが「世間」なんだよ。
それを、その作家さんが出てから・・・・親も変わったように思える。

子供が可愛いのはどの親も当たり前。
で、障害が合っても人間だって言いたいのもよくわかる。
でも、不便なものは不便だし、娘一人になったときに、「助けてください」が言えないこの子は世の中からどう扱われるのだろうか?
分かるかな?
一色たんに障害者を「誰もがその作家さんだと思われるのが怖い」と・・・・・

私はかなり前からネットやってるんだけど、この頃の障害者の親のHPを見ると、「障害があるのに、誰も席を譲ってくれない!!」
「子供を変な目で見るやつはバカだ!!」なんて堂々と言ってる。
これこそ、勘違いかな?って思うな。
影響って言うの?障害者が世間に出やすくなったのもその作家さんの影響だと思うけど、それにあぐらかいてるのも本当の話。

でも、子供が見た目変なら「どうしたんだろう?病気かな?」って思って見ちゃうのも本当でしょう。
席を譲らないのは、今の日本の環境でしょ。
老人にだってなかなか席なんか譲らないのにさ(笑)

あぁ〜〜なんだろう、やっぱりはっきりこれだ!!っていうのが出ないや(笑)

まぁ、「なおこになる日」を読んでて近くになおこさんがいたら相談するのに!!って思った。
障害者で合って、モノが伝えられて、そして娘と同じ女で!!

分かるかな?なおこさんを障害者と認めながら健常者として扱ってるの私。
体のハンデは相談するけど、生活の価値観は対等にお説教もするしアドバイスもあげれる。
近所のハンデを持つお姉ちゃんのプライベートに興味があってちょっと本をかって読んで見た。っていうのがこの本に出会ったきっかけなんだよね。

2001.5.22


井出裕子様

3年前に一度読んで、また改めて読みました。八田なずなが主人公の私小説と、なおこの作り方というエッセイとからなっています。あとがきに「家族をネタにしたな」と苦笑いされる、両親はショックを受けるとあります。好奇の目に家族、友人を晒すのでは、・・・とも思ったり、きっとよく知ってほしいのだろうなと、思いました。
柳美里さんの小説が、出版停止になりました。よく知らないで偉そうなことは言えませんが、障害を持った人のプライバシーには、思いやりが必要だ、という判決だったようです。本人がいやだ、と言うのだったらそうなのかな。それって、逆差別では?とも思いました。 
私には、なおこさんの日常とか、考えていることが分かってより親しい気分になりました。マオさんがモデルかなと思われる木村蓮子さんという人にも改めて出会えたし。 
なおこさんの本は前向きで、自分の日常を省みるきっかけになりました。

2001.3.8公開



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壁紙はアンの小箱よりいただきました。