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見出 季語 植物名 日付
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俳句目次
           
                         
青蜜柑 青蜜柑朝羽振る波飛沫上げ あをみかん あさはふるなみ しぶきあげ
           
秋桜 御旅所や夕日隠れの秋桜 おたびしよや ゆふひがくれの あきざくら 05.09
写真なし
秋楡 秋楡の細やかなるも然りげなし あきにれの こまやかなるも さりげなし 07.01
写真なし
木通 蔓伸ばし道標捻る木通かな つるのばし だうへうひねる あけびかな 06.08
木通
(木通の実)
片照りを今紫の木通の実 かたでりを いまむらさきの あけびのみ 06.10
朝顔 鉢植の秋朝顔の透とほる はちうゑの あきあさがほの すきとほる 06.10
写真なし
露けし 紫陽花 薄墨のあぢさゐ寺の露けしや うすずみの あぢさゐでらの つゆけしや
秋紫陽花 紫陽花 かさかさの秋紫陽花を空の漏る   かさかさの あきあぢさゐを そらのもる
           
畦雲雀 鳴き声と影逆に飛ぶ畦雲雀 なきごゑと かげぎやくにとぶ あぜひばり 
写真なし
飯桐の実 飯桐の実の謎めかす化学式  いひぎりの みのなぞめかす くわがくしき  05.11
           
飯桐の実 息を飲む飯桐の実の降り掛り いきをのむ いひぎりのみの ふりかかり 06.03
飯桐の実 星見れば飯桐の実のい恐し ほしみれば いひぎりのみの いおそろし
           
銀杏の実 手水舎にしな垂れかかる銀杏の実 てうづやに しなだれかかる いちやうのみ 07.09
           
磯菊 磯菊や終着のドア徐に いそぎくや しゆうちやくのドア おもむろに  
           
           
無花果 無花果の憚りつつも実となりぬ いちじくの はばかりつつも みとなりぬ
           
無花果 無花果や朝日の河岸の競り終り いちじくや あさひのかしの せりをはり
           
戦済み戦の兆し芋を喰ふ いくさすみ いくさのきざし いもをくふ
写真なし
梅紅葉 梅紅葉フルスピードに葉を放つ うめもみじ フルスピードに はをはなつ
           
秋の梅 諌めねば茫茫たるや秋の梅 いさめねば ばうばうたるや あきのうめ 05.10
梅擬 梅擬登坂車線は鳥が飛ぶ うめもどき とはんしやせんは とりがとぶ
           
榎の実 榎の実鳥五七五のリズムあり えのきのみ とりごしちごの リズムあり
写真なし
           
女郎花 手を広げ呼ぶが如きの女郎花 てをひろげ よぶがごときの おみなえし 05.07
           
吊るし柿 ゆつたりと時ながれたり吊るし柿 ゆつたりと ときながれたり つるしがき 07.11
吊るし柿 青空を吐くが如きの吊るし柿 あをぞらを はくがごときの つるしがき 07.11
           

柿もげば真青なる空残りたり かきもげば まさをなるそら のこりたり 06.10
もぐ=手偏に宛です

(熟柿)
熟柿の短枝諸共もぎり取る うみかきの たんしもろとも もぎりとる
俳句目次 もぎる=手偏に宛です
           
ボンネットバス前方を柿の空 ボンネット バスぜんぽうを かきのそら
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(千成柿
鏡葉の千成柿の艶めかし かがみばの せんなりがきの なまめかし
           
柿紅葉 実生して夢にも生らず柿紅葉 みしやうして ゆめにもならず かきもみじ 05.10
           
榧の実 榧の実や目玉ぎよろぎよろ将棋界 かやのみや めだまぎよろぎよろ しやうぎかい
写真なし
榠櫨の実 大らかな人の如きの榠櫨の実 おほらかな ひとのごときの くわりんのみ 06.10
櫨(りんは、左の字ではなくて、田、皿のところが、
且の一字です)
           
榠櫨の実 榠櫨の実拠ん所無く本棚に くわりんのみ よんどころなく ほんだなに
櫨(りんは、左の字ではなくて、田、皿のところが、
且の一字です)
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桔梗 日暮れにも遠き茎先桔梗咲く ひぐれにも とほきくきさき ききやうさく
桔梗 崖の上茎婀娜つぽき桔梗かな がけのうへ くきあだつぽき ききやうかな 05.06
俳句目次
桔梗 骨董屋一輪挿しに桔梗活く こつとうや いちりんざしに ききやういく 05.06
           
木萩 夕闇も雀飛び来る木萩かな ゆふやみも すずめとびくる きはぎかな 05.07
           
     桐一葉  今正に枝を離るる桐一葉  いままさに えだをはなるる きりひとは  09.10
     写真 なし      ああ
           
金柑 金柑の花の真白や蝉生る きんかんの はなのましろや せみうまる
金柑 金柑や浜一面の天日干し きんかんや はまいちめんの てんぴほし
金木犀
 躓けば金木犀の香りかな  つまづけば きんもくせいの かをりかな  10.10
           
           
木犀
(金木犀
木犀は子の誕生樹香りたり もくせいは このたんじやうじゆ かをりたり
           
木犀
(金木犀)
対岸の木犀香る日の出かな たいがんの もくせいかをる ひのでかな 05.10
           
木犀
(金木犀)
木犀の香の色付くる零球 もくせいの かのいろつくる こぼれだま 05.10
           
梔子の実 青き葉の梔子の実の朱が増せり あをきはの くちなしのみの しゆがませり 06.11
俳句目次
欅紅葉 大国の欅紅葉の舞ひやまず おほくにの けやきもみぢの まひやまず 07.11
           
           
赤とんぼ
(楡欅)
赤とんぼ欅の下の書道展 あかとんぼ けやきのもとの しよだうてん
           
           
           
墓掃除 コスモス 墓掃除コスモスの種持帰る はかそうじ コスモスのたね もちかへる 06.01
写真なし
           
木の実雨 木の実 木の実雨どこに行くにもこの鞄 このみあめ どこにいくにも このかばん 06.12
写真なし
           
石榴 童謡を口遊みたき柘榴かな どうえうを くちずさみたき ざくろかな 06.09
石榴 括れたる花芽に宿る柘榴かな くびれたる はなめにやどる ざくろかな 06.06
石榴 突風も石榴の花のたぢろがず とつぷうも ざくろのはなの たぢろがず
俳句目次
石榴 地に落ちて轟かしたる石榴の実 ちにおちて とどろかしたる ざくろのみ
踊笠 白砂に笹撓ひたり踊笠  しらすなに ささしなひたり をどりがさ
           
俳句目次
真葛 蔓捲いて懐見せぬ真葛 つるまいて ふところみせぬ さねかづら
真葛 真葛実は赤花と思ひたし さねかづら みはあかはなと おもひたし
真葛
(美男葛
荒波や美男葛の蔓踊り あらなみや びなんかづらの つるをどり
真葛 城跡に古木を捩づる真葛 しろあとに こぼくをねづる さねかづら 05.08
真葛 明星の払ふものなし真葛 あかぼしの はらふものなし さねかづら 05.10
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沢桔梗 沢桔梗ザック置く間に瑠璃深む さわぎきよう ザックおくまに るりふかむ
俳句目次
沢桔梗 沢桔梗空も荷に乗せ担ぎ発ち さはぎきやう そらもににのせ かつぎたち
           
椎拾ふ 枝振りに惚れ惚れしつつ椎拾ふ えだぶりに ほれぼれしつつ しひひろふ 06.11
写真なし
           
沙参 岩に生す苔にはりつく沙参かな いはにむす こけにはりつく しやじんかな 08.09
沙参 朝靄もはや色ひたる沙参かな あさもやも はやいろひたる しやじんかな
沙参 岩肌に根粒晒し沙参咲く いははだに こんりふさらし しやじんさく 05.09
沙参 朝雨の五百の茎垂れ沙参咲く あさあめの いほのくきたれ しやじんさく 05.09
沙参 切立つる崖をはしりに沙参咲く きりたつる がけをはしりに しやじんさく
           
           
白菊 白菊がガーガー音に歪みたり しらぎくが ガーガーおんに ゆがみたり
写真なし
           
西瓜 遣る事は山程あるが西瓜食ふ やることは やまほどあるが すいくわくふ 06.07
写真なし
           
薄墨の芒仄めく川明かり うすずみの すすきほのめく かはあかり 05.09
           
           
蟷螂 蟷螂や種しやらしやらとピアニシモ かまきりや たねしやらしやらと ピアニシモ
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大文字草 大文字草や正して墨を磨り だいもんじさうや ただして すみをすり
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大文字草 大文字草や天地の静かなり だいもんじそうや てんちの しずかなり 06.10
a
大文字草 大文字草や一献傾くる だいもんじそうや いつこん かたむくる 06.10
           
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蔦紅葉 木漏れ日を浴びて眩き蔦紅葉 こもれびを あびてまばゆき つたもみぢ

06.11
俳句目次 写真なし
           
苔桃 蔓苔桃 うまうまと蔓の苔桃指差しぬ うまうまと つるのこけもも ゆびさしぬ 
蔓擬 渓流の音漫ろなり蔓擬 けいりうの おとそぞろなり つるもどき  
           
梨畑 多摩川が紫ばむや梨畑 たまがはが むらさきばむや なしばたけ
梨畑 多摩川の風の舞ひたり梨畑 たまがはの かぜのまひたり なしばたけ 05.07
梨の実の朝な朝なに透通る なしのみの あさなあさなに すきとほる 05.07
梨畑の無人の店の皮剥器 なしばたの むじんのみせの かはむきき 05.08
           
俳句目次
錦木 錦木の鈴張る如き真つ赤な実 にしきぎの すずはるごとき まつかなみ 07.11
錦木 錦木の赤き実を吐く幼鳥 にしきぎの あかきみをはく をさなとり 06.11
錦木 錦木や大国魂の太鼓鳴り にしきぎや おほくにたまの たいこなり
錦木 錦木のどこかめでたき実の帽子 にしきぎの どこかめでたき みのぼうし 05.11
秋の海根がバス停を二歩ずらし あきのうみ ねがバスていを にほずらし
           
           
満天星紅葉 満天星紅葉や大取熟し切る どうだんもみぢや おほとり こなしきる
     (どうだんもみじ)      
           
カシオペヤ カシオペヤ小葉からからと転がりて カシオペヤ こばからからと ころがりて
           
           
枝切れば況して太株萩の花 えだきれば ましてふとかぶ はぎのはな
青空の川上に萩戦ぎたり あをぞらの かはかみにはぎ そよぎたり 05.09
散る萩の路傍の石に吹き溜まる ちるはぎの ろばうのいしに ふきだまる 05.09

(木萩)
武蔵野の雑木林に木萩揺る むさしのの ざふきばやしに きはぎゆる 05.08
萩の花
縄跳をしたくなりたり萩の花 なはとびを したくなりたり はぎのはな 06.08
萩の花 城跡の裏門占むる萩の花 しろあとの うらもんしむる はぎのはな 05.09
俳句目次
萩の花 喇叭の音路地曲りたり萩の花 らつぱのね ろぢまがりたり はぎのはな 05.09
笛吹きて帰る子供に萩時雨 ふえふきて かへるこどもに はぎしぐれ 05.10
           
           
櫨紅葉 響めきて流るる川や櫨紅葉 どよめきて ながるるかわや はぜもみぢ 
櫨紅葉 櫨紅葉風切り落す威光あり はぜもみぢ かぜきりおとす ゐくわうあり 05.08
櫨紅葉 櫨の葉の波動の如く紅葉ばむ はぜのはの はどうのごとく もみぢばむ 05.10
俳句目次
           
朝露 花芽 朝露や頂が花芽に伸び止り あさつゆや ちやうがはなめに のびとまり
朝露 花芽 朝露や花芽妖しく膨らみて あさつゆや はなめあやしく ふくらみて 07.03
           
           
浜菊 浜菊の盆栽棚を独り占 はまぎくの ぼんさいたなを ひとりじめ
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浜菊 浜菊や漁師の顔の皺深く はまぎくや れふしのかほの しわふかく 05.10
           
           
秋薔薇 薔薇 秋薔薇や命授かる人の顔 あきばらや いのちさづかる ひとのかほ 05.09
秋薔薇 薔薇 苔玉の秋の白薔薇打ち薫る  こけだまの あきのしろばら うちかをる 05.10
秋薔薇 薔薇 青空を揚揚渡る秋の薔薇 あをぞらを ようようわたる あきのばら 05.10
秋薔薇 薔薇 限りなく白秋薔薇の葉が白む かぎりなく しろあきばらの はがしらむ 05.10
秋薔薇 薔薇 棘までも赤秋薔薇の赤に染む とげまでも あかあきばらの あかにそむ 05.10
(さ)の欄の 美男葛 目馴らせば美男葛の実が踊る めならせば びなんかづらの みがをどる 06.10
真葛の項目も
どうぞ
美男葛 美男葛や真つ青なスポーツカー びなんかづらや まつさをな スポーツカー 08.11
           
           
葡萄 祖父からの葡萄実るや深呼吸 そふからの ぶだうみのるや しんこきゆう
           
           
鬼灯 鬼灯や色ずく肌を恥ぢし頃 ほほづきや いろづくはだを はぢしころ 08.08
a
鬼灯 鬼灯の萼の袋も輝けり ほほづきの がくのふくろも かがやけり 06.09
a
鬼灯 鬼灯や憎まれつ子の見えぬ路地 ほほづきや にくまれつこの みえぬろじ 06.08
a
酸漿 酸漿の噛みてぐちやぐちや懐かしや ほほづきの かみてぐちやぐちや なつかしや 05.06
a
鬼灯 鬼灯の空透かす葉の清かなり ほほづきの そらすかすはの さやかなり 05.07
           
俳句目次 a
木瓜の実 木瓜の実の枝を食ひけり祝酒 ぼけのみの えだをくひけり いはひざけ
木瓜の実 木瓜の実の一休顔の求道なり ぼけのみの いつきうかおの くどうなり 05.07
           
           
木瓜の実 木瓜の実や水平線が天日干 ぼけのみや すいへいせんが てんぴぼし
木瓜の実 境内の木瓜の実どこぞ正座気味 けいだいの ぼけのみどこぞ せいざぎみ
           
           
杜鵑草 杜鵑草剥き出す鏃陣地取る ほととぎす むきだすやじり じんちとる
杜鵑草 川音にい連れて戦ぐ杜鵑草 かはおとに いつれてそよぐ ほととぎす 05.10
a
杜鵑草 苔転綾に張りたり杜鵑草 こけうたた あやにはりたり ほととぎす 05.10
俳句目次 転=うたた=ますます 中へ


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a
杜鵑草 恐竜の骨組の如杜鵑草 きようりゆうの ほねぐみのごと ほととぎす 05.10
           
           
松手入 盆栽 庭師にも盆栽見せて松手入 にはしにも ぼんさいみせて まつていれ 06.10
           
           
朝露 盆栽 盆栽の衣緩むる朝の露 ぼんさいの ころもゆるむる あさのつゆ 05.08
           
           
松手入
(松手入)
 することの山ほどあれど松手入  することの やまほどあれど まつていれ  10.10
           
           
松手入
(松手入)
 することのなくてやむなく松手入  することの なくてやむなく まつていれ   10.10
           
           
松手入
(松手入)
 手抜きして手数のかかる松手入  てぬきして てすうのかかる まつていれ  10.10
           
           
秋湿り
盆栽の松葉固まる秋湿り ぼんさいの まつばかたまる あきじめり 06.09
           
           
松手入
(松手入)
 繰返し繰返し松手入かな  くりかへし くりかへしまつ ていれかな 09.08
           
           
松手入
(松手入)
盆栽の涎たらして松手入 ぼんさいの よだれたらして まつていれ 07.10
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松手入
(松手入)
ぼきぼきと関節鳴らし松手入 ぼきぼきと くわんせつならし まつていれ 06.10
a
松笠
(松笠
てのひらの松笠ふかくやはらかし てのひらの まつかさふかく やはらかし
a
松手入
(松手入)
曙も夕闇迫る松手入 あけぼのも ゆふやみせまる まつていれ 05.11
a
松手入
(松手入)
針葉とて円やかなるや松手入 はりばとて まろやかなるや まつていれ 05.11
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松虫草 一面に息もつかせず松虫草 いちめんに いきもつかせず まつむしさう
a
檀の実 檀の実太い絆に委ね切る まゆみのみ ふといきづなに ゆだねきる
俳句目次 a
檀の実 湯治場に裸晒して檀の実 たうじばに はだかさらして まゆみのみ 05.10
a
真弓の実 求道の胸襟開く真弓の実 きうだうの きようきんひらく まゆみのみ 05.11
檀の実 深海を泳ぐらしかり檀の実 しんかいを およぐらしかり まゆみのみ 05.11
a
檀の実 存在の実在根拠檀の実 そんざいの じつざいこんきよ まゆみのみ 05.12
a
檀の花 幾何学に檀の花がのめり込む きかがくに まゆみのはなが のめりこむ
マルメロ マルメロは実の落つる時痛かろう マルメロは みのおつるとき いたかろう
a
マルメロ マルメロの花や脈動空を打ち マルメロのはなや みやくどう くうをうち
a
曼珠沙華 機関車や悲喜こもごもの曼珠沙華 きくわんしやや ひきこもごもの まんじゆしやげ 07.10
写真なし a
曼珠沙華 高層の窓拭く人や曼珠沙華 かうそうの まどふくひとや まんじゆしやげ 05.10
写真なし
           
蜻蛉 水遣 水遣るや蜻蛉俄にしつとりす みづやるや とんぼにはかに しつとりす
写真なし
           
蜻蛉 水遣 水遣るや蜻蛉俄にしつとりす みづやるや とんぼにはかに しつとりす
写真なし
           
蜻蛉 水遣 水遣るや蜻蛉俄にしつとりす みづやるや とんぼにはかに しつとりす
写真なし
           
木槿 手のひらの鉢に一輪木槿咲く てのひらの はちにいちりん むくげさく 06.09
木槿 白木槿吾は荀子の性悪説 しろむくげ われはじゆんしの せいあくせつ 07.07
a
木槿 野球部の朝始まりぬ白木槿 やきうぶの あさはじまりぬ しろむくげ 05.07
a
木槿 朝雨のよんどころなき木槿かな あさあめの よんどころなき むくげかな 05.07
a
俳句目次 a
郁子 鬱蒼もきりりとしめる山の郁子 うつそうも きりりとしめる やまのむべ
           
           
雌日芝 雌日芝の路傍の石を軽く越ゆ めひしばの ろばうのいしを かるくこゆ 06.09
写真なし a
           
木犀 木犀は子の誕生樹香りたり もくせいは このたんじやうじゆ かをりたり
a
木犀 木犀の香の色付くる零球 もくせいの かのいろつくる こぼれだま 05.10
           
           
桃の実 桃の実を農家の人の笑顔かな もものみを のうかのひとの ゑがほかな 07.03
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桃の実 桃の実や留まりたまへ川の石 もものみや とどまりたまえ かはのいし
           
           
   紅葉  もみじ  なにゆゑに一枝紅き紅葉かな  なにゆゑに ひとえだあかき もみぢかな  10.11
           
           
紅葉 思ひ切り陽射受けたる紅葉かな おもひきり ひざしうけたる もみじかな 06.11
a
紅葉 掛軸の紅葉仄かに浮きあがる  かけぢくの もみぢほのかに うきあがる 
a
俳句目次
紅葉狩 垂るるもしだれぬもある紅葉狩 しだるるも しだれぬもある もみぢがり 06.12
a
谷紅葉 紅葉
谷紅葉見知らぬ鳥も姦しく たにもみぢ みしらぬとりも かしましく 05.11
a
紅葉狩 紅葉狩老婆が豆を日干する もみぢがり らうばがまめを ひぼしする
a
紅葉狩 紅葉狩岩ぽつねんと川に住み もみぢがり いわぽつねんと かはにすみ
a
紅葉狩 紅葉狩ぽんぽん船が島離れ もみぢがり ぽんぽんせんが しまはなれ
           
俳句目次 紅葉 待ち侘びて一足飛びの紅葉かな まちわびて いつそくとびの もみぢかな 05.11
a
紅葉 それぞれの歩に適ふ紅葉かな それぞれの あゆみにかなふ もみじかな 08.11
a
紅葉狩 多摩川の岩ごつごつと紅葉狩 たまがはの いはごつごつと もみじがり 05.11
a
紅葉川 紅葉川澄ました耳を朱が揺らぎ もみぢがは すましたみみを しゆがゆらぎ
紅葉川 紅葉川一時早く黄が流れ もみじがは いつときはやく きがながれ 05.11
           
           
柚子 鉢の実の一つ浮かぶる柚子湯なり はちのみの ひとつうかぶる ゆずゆなり
a
柚子 凸凹の悩み深むる柚子の実や でこぼこの なやみふかむる ゆずのみや 05.11
           
           
林檎 蔕太く蜜染みた芯林檎なる へたふとく みつしみたしん りんごなる
a
林檎 蜜林檎香りほつぽり園児湧く みつりんご かをりほつぽり えんじわく
a
俳句目次 竜胆 小仏の竜胆光る峠なり こぼとけの りんだうひかる たうげなり 05.08
写真なし
           
檸檬 シャンソンの浮き上る声檸檬切る シャンソンの うきあがるこゑ れもんきる
檸檬 柿葡萄柚子檸檬生る秋の棚 かきぶだう ゆずれもんなる あきのたな 05.11
a
檸檬 籠釣瓶切口光る檸檬かな かごつるべ きりくちひかる れもんかな 05.12
         (籠釣瓶=良く切れるナイフ)
           
           
秋の境 老鴉柿 水遣れば秋の境の老鴉柿 みずやれば あきのさかいの ろうあがき 05.08
a
明か 老鴉柿 カデンツを奏でて明か老鴉柿 カデンツを かなでてさやか ろうあがき 05.11
秋の夕 老鴉柿 盆栽の秋の夕べや老鴉柿 ぼんさいの あきのゆふべや ろうあがき 05.08
a
           
吾亦紅 抜きんでて風にやすらふ吾亦紅 ぬきんでて かぜにやすらふ われもかう 08.09
a
俳句目次
吾亦紅 茶柱の立つた如しの吾亦紅 ちやばしらの たつたごとしの われもかう 05.09
a
吾亦紅 点と線綾解き兼ぬる吾亦紅 てんとせん あやときかぬる われもかう 05.09
a
吾亦紅 空を吹く風聞き流す吾亦紅 そらをふく かぜききながす われもかう
           
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