舌出慈童 しただしじどう
この作は洞水作の面を写した面です。 いくらか茶目っ気できかん気なところ有り、 それを慈、可愛いという意味に当てたものでしょう。 『小鍛冶』『枕慈童』に使用します。




どう‐じ【童子】  
わらべ。こども。梁塵秘抄「―の戯れ遊びをも漸く仏の種として」  寺に入って未だ剃髪得度していない少年。給仕や雑役に従った。のちには童形の年輩僧にもいう。宇津保忠乞「弟子三人―五人つれて」    菩薩の異称。仏・如来の王子であるからいう。  菩薩・明王などの眷属。「八大―」  

能面の一。童顔の神仙を表す男面。