lllll NHK-ミュージックカクテル オンエア―チェック  lllll
「君が好き〜Mr.Childrenを敬愛する人々」
『大好きミスターチルドレン!窪塚洋介熱く語る』

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  ◆放送日時:2002年5月16日 
  ◇オンエア―チェック:Toshikoさん
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2002年1月元旦に発表された、ミスチルのシングル「君が好き」のPVに参加した洋介くん。そして同年5月に「君が好き」を収録したアルバム「It’s a wonderful world 」発売にあたり、改めてこのPVがクローズアップされました。2001年の雑誌「H」での対談をきっかけに実現したうれしいコラボレでしたね。
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<参考>アルバム「It’s a wonderful world 」収録作品
1.overture 6.youthful days 11.Drawing
2.蘇生 7.ファスナー 12.君が好き
3.Dear wonderful world 8.Bird Cage 13.いつでも微笑みを
4.one two three 9.LOVE はじめました 14.優しい歌
5.渇いたkiss 10.UFO 15.It's a wonderful world
(C)Mr.Children/トイズファクトリー




 ナレーター:この映像まるでSF映画みたいですよね。でもMrChildrenのヒット曲「君が好き」の
        ミュージックビデオなんです。主人公は窪塚洋介さん。実は中学時代からものす
        ごくMrChildrenに憧れていたとか・・出演が決まった時から胸がワクワク。


 洋介くん :「マジで?!っていうのがやっぱあって。Mr Childrenだぁ〜っていう、んー何も思
        えなかったかもしれない。そのまんま見てたっていうか受け入れてた・・優しかった
        し。」



 司会    :実際窪塚さんと会われて仕事をしてみてどうでしたか?
 桜井さん  :「真面目だしすごく透明感、ピュアなカンジ、でもすごく親近感がわくんだよね」
 ジェーン  :「若いのにすごく考えていらっしゃる。ちゃんと自分があるなんて素晴らしいなって。
        だし・・・かわいいっ!!」


 司会     :普通の歌っているミュージックビデオの撮影とはずいぶん違いました?
 ジェーン  :「4人で揃っているのが車の中のシーンだけという・・」
 桜井さん   :「「君が好き」にはほとんど出ていなく逆に曲のイメージを4人が出ていくことによっ
        て壊したくなかった。」



 ナレーター:ミュージックビデオなのにアーティストの出番が少ないなんて珍しいですよね。
        それもそのはず監督は丹下鉱希さん、芸術的な映像作りで知られる天才肌の人、
        4人の印象は・・・。


 丹下氏   :「4人はものすごく怖く感じたが喋ってみてギャップに驚いた。気のいい普通の人
        達で。決してプライドとかそういうもので進んでいる人じゃない、僕にとってそこが新
        鮮だった。」



 ナレーター:「youthful days」も手がけた彼を信頼して「君が好き」のビデオ化を依頼、その時彼
        らから出た強い希望・・・
 

 丹下氏   :「俳優窪塚洋介を使いたいっていう事で彼を役者として生きてくるものにしてくれとい
        う話だったので。だからストーリーが重要になんだろうと僕は思っていて」



 ナレーター:監督はあえてSF的シチュエーションを選びました。歌詞の内容から少しかけ離れて
        も「君が好き」という愛のメッセージを究極まで研ぎ澄ました形で表現しようとしたので
        す。


 洋介くん  :「歌詞に沿っていくようなプロモーションになるのかと思っていたけど、何気ない日常
        みたいに・・それがただぜんぜん違うストーリーで展開していくという・・最初は驚きまし
        たね、やっぱり。セットを見てどういう作品になるのかと」





― 舞台は不思議な研究室。

時代も場所も謎です。主人公は気持ちを伝える事さえなぜか禁じられている少年と少女。彼らはカプセルの中で成長する事を運命づけられています。しかし、十年の時が経ち二人は大人になりました。もう気持ちを抑える事は出来ません。触れ合う事さえ許されないなんて・・・。

― ついに二人の気持ちは爆発します。

でもどうしようもないこの状況、一体どうしたら・・という時に彼らを見守る存在桜井さんが登場。研究者たちを眠らせ二人にチャンスを与えます。今のうちだ、さぁ逃げよう!!ついに二人は手と手を取り合って脱出をはかるのです。カプセルの中で育った二人はkissをすることさえ知りません。そして不安をかかえながら念願だった外の世界へ!!でも君が好き。この気持ちを信じていれば何も怖くないはず・・・。




 ナレーター:丹下監督は窪塚さんのキャラクター作りに神結をそそぎました。絶対的孤独を描くに
        はどうしたらいいか?結局過酷な要求を突きつけることとなりました・・それが坊主頭。


 丹下氏   :「まず自分がなぜ坊主でないといけないのかという疑問を投げかけられたんですけど。
        僕はそれは設定の中では一度も外へ、外界に出た事はないので世の中の流行りとか
        廃りとかそういうものが髪型に表れてない方がいいんだという説明をさせてもらってそれ
        で納得してもらってああいう形になったんですが。細かい設定に関してもそこから役をつ
        かんでいくというタイプの人だったんだろうなと思った。」



 ナレーター:監督と俳優の散らす火花が素敵な作品を産みましたよね。


 洋介くん  :「感無量っ、以上っ!!自分の伝えていきたい事とMr Childrenが伝えている事がそ
        こで一つになっている。そこから発射されるパワーっていうか・・それは途方もない力だ
        と俺は勝手に確信していて・・」



 司会    :窪塚さんは桜井さんの事を話すとき目がハートの少年になっていますね。

 桜井さん  :「自分の方がすごいじゃんって思うんですけど。ドラマを見ていて変な人だなーって。
        すごく繊細でピュアなんだけど凶気を持っている。そういう人って少ないなって。
        しかも若いのに。」



 ナレーター:桜井さんは「君が好き」を作っていた頃一冊の本と出会いました。その本が「GO」。そ
        してこの映画で主人公を演じていた窪塚さん。「俺は何者だ」「好きよ」「何処へ行く?」
        「何処でもいい」高校生の飾らないストレートな会話は心に染み込んでいく青春の言葉。
        その飾らない言葉は桜井さんの「君が好き」にも通じる世界です。シンプルな言葉こそ
        心に響くはず。そんな桜井さんの思いが伝わってくる作品になりました。


 司会    :「君が好き」を作った時のいきさつは?

 桜井さん  :「最近上手にうまく書きたいっていう思いを書きたいっていうのがあってそうすると長い
        言い回しになる。長くまわりくどい言い方だと恥ずかしくもないし作家としてもよく書けた
        事になるがそういう事よりシンプルに“君が好き”と言える事の方が実は強い事だし“君
        が好き”という普遍的な言葉が今、お肉の問題にしてもテロの問題にしても信じている事
        が突然、足元からガタガタと音を立てて崩れてくる事があるのでそういうので“君が好き”
        という普遍的な言葉はすごく大事なんだ。」


 〜「君が好き」〜


 (Mr Childrenへのメッセージ)
 洋介くん  :「Mr Childrenの皆さん、そのまま・・“愛”の歌を・・歌いつづけて・・この世界を・・“愛”
        で・・いっぱいにして下さい。ジェーンさん、あんまり20時間くらいとかお酒飲まないよう
        に気をつけて下さい。
(そんな甘い声で(~o~)・・・悩殺されそうでした。yuma)」

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〔後記〕はじめてこのPVを見た時、すごい・・・思わずそう思ったことを思い出します。SFのような世界、そしてまるで映画を見ているようでした。短い時間に積めこまれた「君が好き」。そう、愛は何よりも強いものなんですね。本当にステキなコラボレをありがとう。
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