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見出 季語 植物名 日付
四季 季語欄未記入は
植物名が
季語です
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俳句目次
           
                         
青紫蘇 奥能登の青紫蘇繁る漁師町 おくのとの あおしそしげる れふしまち
           
紫陽花
(七変化)
指でややちやちやを入れたき七変化 ゆびでやや ちやちやをいれたき しちへんげ 06.07
ああ
俳句目次
           
青田時 青田 蒸気車がひかり号待つ青田時 じようきしやが ひかりごうまつ あをたどき  
写真なし  
           
紫陽花 紫陽花の基地の跡地に濡れ残る あぢさゐの きちのあとちに ぬれのこる 07.06
紫陽花 リタイアのスーツ身に着け四葩観る リタイアの スーツみにつけ よひらみる 07.06
ああ
紫陽花 紫陽花に古き空蝉隠れ居る あぢさゐに ふるきうつせみ かくれゐる 07.06
ああ
紫陽花 紫陽花の寺や登りの道多き あぢさゐの てらやのぼりの みちおほき 07.06
           
紫陽花 雨降れば紫陽花眠る静かさよ あめふれば あぢさゐねむる しづかさよ 06.07
ああ
あぢさゐ あぢさゐの葉脈浮かぶ雫かな あぢさゐの えふみやくうかぶ しづくかな 06.06
紫陽花 紫陽花にぴたり張付く青蛙 あぢさゐに ぴたりはりつく あをがへる 06.06
紫陽花 紫陽花や都電線路の遠慮勝ち あぢさゐや とでんせんろの えんりよがち 06.06
紫陽花 紫陽花に揺らえ始むる地平線 あぢさゐに ゆらえはじむる ちへいせん
紫陽花 紫陽花ががばがばがばと繁りたり  あぢさゐが がばがばがばと しげりたり 05.06
           
紫陽花 紫陽花に小糠雨つと平伏しぬ あぢさゐに こぬかあめつと ひれふしぬ
俳句目次
紫陽花 鎌倉の武将隠せし紫陽花ぞ かまくらの ぶしやうかくせし あじさゐぞ 05.06
紫陽花 紫陽花や漁師頬骨ぴくぴくと あぢさゐや れふしほほぼね ぴくぴくと
           
杏子 天空の山を呼び込み杏子咲く てんくうの やまをよびこみ あんずさく
           
杏子 杏子の花や口笛とハーモニー あんずのはなや くちぶえと ハーモニー
俳句目次
苺ヘイタンゴリズムの熟しかな いちごヘイ タンゴリズムの こなしかな
           
巌檜葉 巌檜葉の茶庭の岩を支へたり いわひばの ちやにはのいはを ささへたり
           
卯の花 卯の花や湖を巡りたる千切れ雲 うのはなや こをめぐりたる ちぎれぐも
俳句目次
卯の花 卯の花や剥製飾る鯨館 うのはなや はくせいかざる くぢらかん
           
空木の花 箱根山空木の花が紅を注す はこねやま うつぎのはなが べにをさす
           
     梅の実  疎らにも梅の実ぽつり蕊の奥  まばらにも うめのみぽつり しべのおく  10.03
           
           
       一輪にまだかまだかの梅二輪  いちりんに まだかまだかの うめにりん  10.02
           
           
     梅の実  音もせず梅の実落果苔の庭  おともせず うめのみらくくわ こけのには 09.06 
           
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     梅の実  梅の実の甘く香りて転がりぬ  うめのみの あまくかをえりて ころがりぬ  09.06
           
梅(青梅)
青梅の赤となりたく青となる あをうめの あかとなりたく あをとなる
青梅 青梅のくりくり頭撫で回す あをうめの くりくりあたま なでまはす 05.06
           
梅の実 梅の実やファンファーレらし競馬場 うめのみや ファンファーレらし けいばぢやう
           
梅の実 闇も猶梅の実落果凄まじや やみもなほ うめのみらくくわ すさまじや 05.06
実梅 武士の如ばさりと落つる実梅かな ぶしのごと ばさりとおつる みうめかな 06.06
           
えごの花 えごの花目抜き通りはこざつぱり えごのはな めぬきどほりは こざつぱり 07.05
俳句目次
えごの花 しなやかにペダル踏む女えごの花 しなやかに ペダルふむひと えごのはな
           
桜桃 柄を掴み回したきかな桜桃 えをつかみ まはしたきかな さくらんぼ 07.03
桜桃 桜桃の花に微風つと実らし あうたうの はなにそよかぜ つとみらし
桜桃 桜桃の裏表無く正しけり あうたうの うらおもてなく ただしけり
桜桃 桜桃の酒にぽとりと色つぽし あうたうの さけにぽとりと いろつぽし
桜桃 桜桃や尾長と我と睨み合ひ あうたうや をながとわれと にらみあひ
           
柿若葉 奥多摩の川石走る柿若葉 おくたまの かはいはばしる かきわかば
           
青柿 青柿の向きあちこちや百地蔵 あをかきの むきあちこちや ひやくじざう 05.07
           
朝曇 唐松草 朝曇唐松草の小花浮く あさぐもり からまつさうの こばなうく
萱草 萱草の花傾ぎたり夕御山 くわんざうの はなかしぎたり ゆふおやま
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萱草 萱草の花の茎共無頓着 くわんざうの はなのくきどち むとんぢやく
俳句目次
木苺 木苺や川下に山連なりて きいちごや かはしもにやま つらなりて
木苺 木苺や口三味線の撥捌 きいちごや くちじやみせんの ばちさばき 06.05
木苺 木苺の鉢植並ぶ果物屋 きいちごの はちうゑならぶ くだものや 06.05
           
           
黄菅 人里を遠ざかりたる黄菅かな  ひとざとを とほざかりたる きすげかな
           
黄菅 武蔵野の浅間山の黄菅かな むさしのの せんげんやまの きすげかな
           
黄菅 高原の風弄ぶ黄菅かな かうげんの かぜもてあそぶ きすげかな
黄菅 思ひ切り空に手をあぐ黄菅道 おもひきり そらにてをあぐ きすげみち
           
桐の花 川下り桐の花やと子等に告ぐ かはくだり きりのはなやと こらにつぐ 07.04
写真 なし
桐の花 見上げれば空掻き回す桐の花 みあげれば そらかきまはす きりのはな 06.04
写真 なし
桐の花 海底に揺らめく如き桐の花 うなぞこに ゆらめくごとき きりのはな 06.04
写真 なし ああ
           
金糸梅 金糸梅池に撓垂黄を醸す きんしばい いけにしなだれ きをかもす
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擬宝珠 たま石の黒黒のまに擬宝珠かな たまいしの くろくろのまに ぎぼしかな
           
擬宝珠 葉を撮るか一息おくか擬宝珠咲く はをとるか ひといきおくか ぎぼしさく
           
擬宝珠 潤ひの違ふ雨降る擬宝珠かな うるほひの たがふあめふる ぎぼしかな 05.07
           
歩荷 九蓋草 紫を歩荷無心の九蓋草 むらさきを ぼつかむしんの くがいさう
風鈴 九蓋草 風鈴や縦に意気込む九蓋草 ふうりんや  たてにいきごむ くがいさう
虎の尾 九蓋草 盆栽の添へ飛跳ぬる虎の尾や ぼんさいの そへとびはぬる とらのをや
           
           
草いきれ 灯台のたちどなきけり草いきれ とうだいの たちどなきけり くさいきれ 05.06
雷雲 草木 雷雲を迎ふる草木陣乱る らいうんを むかふるくさき ぢんみだる 05.06
           
           
梔子 梔子の花やよくまあ喰はれたり くちなしのはなや よくまあ くはれたり 07.06
梔子 梔子の花が仏の如きなり くちなしの はながほとけの ごときなり
梔子 梔子の花が湖面に凛と咲く くちなしのはなが こめんに りんとさく
俳句目次
梔子 梔子の花に休らふ介護犬 くちなしの はなにやすらふ かいごけん 05.06
梔子 梔子の花や都電の揺れ初め くちなしのはなや とでんのゆれはじめ 05.06
梔子 梔子の花や藹藹空を染め くちなしのはなや あいあいそらをしめ 05.06
隅笹 谷を雷隈笹の群れうねりけり たにをらい くまざさのむれ うねりけり
写真なし
空蝉 熊柳 空蝉や徐ら実の生る熊柳 うつせみや やをらみのなる くまやなぎ 07.06
炎天 熊柳  炎天を花果一時に熊柳 えんてんを かかいちどきに くまやなぎ
茱萸 夏茱萸の地球一時止まりたり なつぐみの ちきういつとき とまりたり
           
茱萸 夏茱萸の小粒ながらもゆさゆさと なつぐみの こつぶながらも ゆさゆさと 
茱萸 夏茱萸が音程合わすラララララ なつぐみが おんていあはす ラララララ
九輪草 心入れ畦に群れたる九輪草 こころいれ あぜにむれたる くりんそう
九輪草 青空の寂を装ふ九輪草 あをぞらの じやくをよそほふ くりんそう
           
           
黒百合 黒百合にちよつとちよつととハイキング くろゆりに ちよつとちよつとと ハイキング
           
           
新緑
(楡欅)
新緑やいつもと違ふ帰り道 しんりよくや いつもとたがふ かへりみち 07.04
新緑
(楡欅)
新緑や勿体無きを思ひ出し しんりよくや もつたいなきを おもひだし 07.04
           
御輿
(楡欅)
欅の根闇夜御輿案内する けやきのね くらやみみこし あないする
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枝下ろす
(楡欅)
粋な声欅参道枝下ろす いきなこゑ けやきさんどう えだおろす
現の証拠 現の証拠デジタル電波山里に げんのしようこ デジタルでんぱ やまざとに
           
           
木暗し 木暗しのみんみんの殻青斑入る こぐらしの みんみんのから あをふいる
俳句目次
苔の花  玉石の隙間隙間の苔の花  たまいしの すきますきまの こけのはな  11.03
           
           
苔の花 青銅の屋根にふんはり苔の花  せいどうの やねにふんはり こけのはな
苔の花 一面を五万逆立つ苔の花 いちめんを ごまんさかだつ こけのはな
苔の花 苔の花一つ一つの生まれ汲む こけのはな ひとつひとつの うまれくむ
           
           
苔の花 空に向き立ち竦みたる苔の花 そらにむき たちすくみたる こけのはな
苔の花 環境に鏤めたかり苔の花 くわんきやうに ちりばめたかり こけのはな 06.03
苔の花 見過ごせば勿体無しの苔の花 みすごせば もつたいなしの こけのはな 06.03
ああ
俳句目次
苔桃の花 苔桃の花が冷気の岨に群る こけももの はながれいきの そばにむる
           
           
小判草 小判草影置忘れさわさわす こばんそう かげおきわすれ さわさわす
小判草 目覚むれば目眩くなる小判草  めざむれば めくるめくなる こばんさう  05.06
駒草 駒草やケーブルカーが山覆ひ こまくさや ケーブルカーが やまおおひ
俳句目次
駒草 駒草や遊覧馬車のもう終り こまくさや いうらんばしやの もうをはり 05.07
           
           
采振木 夏富士や采振の実は赤の波 なつふじや ざいふりのみは あかのなみ
           
           
桜桃
(さくらんぼ)
食べ放題は駄目盆のさくらんぼ たべはうだいはだめ ぼんの さくらんぼ 07.05
桜桃
(さくらんぼ)
店頭に笑ひ合ふよなさくらんぼ てんとうに わらいあふよな さくらんぼ
           
           
杜鵑花 次もまた丸刈らしき杜鵑花咲く つぎもまた まるがりらしき さつきさく
皐月
(杜鵑花)

淡々し山の育む杜鵑花なる あはあはし やまのはぐくむ さつきなる
皐月
杜鵑花展
どことなく土俵入りかや杜鵑花展 どことなく どへういりかや さつきてん
           
百日紅 噂にも話題とならぬ百日紅 うはさにも わだいとならぬ さるすべり 07.09
猿滑 飽き飽きの咲けば揉み手の猿滑 あきあきの さけばもみでの さるすべり 07.07
百日紅 百日紅水平線を蔽ひたり  さるすべり すいへいせんを おおひたり 
百日紅
日食の湖を抜け上がる百日紅 につしよくの こをぬけあがる さるすべり

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百日紅
(猿滑)
百日紅マラソン選手息弾み さるすべり マラソンせんしゆ いきはづみ 05.08
           
           
夕焼 山査子 山査子の実の空高く夕焼けぬ さんざしの  みのそらたかく ゆふやけぬ 05.09
           
           
山椒の花 山椒の花や棘猶尖りたり さんせうのはなや とげなほ とがりたり
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山椒の花 山椒の花にいざよふ甘みあり さんせうの はなにいざよふ あまみあり
           
紫蘇 焼き味噌をちと包みたる紫蘇の味 やきみそを ちとつつみたる しそのあじ 05.08
           
           
朝蝉 朝蝉や蕊掃く筆が受粉させ あさぜみや しべはくふでが じゆふんさせ 05.07
石楠花 石楠花の奥方様の気迫あり しやくなげの おくがたさまの きはくあり
石楠花 石楠花や水平線は海の角 しやくなげや すいへいせんは うみのかど
           
           
舞舞 舞舞が樹齢百年登りけり まひまひが じゆれいひやくねん のぼりけり
           
           
菖蒲園 菖蒲園人出に適う花の数 しやうぶえん ひとでにかなふ はなのかず 06.06
写真なし
洗い髪 シラー 紫のシラーの花や洗い髪  むらさきの シラーのはなや あらひがみ
           
           
新緑 新緑
(楡欅)
新緑の梢の揺れの静かなり しんりよくの こずゑのゆれの しづかなり 07.04
新緑 新緑
(楡欅)
新緑やお黙りなさい群れ雀 しんりよくや おだまりなさい むれすずめ 07.04
新緑 新緑
(楡欅)
新緑やいつもと違ふ帰り道 しんりよくや いつもとたがふ かへりみち 07.04
俳句目次
新緑 新緑
(楡欅)
新緑や勿体無きを思ひ出し しんりよくや もつたいなきを おもひだし 07.04
           
           
青嵐 ずい菜 青嵐やんはり浮くるずい菜かな あをあらし やんはりうくる ずいなかな
杉落葉 杉落葉もどり漁船の生きのよさ すぎおちば もどりぎよせんの いきのよさ
           
           
李祭 品をつくり浴衣の李祭かな しなをつくり ゆかたの すももまつりかな 07.07
           
           
果茎ちと曲がりて垂るる李かな くわくきちと まがりてたるる すももかな
紫の果汁溢るる李の実 むらさきの くわじふあふるる すもものみ 05.06
祝砲の大国魂の李市  しゆくはうの おほくにたまの すももいち 05.06
茣蓙のうへたまころがしの李市 ござのうへ たまころがしの すももいち
           
           
俳句目次 竹の子 竹の子が電波の道を越ゆるらし たけのこが でんぱのみちを こゆるらし
a
秋隣 大木 大木の樹液満ちたり秋隣 たいぼくの じゆえきみちたり あきどなり
a
この道を蓼百代目吾二代 このみちを たでひやくだいめ われにだい
           
           
梅雨曇 チダケサシ 梅雨曇を突き刺すらしきチダケサシ つゆぐもを つきさすらしき チダケサシ
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俳句目次 月見草 道のなき道の傍ら月見草 みちのなき みちのかたはら つきみそう
月見草 里の灯も星の光りも月見草  さとのひも ほしのひかりも つきみさう 
           
梨の花 多摩川の嵩が増しけり梨の花 たまがはの かさがましけり なしのはな
           
           
撫子 撫子や肩怒らずに深呼吸 なでしこや かたいからずに しんこきふ 07.05
撫子 撫子や水平線は空の色 なでしこや すいへいせんは そらのいろ
南天の花 南天の花や参道光射し なんてんのはなや さんだう ひかりさし 05.06
           
           
捩花 捩花や水平線が笑ひこけ ねじばなや すいへいせんが わらひこけ
捩花 捩花と心通ぜず有るが儘 ねじばなと こころつうぜず あるがまま
捩花 捩花の芝生の子等と思ひ込む ねじばなの しばふのこらと おもひこむ 05.06
合歓の花 遠ざかるほどふさはしき合歓の花 とほざかる ほどふさはしき ねむのはな 07.07
合歓の花 一望の辺りを払ふ合歓の花 いちばうの あたりをはらふ ねむのはな
合歓の花 合歓の花目薬注して軽やかに ねむのはな めぐすりさして かろやかに
俳句目次
合歓の花 合歓の花武将の姫の住むごとし ねむのはな ぶしやうのひめの すむごとし 05.06
           
凌霄の花 凌霄の花に笛の音響きたり のうぜんの 花にふえのね ひびきたり
凌霄の花 凌霄の花の宇宙に耳凝らす のうぜんの はなのうちうに みみこらす 05.09
野牡丹 野牡丹を踏切警手壁に掛く のぼたんを ふみきりけいしゆ かべにかく 05.08
野牡丹 野牡丹は咲くや散るやと忙しない のぼたんは さくやちるやと せわしない
俳句目次
野牡丹 野牡丹は赤子の如く水を吸ふ のぼたんは あかごのごとく みずをすふ
野牡丹 野牡丹や天つ風つと吹き止り のぼたんや あまつかぜつと ふきとまり 05・07
           
蜘蛛 蜘蛛の糸葉をくるくると風を呼ぶ くものいと はをくるくると かぜをよぶ
           
           
白丁花 描かれて命湧き出る白丁花 ゑがかれて いのちわきでる はくちようげ 07.05
白丁花 生垣に思ひ零るる白丁花 いけがきに おもひこぼるる はくちやうげ 
           
           
花菖蒲  もう一つ花芽潜むる花菖蒲  もうひとつ はなめひそむる はなしやうぶ  09.06
           
           
花菖蒲 小弛みて人出に適ふ花菖蒲 をだやみて ひとでにかなふ はなしやうぶ 07.06
花菖蒲 岩上にひとりよがりな花菖蒲 がんじやうに ひとりよがりな はなしやうぶ 07.06
花菖蒲 花菖蒲紬の人も手繰りたり  はなしやうぶ つむぎのひとも たぐりたり
花菖蒲 花菖蒲幼鳥の声彼方なり はなしやうぶ えうてうのこゑ かなたなり  05.06
花菖蒲 奥能登に江戸の血残る花菖蒲 おくのとに えどのちのこる はなしやうぶ 05.06
花菖蒲 夕闇に緩りと揺るる花菖蒲 ゆふやみに ゆるりとゆるる はなしやうぶ 05.07
俳句目次
花菖蒲 千枚の田に並びたる花菖蒲 せんまいの たにならびたる はなしやうぶ 05.06
ああ
花菖蒲 花菖蒲いふいふたれば山高し はなしやうぶ いふいふたれば やまたかし 05.06
いふいふ=ゆうゆうのゆうは
さんずい(読みなし)に邑です
香気があふれるさまです
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花菖蒲 先駆けの一輪靡く花菖蒲 さきがけの いちりんなびく はなしやうぶ 05.06
           
           
はまなす
(写真なし)
はまなすや水平線と地平線 はまなすや すいへいせんと ちへいせん
はまなすは、玉偏に夂と玉偏に鬼と書く
二漢字です
薔薇 君の家の薔薇贈られし薄ピンク きみのやの ばらおくられし うすピンク 07.02
           
           
薔薇 薔薇咲くや甲高声の研物師 ばらさくや かんだかこゑの とぎものし 06.05
薔薇 薔薇咲けば一人旅する心なり ばらさけば ひとりたびする こころなり 06.05
薔薇 どの薔薇が一番好きか問はれたり どのばらが いちばんすきか とはれたり 06.05
薔薇 薔薇咲くやもの言はばふと寂しかり ばらさくや ものいはばふと さびしかり  06.05
薔薇 今朝も蕾数ふる薔薇の鉢 こんてうも つぼみかぞふる ばらのはち
薔薇 夕暮れもまじりまじりと薔薇見詰む ゆふぐれも まじりまじりと ばらみつむ
薔薇 蒼天の光り織込む薔薇の舞 さうてんの ひかりおりこむ ばらのまひ
薔薇 つんつんと宙突きたる白の薔薇 つんつんと ちうつつきたる しろのばら
俳句目次
薔薇 一輪が千にも勝る薔薇の花 いちりんが せんにもまさる ばらのはな
           
           
薔薇 一番花終へて休むる薔薇の棘 いちばんか をへてやすむる ばらのとげ
薔薇 奥義かな薔薇の花より幹の艶 あうぎかな ばらのはなより みきのつや
薔薇 白薔薇をゆるりゆるりと車椅子 しろばらを ゆるりゆるりと くるまいす
薔薇 闇の薔薇密かに刃研きたり やみのばら ひそかにやいば みがきたり
薔薇 黄の薔薇を幽玄な野に放ちたし きのばらを いうげんなのに はなちたし
俳句目次
薔薇 葉に産毛このあの色も薔薇の花 はにうぶげ このあのいろも ばらのはな
薔薇 切るごとに切るごとに良し薔薇の花 きるごとに きるごとによし ばらのはな
薔薇 嫁ぐ子や薔薇の話をまたしよう とつぐこや ばらのはなしを またしよう 07.05
薔薇 薔薇咲いてモデルルームのような家 ばらさいて モデルルームの ような家 07.05
薔薇 薔薇咲いて棘のあること忘れたり ばらさいて とげのあること わすれたり 07.05
           
薔薇 丈低く咲かする薔薇の切り戻し たけひくく さかするばらの きりもどし 07.05
薔薇 薔薇咲くやどちらともなく話し声 ばらさくや どちらともなく はなしごゑ 06.06
薔薇 薔薇咲けば雲一つ無き誕生日 ばらさけば くもひとつなき たんじやうび 06.06
薔薇 鞍馬石渋味深むや青の薔薇 くらまいし しぶみふかむや あをのばら
俳句目次
薔薇 岩の苔薔薇を密かに慕ひたり いはのこけ ばらをひそかに したひたり
           
           
万緑 万緑や生の証は次の生 ばんりよくや せいのあかしは つぎのせい
写真なし
           
未央柳 人通り多き道筋未央柳 ひとどほり おほきみちすぢ びやうやなぎ 06.06
写真なし
枇杷 嫁ぐ子の蒔きし枇杷の実二十年 とつぐこの まきしびはのみ にじふねん 07.06
枇杷 鉢植ゑの枇杷の実なんら労要らず はちうゑの びはのみなんら らういらず 07.06
           
           
枇杷 枇杷の実や坊の箒目狂ひなく びはのみや ばうのはうきめ くるひなく
           
           
風知草 うらおもて光り輝く風知草 うらおもて ひかりかがやく ふうちさう
俳句目次
風知草 山頂を揺らめかしたる風知草 さんちやうを ゆらめかしたる ふうちさう 05.07
風露草 風路草ラテンリズムは臍合す  ふうろさう ラテンリズムは へそあはす
風露草 飄々と首横に振る風路草 へうへうと くびよこにふる ふうろさう
           
           
夏藤 夏藤の宙に戸惑ふ蔓の先 なつふぢの ちうにとまどふ つるのさき  07.07
           
           
青東風 ブルーベリ 青東風やブルーベリーの瑠璃の艶 あをごちや ブルーベリーの るりのつや 05.08
           
           
俳句目次 蛇苺 アナログもデジタルも良し蛇苺 アナログも デジタルもよし へびいちご
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蛍袋 マイペース蛍袋の如きかな マイペース ほたるぶくろの ごときかな 07.07
蛍袋 撫肩の蛍袋の仁厚し なでがたの ほたるぶくろの じんあつし 
蛍袋 夕烏蛍袋が頭上げ ゆふがらす ほたるぶくろが かしらあげ 05.06
           
           
牡丹 黄の牡丹消え入る影に黄の籠る きのぼたん きえいるかげに きのこもる
写真なし
ぼたん 大声でほらほらほらと黒牡丹 おおごゑで ほらほらほらと くろぼたん
写真なし a
俳句目次
牡丹 牡丹の支ふる棒の揺ら揺らす ぼうたんの ささふるぼうの ゆらゆらす 06.05
写真なし
           
素麺冷す 盆栽 盆栽や素麺冷す笊の音 ぼんさいや さうめんひやす ざるのおと 06.08
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蚊取り線香 盆栽 盆栽や蚊取り線香燻らせて ぼんさいや かとりせんかう くゆらせて 06.06
           
           
箱庭 盆栽 箱庭や盆栽の本寝覚め良き はこにはや ぼんさいのほん ねざめよき
写真なし
四十雀 盆栽 盆栽やブロックを巣に四十雀 ぼんさいや ブロックをすに しじふから  06.03
写真なし
           
舞鶴草 夏富士や舞鶴草が仏顔 なつふじや まいづるさうが ほとけがお
           
           
油蝉
青空を松盆栽に油蝉 あをぞらを まつぼんさいに あぶらぜみ 06.08
           
           
松葉 雷最中さばさばしたる松葉かな らいさなか さばさばしたる まつばかな 06.08
           
           
水木の花 水木 深深と水木の花が零れ散る しんしんと みづきのはなが こぼれちる 07.05
写真なし
水撒き 水撒き 水撒きの盆栽棚の五百鉢 みづまきの ぼんさいだなの ごひやくはち 07.09
写真なし
空蝉 水遣 水遣るや空蝉確と鳴いたよな みづやるや うつせみしかと ないたよな
写真なし
           
尺取虫 頂芽着尺取虫が尺取れず ちやうがちやく しやくとりむしが しやくとれず
           
若魚子 紅葉傘 若魚子や里山の雄紅葉傘 わかなごや さとやまのゆう もみぢがさ
           
蜘蛛の巣 八手 蜘蛛の巣の右の半分八手の葉 くものすの みぎのはんぶん やつでのは
           
           
風薫る ラベンダー
(写真なし)
地平線離くラベンダー風薫る ちへいせん さくラベンダー かぜかおる
           
           
山桜桃 桜桃かいつも問はるる山桜桃 あうたうか いつもとはるる ゆすらうめ 07.05
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俳句目次
山桜桃 山桜桃言言句句を言ふように ゆすらうめ げんげんくくを いふように
           
           
レモン水 レモン水白い花弁浮かべたし レモンすい しろいはなびら うかべたし
           
           

忘れ草
(萱草)
朝ぼらけ頭もたぐる忘れ草 あさぼらけ かうべもたぐる わすれぐさ
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