8月18日 コペンハーゲン
デンマークはコペンハーゲンに入ります。
空路での入国だったので、今度こそは入国審査所がありました。
審査官が見ている前を、荷物引きずって素通りしました。終了。
・・・出国時も何も無かったので、結局もらったスタンプは日本の出国と帰国の2つだけ・・・

着いてまず向かったのはトーヴァルセン美術館。彫刻家トーヴァルセンの作品の数々か並んでいました。さすが超一流の芸術家。カメラよりスケッチブックを持ってくれば良かったと後悔。しかしこんなところでクロッキーやり始めたらきっと滞在期間全部使っても終わらないんだろうな・・・。地元の学生さんらしき人が熱心にスケッチとってました。うらやましい。
思った以上の展示数の多さと1個1個のボリュームに1階だけで疲れてしまい、2階は駆け足気味に・・・

翌日は近郊電車に揺られて40分くらいの所にあるフレデリクスボー城へ。
お城のような宮殿というか、宮殿のようなお城という感じの所ですな。

ちゃんと湖に囲まれてます。これお約束。(自分的に。もしくは断崖絶壁の上)


いかにも荷馬車とかが通りそうな石畳の道を進んで、正面入り口へ。
風があって噴水の水飛ばされまくり。

ここはデンマーク一キレイな城といわれているらしく、さすがに中も外観も見事なものでした。でもそのおかげでここで紹介しようと思うとキリが無くなってしまうので、特に気に入った所を2ヵ所ほど。まずは何と言っても上の礼拝堂。見学者は2階(?)の通路をぐるりとまわるのですが、そのリアルさといったら(イヤだから本物なんだって)、まるでRPGの世界にそのまま入ってしまったかのような感覚に陥ってしまいました。クロノトリガーで「王国裁判」になって有罪とかにされて、荘厳なBGMの中、牢獄棟に連れて行かれるシーンを初めて見たときのような衝撃。・・・比較対象間違ってるような気がしますが。・・・というかみんな分かるのかなあ。他の所で見学すると大概1階を通されることが多いので、新鮮なアングルから見れたという点でも良かったです。


そしてもう1ヵ所。板張りの床、積み重ねた石の壁や天上・・・といったずっしりした城の中を進んでいくと、ふと大理石張りの白亜の廊下が現れます。
この先が、この城の女王にまみえるための「謁見の間」です。
・・・こんな所を一般の見学者が歩いていいってゆーのもスゴイですなあ。

で、その廊下を進んで謁見の間へ。こんな部屋1個欲しー。(←絶対ムリ。)

・・・とまあ、フレデリクスボー城はこんな所で。やっぱお城はいいなあ。(結局こう落ち着く。)
そしてまた電車にゴトゴト揺られながらホテルへと帰ったのでした。

コペンハーゲンでは他にも北欧最大の歩行者天国「ストロイエ」、彫刻作品が結構面白かった国立美術館などまわったのですが細かくなってしまうので割愛。
あとはもうそろそろ帰国なんだ〜とか思いながらまったりと過ごしていました。


こうして19日間の「行き当たりばったり北欧旅行」は終わり、成田行きの便の中では久し振りの日本語アナウンスを聞いてほっとしたりしながら帰路に着いたのでした。
そしてやっぱり乗り継ぎのドイツ、フランクフルトでは唯一聞き取れる「ツヴァイ」、「ダンケ」を聞いて無駄によろこんでいたのでした。


 以上、こんな感じの旅でした。ここまでお付き合い下さいましてありがとうございました。
                                2002.12.31 パキソ拝            

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