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心筋症には大きく分けて、肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症の3つがあります。
拘束型心筋症は心室心筋が硬くなり、心室が拡張し難くなる稀な心筋症です。
拡張型心筋症は心筋(心臓の筋肉)の収縮する力が落ち、結果として心臓(特に左心室)が著しく拡張するのが大きな特徴です。室の筋肉の収縮が極めて悪くなり、心臓が拡張してしまう病気で肥大型心筋症に較べると極めて予後の悪いものです。
C型肝炎ウイルス感染、また、遺伝的素因、免疫異常、栄養の偏り、飲酒などが悪影響を及ぼすこともあるといわれています。米国で移植手術を行うためには、渡航費、心臓移植手術費、滞在治療費等で個人ではとうてい負担することができない膨大な費用がかかるので救いを求めています。
H21.6.18.日本の国会(衆議院)で臓器移植法の採決がおこなわれ「脳死を人間の死ととらえる」「15歳の年齢制限の撤廃」が可決されました。移植手術の道が開かれました。が一方では、脳死に近い幼児もいて、快復を願う親もいます。脳死と人間の尊厳や、命の重さや、失われた脳細胞が他で補われ機能回復した例もあり、脳死に近い状態でも期待を持つ親たち、またその人たちは、脳死となり保険の扱いがどうなるなど心配を抱えます。まだまだ、医療現場の混乱など諸処の問題を整備し、双方にとって良い道筋を政治家たち(法案審議中に居眠りなどもってのほかです)に考えていってほしいものです。
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