8月14日 スタヴァンゲル
北海に面する都市、スタヴァンゲルにやって来ました。
ここはリーセフィヨルド観光の拠点になっています。やっぱノルウェ−に来たらフィヨルド観光しなくちゃねえ、というわけで。

翌朝、起点となる対岸のタウという町まで渡ります。そこからバスで30分、登山道のある麓まで出ます。他のフィヨルドではV字型の谷間を船で縫うように進みながら観光するコースが多い中で、ここは自分でてっぺんまで登って行けるのです。
目指すは一路「プレーケストーレン」。「教会の説教壇」という意味らしいです。水面から約600メートル、切り取ったように垂直にそそり立つ岩です。岩の上は平らになっていて、登山道を辿ってそこまで行くことができます。

山頂まではおよそ2時間。ガイドブックには「山頂までハイキング」とか書いてありましたが、どちらかというとアスレチックコースのような道(?)を登っていきます。結構な勾配もあり、流石に疲れるのですが、そんなことを忘れてしまうくらいの周りの素晴らしい眺めのおかげで割とさくさく進むことができました。




途中、フィヨルド名物の滝があったり、湿原の中を通ったり、くぼ地にできた湖を横切ったりと、様々に変化していく景色に感動しっぱなしでした。

そして、到着です。

不思議なくらい直角に切り立った岸壁には、柵も何もありません。端っこで足を投げ出して腰掛けている人が信じられませんよねえ・・・
でも自分もほふく前進で身を乗り出して崖下の写真を撮ってみたり。地面にくっついてる体が安定していると分かっていても恐い・・・
ここで昼食を食べたり、日向ぼっこをしたりと、それぞれが思い思いの時間を過ごして帰路へとつきます。

自分達も午後2時過ぎにプレーケストーレンを後にしたのでした。

で、宿に戻ったのが6時頃。スタヴァンゲルの町自体は見る時間ありませんでした・・・
そして翌日ベルゲンへ。

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