PC18禁 さ〜

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○ 「最終痴漢電車」
○ 「最終痴漢電車2」
○ 「サイレン鳴ったら、2秒でえっち!?」
○ 「さかしき人にみるこころ」
○ 「相楽さん家の悦楽ライフ♪」
○ 「SACRIFICE -捨牌の行方-」
○ 「Sacrifice 〜制服狩り〜」
○ 「Summer Days 通常版」
○ 「沙耶の唄」
○ 「さよなら。」
○ 「さよらなエトランジュ」
○ 「斬魔大聖デモンベイン」



「最終痴漢電車」

(ブランド) アトリエかぐや
(ジャンル) ミニゲームADV
(発売日) 2001年10月26日
(スタッフ) 原画=M&M。シナリオ=神無月ニトロ、硝子丸、うたきち、さんきち(おたまじゃくし三吉)。音楽=吉田仁郎。
(声優) しまだかおり、篁瑞帆、袴田ちあき、桜井薔子。
(システム) 対応OS=Windows95/98/Me。CD-ROM1枚。ディスクレスプレイ可能。
(ランク) Dクラス
(付記) 何やら「サクラ大戦2」の織姫シナリオのミニゲームのような、音ゲーの出来損ないのようなミニゲームの成否によってコンプリートを目指す、難解且つ不可解なゲーム。とてもではないが、1回のプレイでは完全攻略は不可能な仕様にゲンナリする。終始割に合わないプレイを繰り返す事になる。後に出たリメイク版ではこのミニゲームがごっそり削除され、普通のADVになっていた。当然の話だが。
 モチーフとしては面白い着眼点だったストーリーだけに、ゲームバランスを大いに崩した事が残念でならない。ランダム要素も多過ぎた。アニメ化(OVA)もされた。



「最終痴漢電車2」

(ブランド) アトリエかぐや
(ジャンル) 陵辱鬼畜ADV
(発売日) 2003年12月18日
(スタッフ) 原画=M&M。シナリオ=神無月ニトロ、さんきち(おたまじゃくし三吉)、もみあげルパンR、速水漣。音楽=吉田仁郎、Grass Road。
(声優) 島香麗子(ミルキーゆかり)、飯田空(雨宮侑布、木梨樹里)、みる(青川ナガレ、壱智村小真)、長崎みなみ、木葉楓(力丸乃りこ)、白井綾乃(北条静香)、夕芽。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me/XP。DVD-ROM1枚。画面解像度=640×480。ディスクレスプレイ可能。
(ランク) Cクラス
(付記) 前作であった不可解なミニゲームは廃止され、どこにでもある普通のADVになった。前作よりは確実にパワーアップしている。ただし、コンプリートのためにはかなり様々なパターンの選択肢を試す必要があり、労力は相変わらずかなり使わされる。「協力者」の中には、前作の主人公もいる。というか、なぜに今回の主人公はこんなに色々カッコいいですか?あと音楽も無駄にカッコいい。
 個別エンド、ハーレムエンドあり。ストーリー性は希薄だが、実用性はかなり高いのではなかろうか。痴漢、寝取られ、レズが苦手な人にはお勧め出来ないが。OVA化もされた。DVD-PG版あり。



「サイレン鳴ったら、2秒でえっち!?」

(ブランド) softhouse-seal
(ジャンル) 音で感じるどこでも欲求ADV
(発売日) 2009年3月27日
(スタッフ) 原画=あちくん。シナリオ=夏椿。監督=産蝶。
(声優) 桃華れん、津軽りんご、貴坂理緒、分倍河原シホ。
(システム) 対応OS=Windows2000/XP/Vista。メディア=CD-ROM1枚。HDD容量=700KB以上。画面解像度=800×600。ディスクレスプレイ可能。マウスホイールテキスト読み対応。バックグラウンド動作可能。セーブコメント記入不可。歌・ムービーなし。定価2100円(ダウンロード版1950円)。
(ランク) Bクラス
(付記) 「いくらなんでも“2秒”はないだろ」と苦笑していたら、スタート後本当に2秒でHイベントが始まって笑った。掴みのインパクトは絶大。明るい「姦染」かと予想して購入したのだが、こちらは完全なるバカゲーだった。それはそれでいいのだが、さすがに最後までサイレンの謎が一切明かされないまま終わる(なぜ鳴るのか?誰が鳴らしてるのか?どうして住民は引っ越さないのか?などなど)のはいかがなものか。例のゲーム(映画)のパロディにしても、これではあまりにも投げっ放しが過ぎる。
 「大乱交」と言いつつもそれは音声だけで、その場面のイベントCGが1枚もないのにはがっかりさせられた。が、この低価格で攻略可能ヒロイン1人につきHアニメが1つずつあるというのには拍手を送りたい。あえぎ声の長さやピー音・伏せ字なしの効果もあり、なかなかのエロさ。「明るく楽しくエロく」を上手く共存させている。立ち絵のパターンなどは極少だが、力を注ぐべき点をちゃんと心得ている。
 Hイベントは全部で20個で、1つのシーンの尺は全体のボリュームの割りにがんばっている。Hテキストは下品だが、造語のセンスが新鮮かつオリジナリティがあり、ついつい笑わされてしまう。なぜかやたらと「カリ高」にこだわりがあるらしい。何かと面白いのだが、同じフレーズを多用し過ぎる傾向にあるのが残念。
 ヒロインは6人で、攻略可能なのは3人(内1人は非処女なので処女信仰者の人は要注意)。良いツンデレの文にギャップ萌えが楽しめる永子など、意外にもキャラが立っていた。そしてもう1人の非処女サブヒロイン・“クール痴女”の里香が実にナイスキャラで、彼女にエンディングがない事が非常に悔やまれる。あとは主人公のモテ方に必然性さえあればさらに良かったのだが(Hしたら好きになった、ではねえ……)。
 総プレイ時間は共通部分の長さもあり、2時間ちょいぐらいか。ストーリーの納得できない点は多々あれど、「安い・エロい・おバカ」と三拍子そろった作品であり、興味があるなら迷わず買った方がいい。この価格と内容で「金返せ!」と言うのなら、それはその人の器の小ささに他ならない。



「さかしき人にみるこころ」

(ブランド) light
(ジャンル) クールビューティーペダンチック恋愛ADV
(発売日) 2008年5月30日
(スタッフ) 原画=AKINOKO.。シナリオ=嘘屋 佐々木酒人。音楽=樋口秀樹。ムービー=chuβ。主題歌=WHITE-LIPS。ディレクター=カズタシンヤ。プロデューサー=服部道知。
(声優) 青山ゆかり(友永朱音)、まきいづみ(やなせなつみ)、木村あやか(いのくちゆか)。
(システム) 対応OS=Windows2000/XP/Vista。HDD容量=700MB以上。画面解像度=800×600。バックグラウンド動作可能。ディスクレスプレイ可能。マウスホイールテキスト読み進め可能。セーブコメント記入可能。オートセーブ機能あり。アクティベーションあり(現在は認証期限が切れており、無制限)。スキップは遅めだが、選択肢後も継続。マウスカーソル自動消去。定価=3150円(ダウンロード版=2940円)。メディア=CD-ROM。
(ランク) Bクラス
(付記) タイトルセンスに惹かれて購入。低価格シリーズ3部作の1作目(3本が1まとめになった『神様のりんご』も売られている)。2008年美少女ゲームアワードロープライス賞部門金賞受賞作品。ロープライスなのに主題歌もムービーも入っており、この価格帯にしてはかなりのシナリオボリュームを誇る。よくぞたったの4キャラで、ここまでの物語を構築したものだ。このライターの手腕は見事と言わざるを得ない。エンディングは違う進路を取る4パターン+バッドエンド。その内容には文句なし。ただ、2周しないと回収できない仕様にする意味はまるでなかった。こういう細かいストレスが何かと惜しく、もったいない。
 ただひとりの攻略ヒロインのキーワードは「学園物」「知性派眼鏡っ娘」「クーデレ」「絶対領域」。老けた見た目から言動から、メインヒロインが愛せないとアウト。デレるまで我慢できるかどうかにかかっている。デレる前とデレた後との落差はすさまじく、その後はすっかりバカップルと化し、「あれ、こんなゲームだったっけ?」と目を疑う事もしばしば。キャラクター的には好みではなくとも、熱心な青山ゆかりファンならばがんばれるかもしれない。
 主人公の顔は立ち絵からイベントCGまで、終始見せまくり。キャラも立ちまくっているので、主人公と自分とのシンクロ率を重視するプレイヤーには完全に不向き。打算と偽善と自己嫌悪まみれの人格なので、感情移入も難しい。第三者視点で割り切って物語を読むのが吉。
 「ぺダンチック=知識をひけらかす」と銘打ってあるように、テキストはかなり冗長でいちいち説明臭くて一言多く、ひたすらクドい。明らかにわざとなのだが、これによってユーザを選ぶのは確か。ある意味実験的かつ博打と言える。だが、せっかくこれほどのテキストセンスを持っているのに、汗マークやハートマークの多用や目に優しくないなテキスト色変化などにより、その本来の能力を評価してもらえなくなってしまっているというのは皮肉な話だ。文章だけで充分勝負できる作品であるのに残念だ。明らかにテキスト演出過剰
 ストーリーの掴みからして巧みで、そこから一気に物語に引き込んでしまう。随所に挿入されるノベルパートもいいアクセントになっている。が、読むタイミングを強制する演出やテキストボックスのキャラ名位置、無駄な選択肢の多さなどなど、マイナス要素も多い。お世辞にもテンポやキーレスポンスがいいとは言えない。話の展開は終盤などはかなり強引であり、デレ期の中弛みとの緩急に戸惑う。難攻不落かと思われたメインヒロインは意外とあっさりと陥落し、主人公が嫌われていた理由の真相を聞いて思わずポカーン。ここ辺りは所詮はロープライスか、とガッカリさせられる部分だった。
 Hイベントは全部で19シーン。エロ関係は実用に堪えない。クドいテキストはHイベントでも健在でゲンナリさせられるし、「おほお」などの萌えない台詞を連発する。やっとキスしたかと思ったら、そこからはノンストップでサル化し、2人とも腰を振る事しか考えていない。イベントCGは差分が少なく、構図の使い回しがひどい。ちなみに、HイベントCGの眼鏡の有無差分はクリア後のおまけで回収できる。このゲームは、イベントCGよりもなぜか立ち絵に力を入れており、コスチュームパターンが豊富で、全裸立ち絵好きにはストライクだろう(しかし、あの乳首は大き過ぎじゃないか?)。中/外発射選択なし。伏せ字なし。ピー音あり。バッググラウンドボイスあり。余談だが、初Hが騎乗位で、「体重をかけるだけでよかった」って、いくらなんでもそりゃないわー。ぶっちゃけ、Hイベント以前でこのゲームはその役割を果たしているのではないだろうか。
 この作品には大きな3つの壁がある。すなわち、「主人公のキャラクター」「メインヒロインのビジュアル」「クセのあるテキスト」である。これら全てを許容でき、クリアできた暁には、ロープライスとは思えない充足感を得られる事だろう。色々な制約の中でこれだけのドラマを読ませてくれる作品は希少。ロープライスと侮る事なかれ。好き嫌いがハッキリ分かれる作品であるが、チャレンジしてみる価値は充分にある。コストパフォーマンスは抜群



「相楽さん家の悦楽ライフ♪」

(ブランド) Zyx
(ジャンル) 下宿恋愛ADV
(発売日) 2003年8月28日
(スタッフ) 原画=山根正宏(せんどりくん)、武藤慶次(むとうけいじ)、高山フーミン。シナリオ=希、高尾登山、桜井光、水上温泉郷、苑脇つぐみ、弓月司。サウンド=Lip on Hip。歌=柚木こころ。
(声優) MAYO(倉田雅世)、長崎みなみ、島香麗子(ミルキーゆかり)、青山ゆかり(友永朱音)、大波こなみ、他。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me/XP。CD-ROM1枚。画面解像度=640×480。ディスクレスプレイ不可。
(ランク) Bクラス
(付記) 今回武藤慶次はスーパーバイザー。絵的には汗表現に難あり、と感じた。「淫内感染」の江美子もゲスト出演していたりするのがこのブランドのファンにとっては嬉しい所。淫語表現をヒロインに言わせるのが好きな人には良い作品。ピー音は隠せてないので尚更。実にエロゲーらしいエロゲー
 エロテキスト表現が個性的で、独自のテイストが楽しめる。イベント数も多い。陵辱色がありつつも、明るいタッチに変えてしまう手法は見事。が、エロへの入り方がやや疑問に感じた。アニメは申し訳程度なので、そこには期待はしないように。スキップが速いので繰り返しプレイが苦にならない。ダウンロード販売、DVD-PG版あり。



「SACRIFICE -捨牌の行方-」

(ブランド) M no VIOLET
(ジャンル) 貞操を賭けた麻雀ADV
(発売日) 2010年6月25日
(スタッフ) 原画=雛咲。シナリオ=イ也。音楽=LUCHICA。プロデューサー=阿比留壽浩。
(声優) 唯香、計名さや香、森山いちご、逢川奈々、都筑なつる、春日アン。
(システム) 対応OS=Windows2000/XP/Vista。画面解像度=640×480、720×480、800×600、1024×768、1152×864から選択可能。HDD容量=2.5GB以上。マウスホイールテキスト読み進め可能。マウスカーソル自動消去。マウスカーソル追尾機能あり。フォント変更可能(キャラ別フォント色変更可能)。キャラ別音声カット可能(主人公以外に男性キャラはいない。主人公ボイスなし)。ディスクレスプレイ可能。バックグラウンド動作可能。セーブコメント記入不可。選択肢までスキップ可能。立ち絵を全裸に変更可能。立ち絵&音楽鑑賞モードあり。
(ランク) Dクラス
(付記) 「咲 -Saki-」という作品に「カイジ」風の悪しきパロディを施した色物。「咲」→「さく」→「サクリファイス」?なんと安易な……。攻略対象ヒロインは5人で、「咲」のWヒロイン+偽「けいおん!」の唯(声優が似せようとしていて不覚にも何度か笑ってしまった)+偽「Kanon」の秋子さん(?)+偽「DARKER THAN BLACK」の銀というラインナップ。
 Hイベント数は厘のみ4つで、他のヒロインは6つずつ。サブヒロイン達とのHイベントは一切存在しない。――ポイントと引き換えにヒロインにHをお願いするというシステムであり、寝取られや陵辱を期待していると痛い目を見る。かと言ってキャラ萌えゲーでもなく、どっちつかずの消化不良エロゲー。3Pもなければハーレムもない。立ち絵を全裸にしてプレイするとかなりシュールで笑えるが、イベントCGになると普通に着衣しているので萎える。CG差分はそこそこだが、モザイクが大き過ぎて残念。伏せ字&ピー音なし。微スカ要素があるので苦手な人は注意。
 主人公及びテキストはかなり下品。明らかに故意で難読漢字を用いているが、振り仮名を振っていないので読み辛く、それが鼻に付く。おまけにクドい。なのにネット用語をしばしば混ぜてくるので、統一性がなくてイライラさせられる。それにしても、なんでこんなにも妙でセンスのないキャラ名ばかりなのか……。ストーリーとしては、最終的にヒロインを島から解放してあげるだけで、いっしょにハッピーエンドを迎える事は叶わず、非常に後味が悪い。共通ルートが長く、攻略としてはMAPで任意のキャラを選択するだけ。
 麻雀ゲームとしては、初心者仕様で、なんとチョンボなし。ゲーム進行テンポが非常に速いのと東風戦(ラストバトル以外は南入しない)である事が大変な美点であり、この快適さがなければ1ルート目で投げていただろう。キャラのリアクションは本当に最低限のみ用意されている。役読み上げあり。フリー対局モードあり。イージー/ハードモード選択あり。どの対戦相手も非常によく鳴き、打ち筋は誰も同じなのでつまらない。作業ゲー。
 体験版も出さず、カウントダウンボイスすらやらず、公式サイトのやる気のなさから発売前から不安視されていたが、それが見事的中。味方してあげようがない完膚なきまでのクソゲーなので、いくらそそろうともワゴン入りするまでは決して手を出さないように。フルボイスの価値などあるはずがない。そもそもメーカーに売る気がないんだから、買ってあげる必要もない。



「Sacrifice 〜制服狩り〜」

(ブランド) Rateblack
(ジャンル) 学園調教ADV
(発売日) 2001年12月28日
(スタッフ) 原画=たまひよ。シナリオ=キリコ、NYAON、響はっと。
(声優) 草柳順子、如月美琴、みる(青川ナガレ、壱智村小真)、都ほのか(萩原えみこ、井村屋ほのか)、長崎みなみ、夏野向日葵(瀬那歩美、桜川朝恵)、西田こむぎ、咲ゆたか(坂田有希)、珊瑚唱(倖月美和、春野日和)、芹園みや(西沢広香)、静野ももか、鳥居花音、藤澤暁、深井晴花、金田まひる(安堂りゅう)、AYA(茂呂田かおる)、綾瀬まゆ(永見はるか、松永雪希)、歌織、神無月ほのか(笹島かほる、RuRu)、日下千鶴(石川静、日下ちづる)、こむら奈々(木村こてん)、天音凛、鮎川守、日向裕羅(西村ひな)、北都南(ひと美)、Yuki-lin(茉雪千鶴)。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me。CD-ROM2枚組。画面解像度=640×480。
(ランク) Cクラス
(付記) CGの使い回し率が高いのは残念。26人を相手に出来る所が売りのゲームだが、ゲームとしては作業プレイ以下なので、片手間プレイがオススメ。ストーリー性などはないに等しく、主人公がひたすら励むだけの内容。逆に言えば、実用性は高いのだろう。色々フェチのための作品だと思う。
 声優の実力レベルの差が激しいのが萎える。主人公のバカオヤジっぷりには辟易。コマンド名は非常に面白かったが、そこだけが面白かった、とも言える。さすがにこれだけのキャラ数があれば、誰か1人くらいはツボに入るでしょう。「エロゲー」というジャンルに相応しい作品ではある。



「Summer Days 通常版(リニューアルパッケージ)」

(ブランド) 0verflow
(ジャンル) フルボリュームアニメーションゲーム
(発売日) 2006年10月27日
(スタッフ) シナリオ=メイザーズぬまきち。原画=ごとうじゅんじ(しぃけんしゃる、潤之介)、倉嶋丈康(まっぴーらっく)。ムービー=中条罰。音楽=KIRIKO/HIKO Sound、鈴木マサキ。歌=YURIA。
(声優) 山本華、原由菓、双海葉月、夏海萌、草月弥生、松永雪希(綾瀬まゆ、永見はるか、幸代彩里)、GUNTA、神月あおい(小林恵美)、桜川未央(小林眞紀)、柚木かなめ(河原木志穂)、一色ヒカル(田中涼子)、遠野そよぎ(岡嶋妙)、南波華月
(システム) 対応OS=Windows98SE/2000/Me/XP。ディスクレプレイ可能。バックグラウンド動作可能。画面解像度640×480(変更可能)。セーブコメント記入可能。セーブ重要度変更可能。バックログ閲覧不可。主人公声あり(カット可能)。攻略ルートマップあり。選択肢自動選択モードあり。
(ランク) Cクラス
(付記) 「死んで欲しい主人公」No.1の座にぶっちぎりで輝き続ける君、今回は生命の危険も鬱展開もないのをいい事に、脳を精液に入れ替えて大活躍、据え膳は皿まで食い尽してくれる。一見すると刹那ファンディスクだが、最後までプレイすると、その正体は熟女好きとロリ好きのための作品だった事を思い知らされる。刹那目当てでの購入はお勧めしない。ツンデレではなく、カップルになってからの痛さに泣かされる。そして世界ファンもご愁傷様、その扱いのひどさに涙する。
 初回限定版にあった不具合は全て解消されている(らしい)が、コメンタリーDVDは同梱されていない。回想モードはHイベントのみで、エンディング回想はないのが残念。まあ、回想したくなるようなエンディングなんてないんだが。エンディングと呼べる代物はごくわずか。ブツ切りどころのレベルではない。
 「フルアニメ」の看板にだまされてはいけない。本当にアニメと呼べるシーンはほんの少し。普段は目パチ口パク程。Hイベントはさすがに動くのだが、背景違いや使い回しが多くて萎える。エロくもなければ、「おー」と思う事も一切ない。話題になったアニメからこちらに手を出すと、痛い目を見るので期待しすぎないように。
 テンポの悪い展開、わかりにくい選択肢を始めとして、システム面は散々。しかし、本当にひどいのはシナリオ。Hイベントまで延々とダラダラと環境ビデオのように垂れ流される映像を見せられるこの苦痛。刹那と誠の視点を行ったり来たり、もういっそ主人公を代えても良かったのでは。「THE 期待外れ」の称号を送る。



「沙耶の唄」

(ブランド) ニトロプラス
(ジャンル) ホラーサスペンスADV
(発売日) 2003年12月26日
(スタッフ) OP&ED歌=いとうかなこ。原画=中央東口。シナリオ=虚淵玄。サウンド=磯江俊道。
(声優) 緑川光、松本保典、海原エレナ(氷青、横手久美子)、矢沢泉(安田未央)、川村みどり(高野直子)、佐藤まこと(斎賀みつき)。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me/XP。マウスホイールテキスト読み対応。CD-ROM1枚。ディスクレスプレイ可能。シーン回想なし。
(ランク) Dクラス
(付記) 虚淵玄&中央東口コンビによる新機軸。開始直後にグロテスク注意報とグロ描写設定画面が現れる。ボリュームは少なく、攻略も非常に簡単。「完成度が高い」と評価する声も多く聴くが、これだけ小さく狭い風呂敷ならば、そこそこの畳み方が出来て当然。イベントCG枚数はボリュームの割りに多い。
 「凍えゲー」との噂だったが、グロいだけの駄作。が、こういう形態を取ってはいても、根幹の主題は「愛」なので、そこをもっと感じさせればオンリーワンの境地にたどり着けただろう。包んだオブラートが分厚過ぎた。元ネタ(パクリ元)である手塚治虫の漫画「火の鳥(復活編)」を意識し過ぎたのだろうか。ニトロプラスらしさもなく、意図不明の愚作。本当に虚淵玄の才能は枯渇してしまったのだろうか?クトゥルー好きなら若干評価は上がるかもしれない。



「さよなら。」

(ブランド) ぱんだはうす
(ジャンル) 奇蹟は起きないビジュアルノベル
(発売日) 2003年6月27日
(スタッフ) 原画=さとう。シナリオ=七生一。サウンド=PANDA、MUSE。
(声優) 大野まりな、大波こなみ、カンザキカナリ、岩泉まい(藤田夏海、樋口まゆ)、あおい和紀(青山ゆかり、友永朱音)、金松由花(井上みゆ)。
(システム) 対応OS=Windows95/98/2000/Me/XP。CD-ROM2枚組。画面解像度=800×600。
(ランク) Bクラス
(付記) ぱんだはうすの10周年記念作品。ジャンルはビジュアルノベルだが、テキストの読ませ方が独特。CGを邪魔しない位置に常に表示される。視覚効果抜群の数々の演出に拍手を送りたい。淡い水彩画のような背景や、さとう原画による光沢のあるイベントCGなど、目に鮮やかに楽しめる。立ち絵も良く動き、サイズも変わる。
 PANDAによるメランコリックな音楽も素晴らしく、SEにも非常に凝っている。シナリオボリュームも適当で、攻略も簡単。一言で言うとゲーだが、四季が美しい印象的な作品。シナリオにやや疑問が残る点がいくつかあったのは残念。ダウンロード販売、DVD-PG版あり。ブランドはすでに解散している。



「さよらなエトランジュ」

(ブランド) CLOVER
(ジャンル) 未来学園恋愛ADV
(発売日) 2002年12月20日
(スタッフ) 原画=雨音響(雨音颯)。シナリオ=眼鏡友の会/E.C。音楽=景家淳、KIM’s SOUNDROOM。
(声優) 籐野らん(後藤邑子)、新名はるか、今田鉄男(稲田徹)、青山ゆかり(友永朱音)、まきいづみ(やなせなつみ)。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me/XP。CD-ROM2枚組。画面解像度=800×600。
(ランク) Cクラス
(付記) 200年の冷凍睡眠から目覚めた主人公のお話。全3章構成。が、全然世界が未来っぽくなくて拍子抜け。ヒロインは4人と少なく、魅力も薄い。正直、これで奈緒がいなかったらやってられなかった。超能力を絡めたシナリオは、前フリだけが大した物で、他は全然ダメ。せめてエンディングぐらいはしっかりしていれば、もう少しマシな作品になったと思うのだが。
 音楽がやたら五月蝿く、音声が聴き取り辛かったのは×。「白詰草話」っぽい演出はなかなか良かったのだが。で、結局「エトランジュ」って誰?何?……まぁ中古価格が暴落しているので、安価で買えればそこそこ楽しめるかもしれない。ダウンロード販売あり。



「斬魔大聖デモンベイン」

(ブランド) ニトロプラス
(ジャンル) 荒唐無稽スーパーロボットADV
(発売日) 2003年4月25日
(スタッフ) 脚本=鋼屋ジン。原画=NIΘ。音楽=ZIZZ。歌=生沢祐一、小野正利、いとうかなこ。
(声優) 伊藤健太郎、緑川光、山崎たくみ、檜山修之、折笠愛、朝宮咲(神田理恵)、赤白杏奈(麻見順子)、成瀬未亜、本山美奈(黒河奈美)、神村ひな。
(システム) 対応OS=Windows98/2000/Me/XP。マウスホイールテキスト読み対応。パートボイス。ログでの音声の再生不可。CD-ROM3枚組。画面解像度=800×600。ディスクレスプレイ不可。超絶誤爆プロテクト
(ランク) Aクラス
(付記) テキスト読みはマウスホイール対応で快適。だが、もっと振り仮名は振った方が良かったのでは。ロボット物に留まらず、オカルト好きにはたまらないクトゥルー神話の単語が各所に散りばめられてある。スキップは早いが、もう少し融通が利いて欲しかった。スタジオたくらんけによるアニメムービーがすごいので、MOVIEモードの存在は嬉しい。イベントCG枚数、シナリオボリュームともに圧倒的。
 残念ながらフルボイス仕様ではない。主人公の声は要らなかった気がする(バグなのか設定でなしにしてもしゃべってしまう)。フルボイス完全版となってのDVD版の発売を強く希望(……発売されたけど、フルボイスになりませんでした)。なぜかエルザが最萌えキャラだった。テキストのクドさがマイナス要因。PS2版あり。TVアニメ化もされた。廉価版、再販版あり。



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