PC18禁 え〜

<ページ内ショートカット>
○ 「AIR」
○ 「英雄*戦姫」
○ 「Hしたい娘を見つけた時の××裁判 〜俺の性欲、君の子宮に届け〜」
○ 「えむぴぃ」
○ 「エルフオールスターズ脱衣雀」
○ 「えろぼーん」
○ 「エンドレスセレナーデ」



「AIR」

(ブランド) Key
(ジャンル) 1000度目の夏の物語ADV
(発売日) 2000年9月8日
(スタッフ) 原画=樋上いたる。シナリオ=イシカワタカシ、麻枝准、涼元悠一。サウンド=戸越まごめ、折戸伸治(がんま)、麻枝准、I've。
(システム) 対応OS=Windows95/98/2000。CD-ROM2枚組。ボイスなし。ディスクレスプレイ可能(機能制限あり)。シーン回想なし。
(ランク) Sクラス
(付記) 「もしかしたら永遠のNo.1かもしれない」、と思わせられたほど当時は心を揺さぶられた作品。世間的にも驚異的なセールスを記録した。どのシーンも非常に印象が鮮明に残り、感動の質が他のソフトとは明らかに違う。切な過ぎる物語に涙、涙。根底に流れるテーマは、「家族」。ただし、佳乃シナリオには少々不満がない訳でもない。それは、他シナリオとの関連が希薄なためだ。残念ながら18禁である必然性は薄い
 キャラでは美凪と晴子さんと聖姉さんと神奈様など、かなり好きなキャラばかり。ボイスは入っていないが、作品に対するイメージを個々が持って楽しむにはその方が良かったのだろう。「鳥の詩」は永遠の名曲。京都アニメーションが制作したTVAも至高の逸品であり、このゲームをプレイした人は必ず観ておくべし。廉価版・再販版・全年齢対象版・コンシューマー版あり。



「英雄*戦姫」

(ブランド) 天狐
(ジャンル) 美少女英雄に囲まれて世界を征服する地域制圧型SLG
(発売日) 2012年3月30日
(スタッフ) 原画=大槍葦人(NOCCHI)。シナリオ=藤原休樹with企画屋、六花立花、きつねさん。音楽=yan(鳥煮亭)、大嶋啓之。歌=橋本みゆき。ムービー=葵乙女。アニメ=アスピリカ。
(声優) スヲウケイ、佐本二厘(結本ミチル)、かわしまりの(瑞沢渓)、みる(青川ナガレ、壱智村小真)、大波こなみ(幡宮かのこ)、一色ヒカル(田中涼子)、金田まひる(安堂りゅう、梶田夕貴)、木村あやか(いのくちゆか)、鈴田美夜子(若林直美)、青山ゆかり(友永朱音)、理多(平井理子)、井村屋ほのか(萩原えみこ)、遠野そよぎ(岡嶋妙)、御苑生メイ(梅原千尋)、桜川未央(小林眞紀)、青葉りんご、藤森ゆき奈、民安ともえ(たみやすともえ、田宮トモエ)、中家志穂、楠鈴音(鳴海エリカ)、西野みく、松田理沙(力丸乃りこ)、、榊るな(小暮英麻)、桃井穂美(儀武ゆう子)、小倉結衣、乃嶋架菜(前田ゆきえ)、有栖川みや美(高田初美)、宮沢ゆあな、姫川あいり(峰岸由香里)、雪都さお梨、水霧けいと、沢村かすみ(中島沙樹、波奈束風景)、杏子御津(門脇舞以)、上田朱音、藤咲ウサ、奏雨、真中海(風音、未来羽、櫻井浩美)、雪村とあ、卯衣(大橋歩夕)、篠原ゆみ(片倉ひな、水瀬沙季)、百瀬ぽこ、春山色葉、秋野花、桐谷華(種ア敦美)、北見六花(五行なずな、小野涼子)、桐矢ノエル、萌花ちょこ、谷仲ユキ、星リルカ、森崎マリ(今井麻美)、瑛邑姫乃、猫屋敷なつ、小松菜みう、北都南(ひと美)、豊高ローラ(清水愛)。
(システム) 対応OS=WindowsXP/Vista/7。画面解像度=1280×720。パートボイス(主人公戦闘時のみボイスあり)。キャラ別音声ON/OFF不可。主人公名変更可能。バックグラウンド動作可能。ディスクレスプレイ可能。セーブコメント記入不可。セーブデータコピー&消去可能。定価=10290円。修正ファイルあり。
(ランク) Bクラス
(付記) ぶっちゃけて評してしまえば、設定が世界版「恋姫†無双」アリスソフト製地域制圧型SLGの劣化版。しかし、世界観のスケールが大きくなり過ぎたからか、色々と各所で無理や無茶がまかり通り過ぎており、違和感が尋常ではない。史実を巧みに活かせとは言わないが、さすがに歴戦の英雄現代用語を普通に喋るのは最後まで慣れなかった。なお、主人公がスタートする国を選べたりはしない。
 「あの英雄がヒロインとして欲しかった」などの要望はキリがないだろうが、それでも「よくぞここまでキャラ数を出した」と褒めてあげたいレベルである。だが、さすがに豊臣秀吉などがザコ敵として登場した時には吹き出してしまった。それはともかく、問題なのはキャラごとの扱いに差があり過ぎる事だろう。メインヒロインであるにしてもヒミコのHイベントだけ多過ぎ。地元であるジパング英雄が優遇されているのも理解できる、が、着替えシーンのみや、果てはSD絵だけのイベントだけの物を1シーンとは認めたくない。寸止めも多い。これはファンディスクか続編を出さないと納得しないファンがかなりいそう。とにかくバランスが悪い。SEはなぜか無駄にがんばっている。
 普段のテキストは文体がすっきりとしていて、改行も綺麗で読みやすい。……のだが、Hイベントでのテキストは正直ガッカリ。あまりにもボキャブラリーが貧困で、同じフレーズの嵐。シーンは全部で49あるのだが、「形を覚えちゃう」「デコボコしてる」パターンは3種類ぐらいしかない。これ本当。
 始まってすぐにHイベントがあり、「おお、これは!」と思ったが、その後メインヒロインであるヒミコとは時々あるものの、他の英雄とは長らく何もなく、弛みが激しい。これだけのキャラ数、これだけの声優陣、大人の事情と分かってはいても、パートボイスなのが非常に残念。まさかエンディングまで声なし部分があるとは思わなかった。立ち絵にも全然動きはなく、フェイスウインドウで誤魔化しているつもりなのだろうが、ここまでくると好い加減手抜きではないかと疑わざるを得なくなってしまう。英雄の数を減らしても良かったから、もう少し作り込めなかったものか?
 王様としての主人公=プレイヤーができる事、それは英雄達の装備を変更する事と、兵数を増やすのみである。英雄のパラメータ調整やレベルアップもできない。どこかの作品のように内政などのコマンドは存在しない。ひたすら小さなイベントをこなしては侵攻を繰返すのみ。その小さなイベントもつまらない一般常識の観光ガイドが多く、せめてキャラ性ぐらいはフィーチャーして欲しかった。条件を満たしていない時は山賊と海賊の相手をし続けている期間があり、延々と作業プレイの連続で、本当に苦痛でしかなかった。
 イベントの扱いに差が激しいように、戦闘での使える英雄とそうでない英雄との差も激しい。ストーリー上では無双の呂布が実際使ってみると全然大した事なかったりするのは残念。そして、せめてこれだけのキャラの相関関係があるのだから、合体攻撃や固有の組み合わせでの特殊な技があれば面白かったのに。「特性」はなかなかにいいスキルだった(使えないのも多いが……)。そして、戦闘のターン数制限に意味はあったのだろうか?高難易度ボーナスも苦労の割りにはメリットがなく、ゲーム性を高める要素は難易度変更ぐらいとは。
 この作品において最も評価したいのは、原画の大槍葦人のがんばりである。これだけの人数のキャラクターデザインをこなすのは、さぞかし大変だった事だろう。これで「大槍=ロリ」のイメージは払拭できたに違いない。「ストライクウィッチーズ」よろしく小さいパンツ丸出しのデザインが多いとは思うが、そこは多分色々何かと仕方ない。……ただし、Hイベント絵は相変わらず大いに実用性に欠ける。主人公の巨砲は健在で、構図が悪かったりする上に、差分CGが全くといっていいほどない(破瓜描写も発射表現も)ので、非常にもったいない。せっかく塗りなどは非常に美しいのに。中/外発射選択肢なども当然なし。エロに期待してはいけない。これはヌルいキャラゲーです。……ま、そんな事いまさら言われなくても、皆さん分かってましたよね?
 黒星紅白島田フミカネBLADE原田たけひとRAITAヤス小原トメ太さくら小春といった豪華作家陣がゲストキャラクターデザインをしているが、そちらも大人の事情でHイベントはない。イベントCGすらない。英雄技すらない。「そんな事ならいなくてもよかったのに……」は言わないお約束。どうせファンディスクなどでも実現しないだろうから。単なる客引きの一手段でしかないのです。
 ――散々けなすだけけなしておいてこのBランク評価、全ては大槍葦人への敬意です。ゲーム性を求めるなら有名他社の遊べるゲームをプレイしましょう。ただし、この作品のキャラに惹かれる物があったのならば買ってプレイして感想を送ってあげましょう。それが処女作品でここまでの物を世に送り出したメーカーへの労いになり、きっと業界の今後へとつながる事でしょう。



「Hしたい娘を見つけた時の××裁判 〜俺の性欲、君の子宮に届け〜」

(ブランド) softhouse-seal
(ジャンル) SEX裁判ADV
(発売日) 2009年10月23日
(スタッフ) 原画=おりょう。シナリオ=HANABUSA。音楽=SENTIVE、Notzan ACT、煉獄庭園。監督=産蝶。
(声優) 澄川桃子、松永雪希、春河あかり、渡会ななせ、紅月ことね。
(システム) 対応OS=Windows2000/XP/Vista。メディア=CD-ROM1枚。HDD容量=700KB以上。画面解像度=800×600。ディスクレスプレイ可能。マウスホイールテキスト読み対応。バックグラウンド動作可能。セーブコメント記入不可。セーブ20ヶ所可能。キャラ別音声カット可能(男性音声なし)。歌・ムービーなし。セーブ・ロード・コンフィグ画面に行く度にBGMリセット。定価2100円(ダウンロード版1950円)。
(ランク) Cクラス
(付記) タイトル・設定からしてモロに「逆転裁判」のエロパロディ作品……なのだが、完全に不発。「ゆさぶる」も「つきつける」も「みぬく」もなく、「異議あり!」のカットインが申し訳程度にあるだけ。アイテムもない。色々大人の事情があるのは想像がつくのだが、それでももう少しはがんばって欲しかったところだ。お手軽のバカゲーを求めていたのだが、結局評価できる点は低価格によるコストパフォーマンスだけだった。
 傍聴席に誰もいないなど、なんとも寂しい世界観。もっと衆人環視の前で恥ずかしいプレイやシチュエーションを期待していたのだが、ガラーンとしたミニ法廷でこじんまりと進行するだけなので激しくガッカリ。冒頭の白昼路上でのプレイは作品の掴みとして良かったのだが、その後は地味なままあっさり終わってしまった。登場ヒロインも知り合いばかりで、もっと手当たり次第にいい女に手を出すような弾けたおバカエロゲーを目指して欲しかった。裁判ロボの設定も不必要だった。
 テキストは文体そのものはスッキリしており、改行も上手いが、文字がにじんでいてやや読みにくいのが難点であり、テキストウインドウがピンク色の背景である事もそれを助長してしまっている。カメラワークの切り替わりが遅く、全体的にゲームテンポは悪く感じた。
 エロCG率100%。必要最低限なCG差分はそろっている。アニメーションがあり、メインの3人に1つずつ。ありがちな出したり入れたりの繰り返しだが、発射する場面はなかなかエロい。Hイベント数は全部で20で、メインヒロイン3人に5つずつ、サブヒロイン2人に合わせて3つ、サブヒロインの3Pイベントが2つ。中/外発射選択はなし。伏せ字&ピー音はなし。
 主人公は自称「最低人間」だが、やっぱりイケメンでビッグマグナム装備なので萎える。もっと口先だけでやりたい放題やる奴ならば明るい鬼畜ゲーになっただろうに、こいつが中途半端なせいでゲーム自体もどっちつかずの代物で終わってしまった印象。――決して深く考えてプレイしてはいけない。フルプライスのゲームが続いて飽きたり疲れてしまった時の気分転換にボーっとプレイするのが吉。……ところで、玲奈の見た目が完全に「ToHeart2」シリーズの久寿川ささらなのだがいいのだろうか?



「えむぴぃ Maid promotion master」

(ブランド) ぱれっと
(ジャンル) メイド恋愛ADV
(発売日) 2007年2月23日
(スタッフ) キャラクターデザイン=たまひよ。原画=たまひよ、Rけん、橘すりむ。シナリオ=ん。。音楽=BURTON。主題歌=橋本みゆき。ムービー=神月社。ディレクター=ヤス。プロデューサー=近藤真樹。
(声優) 風音(未来羽、櫻井浩美)、青山ゆかり(友永朱音)、楠鈴音(戸野綱麻世、鳴海エリカ、広森なずな)、みる(青川ナガレ、壱智村小真)、金田まひる(安堂りゅう、梶田夕貴)、藤森ゆき奈、高槻つばさ(雪野梨沙)、杉原茉莉。
(システム) 対応OS=Windows98/Me/2000/XP。画面解像度=800×600。ディスクレスプレイ可能。マウスホイールテキスト読み進め対応。バックグラウンド動作可能。セーブコメント記入不可。キャラクター別声音量設定可能。クリア後に声優フリートークあり。フリーハンドモードあり。アルファロムプロテクト。SONIC社DLAとの相性悪し。
(ランク) Bクラス
(付記) ものすごく人を選ぶ作品。その1番の原因は主人公で、一見ショタだが実は28歳・尿道フェチのド変態・おっぱい星人・丁寧語口調でつまらない口癖があって一言多い、という廃スペック。懐の広い人ならば最後までプレイできるだろうが、合わない人にはとことん合わずに数分で投げ出すレベル。「実はそれらの属性はフェイクです」みたいな描写が随所に出るのだが、結局最後まで痛くて寒いままだった。もうこの際主人公は壊れたスピーカーだとでも思っておいて、楽しい楽しいヒロイン達の会話に集中するのが正解。ネタはネタとして理解できるのだが、あまりにもしつこく、明らかに加減を間違えているので台無しになってしまった。何度も心が折れてテキストをスキップしたくなるのだが、なまじテキストと演出が面白いので飛ばせないというジレンマに陥る。
 テイストとしては、実に良いスラップスティックコメディであり、1人のシナリオライターが書いているという利点が存分に活かされている。文章力については「申す」の使い方が間違っている以外は申し分なく、パロディネタも巧みにスレスレのラインを狙っていて笑わせてくれる。難しい漢字を多用したがる傾向にあるが、振り仮名を振っていない点はマイナス。ストーリーとしては共通部分が長過ぎるのが最大の難点だが、その後の個別ルートは上手く差別化ができている。てっきり「メイド・オブ・オナー」本選を話の核に据えてくるものだとばかり考えていたが、実際にはそこまでの過程とその後で構成されている。それにはやや面食らったが、これでも充分尺が長いので、手法としては間違っていなかった。……あと1つだけ。「What you say?」ってのはひどい。
 エロゲーとしては、もちろんハーレムありあり。第一印象で調教ゲーと思いがちだがそうではなく、基本はほのぼのH。序盤からHイベントを軽く頻発させるのは、飽きさせない良いアクセントだった。が、主人公の性質上、常に受け身であり、変化は少ない。自分が主導権を握りたい人には向かない。テキストが笑えるのは良いのだが、それがHイベントにも適応されているので、正直実用性は皆無。
 この作品の最も優れている点は、斬新な演出の数々にある。視覚効果はテキストが折れて落下したりするのがこれまでにない面白さで、一方ズームイン&アウトやスクロールを駆使しているのは、にじみやチラつきが多発するのが残念だった。立ち絵もよく動き、後ろ姿や横向きの物を駆使する事によって、他にはない動的な魅せ方を実現している。そして、音声演出の素晴らしさ!ステレオを最大限に活かし、他キャラの発言中にかぶせる台詞や、ガヤの楽しさは他所ではできない、ぱれっとならではのお家芸だろう。ぜひぜひヘッドフォンで一度プレイしてみて欲しい。
 キャラゲーとしても優れており、5人のヒロイン中3人が電波という配分にもかかわらず、良いバカゲーに昇華している。声優も豪華でハマっており、青山ゆかりとみるに改めて惚れ込んだが、MVPは風音だろう。これは非常に良い風音ゲーなので、ファンの人は要チェック。まことに遺憾ながらワゴンの常連となってしまっている現状なので、3000円以下で見付けたら即買っても損はしないだろう。ポイントは1つ、主人公を我慢できるかどうかだ。



「エルフオールスターズ脱衣雀」

(ブランド) ELF
(ジャンル) 麻雀ADV
(発売日) 2000年3月31日
(スタッフ) 原画=門井亜矢、横田守、りんしん、竹井正樹、堀部秀郎。音楽=与猶啓至。
(システム) 対応OS=Windows95/98。CD-ROM2枚組。
(ランク) Cクラス
(付記) 4人打ちで対戦キャラは「雀JAKA雀」「下級生」「遺作」「臭作」「同級生2」「ワーズ・ワース」から総勢34人。表情パターンは400を越し、ヴォイスは約15000種類。
 ハッキリ言って、対戦相手に男性キャラは要らなかった。最初は野郎連中から倒さなければいけない、という仕様は何とかならなかったものか。嫌がらせ以外の何でもない。全部の雀荘をクリアすると、途端にする事が無くなり(フリー対戦では脱衣シーンがないため)、ただの暇つぶしゲーへと堕落する。各雀荘の難易度の差にも首を傾げざるをえなかった。
 対戦中のリアクションは豊富で楽しいが、さすがに数をこなすと見飽きてしまう。各種アクセサリー収拾も出来るが、非常に面倒臭い。正直そこまでやり込むまでの魅力はそこに感じなかった。音楽の評価は高い。丁寧な作りは、さすがにELFだったが。最大の欠点は、あくまで「脱衣雀」でしかない所だろう。それ以上の事は何も望めない。H可能と言っても、垂れ流される声を聴くだけとは。



「えろぼーん」

(ブランド) 武礼堂
(ジャンル) 宇宙ゆかいエロ学園ADV
(発売日) 2005年7月29日
(スタッフ) 原画=村正みかど。シナリオ=はまむらとしきり。音楽=神谷勇。
(声優) 奥山歩、成瀬未亜、本山美奈(黒河奈美)、安玖深音(後藤麻衣)、鈴美巴(藤原未央子)、湖杉カンナ、杉崎和哉(谷山紀章)、滑川菊太郎(福島隆志)、木島宇太(水島大宙)。
(システム) 対応OS=Windows98/98SE/Me/2000/XP。CD-ROM2枚組。HDD容量=1.2GB以上。画面解像度=800×600。修正ファイルあり。キャラ別音声消去可能。マウスホイール非対応。バックグラウンド動作可能。セーブコメント記入不可。
(ランク) Dクラス
(付記) 一見システムにこだわって作られてそうだが、実はてんでダメダメ。インストールの時点で「あ、こりゃクソゲーだ」と分かってしまうレベル(WAVEファイルが生のままだったりして長い長い)。なぜか高スペックを要求し、セーブ&ロードも回想もマウスカーソルも、もうとにかく全てが重い重い。「ロールバック機能」は大して便利だとは感じず、「立ち絵くるくるエンジン」はイライラするだけ、シナリオマップにもほとんど意味はない、とことごとく試みが失敗に終わっている。悲しくなるぐらいの失敗作。
 バカゲーとしてはそこそこ楽しめる……と無理矢理にでも思わないとやってられないのが本音。声優達は精一杯やっている……が、いかんせんギャグセンスが古く、空回りしがち。男キャラ達はかなり弾けているのだが、ヒロイン達との温度差がすさまじく、結局最後まで乗り切れなかった。と言うか、ぶっちゃけマニュアル漫画がゲーム本編よりも面白いんですがね。
 エロとしては全く使えない。触手・女体変身・時間止め・無重力Hなどなど色々シチュエーションは豊富なのだが、この絵でこのテキストでは抜けるわけがない。Hイベント自体が短く、おまけに主人公早過ぎ。あと妹ヒロインの声は良いのに、この扱いのひどさはなんだ。
 これぞ地雷。これぞクソゲー。「ワゴンの帝王」の名は伊達ではない。どこへ行っても投売りされているこの怪作、暇と金を持て余したドMのクソゲー愛好家の方だけどうぞ。音楽だけは面白くて楽しいのに……。が、榊原ゆいの歌は本編中には一切登場しないのでご注意を。



「エンドレスセレナーデ」

(ブランド) DISKDREAM
(ジャンル) コンビニ愛憎ドラマADV
(発売日) 1999年9月26日
(スタッフ) 原画=根須魂介、藤ノ宮由美。シナリオ=JUN。音楽=吉原かつみ、武藤直樹。
(声優) 静木亜美(ダイナマイト亜美)、他。
(システム) 対応OS=Windows95/98。CD-ROM1枚。部分音声。
(ランク) Aクラス
(付記) プレイするまでは全くと言って良いほど期待していなかった作品だったのだが、終わってみるとかなりのお気に入りになってしまった。もしや隠れた名作なのではなかろうか。実は結構しっかりと練り込まれた読ませ系のシナリオ&テキストで、重めのストーリーばかり。「火曜サスペンス」風のシナリオタッチには吸引力があった。数多く用意されたバッドエンドにもきちんとした必然性があった。シナリオは2部構成。
 CGにもう少しアピール度があればなあ、と残念に思う。萌えられるキャラはハッキリ言って1人もいなかった。第一印象があまりにも地味なのが惜しまれる作品で、プロモーション不足だったのか。意外にも音楽の評判は高く、作品を巧く盛り上げてくれる。年上キャラとロリキャラに特化したキャラ設定には疑問がないわけではない。ワゴンなどで見付けた際には、ぜひともレジへ。



トップへ
トップへ
戻る
戻る