TOP
 マスターグレード 1/100 RX-93 νガンダム Ver.Ka
 7,560円 (税8%込み) 2012年12月発売


「あなたが一番好きなガンダムは何?」と言われれば、
まことが間違いなく答えるであろう機体、RX-93 νガンダム。当時、リアルタイムで映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を見て以来、
個人的にはこの機体に勝るガンダムは現れておらず、
映画公開当時(1988年)に発売された旧版1/100、MG版、MG Ver.Ka版など、当時のガンプラ熱の程度に関わらず
製作してきた機体なのですが、以前製作したVer.Ka版が素組みだった事から、
今度は自分なりに手間隙をかけて製作してみたいとの思いから、あらためてキットを購入、製作してみました。



まずは全身。グリプス戦役(Zガンダムの頃)以降、大型化&可変機構などによる複雑化が進んだMSに対し、
「MSは機動性の高い機動兵器である」という、一年戦争時代の
コンセプトに立ち返りつつ、ガンダムタイプとしては初のサイコミュ搭載型として開発されたという設定の本機体。
Z・ZZ時代のMSとは一線を画す、シンプルな造詣を上手く再現しつつ、
Ver.Kaでは装甲やスタイル、変身ギミックなどアレンジが加えられ、力強さを感じさせる出来となっております。
基本的には設定色に近い色を使いつつ、細かい部分などは適当に色的アレンジを加えて仕上げてみました。



頭部アップ。イケメン過ぎて濡れてしまいます(ヲイ
パイロットであるアムロ・レイ自らも設計スタッフとして参加、開発した機体という事で、一年戦争時、
アムロの愛機であったRX-78ガンダムのイメージを残しつつも、
只者ではない潜在能力の高さみたいなものを感じさせるスタイリングであります♪



ビームライフル&シールド、背面にニューハイパーバズーカ装着。
個人的には背面のバズーカの背負い方が大好き。映画の中でも背面にマウントしたままぶっぱなしてる場面で胸キュンしちゃったり(笑)



νガンダムの最大の特徴とも言うべきサイコミュ兵器、フィン・ファンネル装着。
ファンネルとしては特徴的な形状から、敵のギュネイから「放熱板」なんて言われちゃうものの、多彩な機能を実現した「急造品」な兵器です。
しかし、このファンネルを纏ったシルエットも大好きです。
このファンネル、以前素組みで製作した際ファンネル同士を連結させる構造上ポロリが多く、
今回の製作の際には、対策としてネオジム磁石を仕込んでみました。



こんな感じ。先端部分の方に関しては蓋側の方を若干削りこみましたが、根元側の方は無加工で済みました。接着剤にて固定。
小さめのネオジム磁石&間にプラ素材が挟まる為、強力と言えるほどの磁力は得られないものの、
連結補助という意味での役割は果たしているかな?と。装着状態で飾っていても、今のところポロリはありませんしね。
逆に磁石分の重量増で、もともとバックパックとの接続時に傾いてしまうファンネルが
もっと傾いてしまうため、強引に支柱で矯正してたりするのですけどね(爆) ちなみに、ネオジム磁石はHIQ PARTSのMGNSQ421を使用。



フィン・ファンネル展開。ファンネル内側の塗装は
サイコフレーム色を意識した感じにしてみましたが、塗ってみたら、金色のスミ入れがくどくなってしまい、
全体的にうるさい感じになってしまった部分は反省…。
今回、今後の塗装関係にお手軽に使えるかな?と、試験的に水生サインペンのDo!POSCAと
ゲルインキボールペンのJuiceを使用してみました。
最終的にはトップコートを塗布した事もありますが、プラスチックへの定着も悪くなく、
お手軽塗装として使えそうです。邪道かもしれませんが(笑)



お次はMG Ver.Ka版のオリジナルギミックとなる、サイコフレーム発動モード。
劇中ではコックピットまわりにしか組み込まれていなかったサイコフレームが四肢の構造にも組み込まれており…という新解釈(?)であり、
装甲をスライド、またはパージする事で表現しております。
系譜的にはフルサイコフレームのユニコーンへ受け継がれていく途中経過的と言うのでしょうかね?、ユニコーンほど
サイコフレームてんこ盛りという感じでなく、様子見ながら使ってるよーみたいな
控えめさが程よい感じであり、このギミックに賛否はあるのかもしれませんが、通常モードのスタイリングを損なう事無く、
上手くギミックを仕込んでいるという点では、個人的にはアリだと思います。



発動時は脚部の装甲を大胆にパージするため、内部のフレームも金色を主体に塗装してみました。
個人的には、足首の球体部分ももう少し明確な色分けにしてみても良かったかな?と反省。





適当に何枚か。





各部関節の緩さや、全関節稼動ながらもポロリし易い
エモーショナル・マニュピレーター(手)など、個人的に気になる部分がない訳ではないものの、Ver.Kaオリジナルのギミックを含め、
非常にスタイリッシュな完成度を感じさせ、RX-93のガンプラの決定版と断言できるキットであります。
反面、非常に細かく分割されたパーツなど、
素組みでもそれ相応の手間暇が必要となりますので万人向けとは言いがたいのですが、
それゆえに完成時の満足度も高く、νガンダム好きなら是非、チャレンジしていただきたいブツであります♪




 使用塗料 (備忘録)
 ■ ボディほか全般:タミヤスプレー/ダークマイカブルー(TS64) パールホワイト(TS45) メタリックレッド(TS18) ブリリアントオレンジ(TS56)
 ■ フレーム&武器ほか:タミヤスプレー/チタンシルバー(TS88) ガンメタル(TS38) メタリックグレイ(TS94) アルミシルバー(TS17) ゴールド(TS21)
 ■ サイコフレーム:タミヤスプレー/パールクリヤー(TS65)
 ■ ファンネル:uni Do!POSCA/メタリックグリーン(PC-1MDM.6) メタリックゴールド(PC-1MDM.25) PILOT Juice/ゴールド(LJU-10EF-GD)
 ■ その他(台座支柱):Mr.カラースプレー/スモークグレー(101)
 ■ 仕上げ Mr.トップコートスプレー半光沢(B502)

 TOP
 更新日 2016/09/11