小説書庫 す〜

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○ 「頭蓋骨のホーリーグレイル」
○ 「スクライド 新しき盟約」
○ 「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ
○ 「すべてがFになる」
○ 「住めば都のコスモス荘」



「頭蓋骨のホーリーグレイル」T〜U

(著) 杉原智則
(刊行) メディアワークス・電撃文庫
(ジャンル) 暗黒ファンタジー
(ランク) Cクラス
(付記) ジャンルは「暗黒ファンタジー」らしいが、不愉快な性的描写が乱発されているだけで、どうやらその意味を取り違えているらしい。ハッキリ言って電撃文庫という畑には全く相応しくない作品である。主人公も愛せない。期待は色々させてくれるのだが、それがことごとく報われない。アクションに重きが置かれているようだが、強そうな敵も結構あっさり消滅してしまう。全てにおいて煮え切らない。



「スクライド 新しき盟約」

(著) 兵頭一歩
(刊行) メディアワークス・電撃文庫
(ジャンル) 同名アニメの後日談ノベライズ
(ランク) Dクラス
(付記) イラストはもちろん平井久司。ちゃちいポスター付き。著者は元サンライズ社員であり、アニメ本編では制作設定を担当していた。「本編を補完」との事だったが、ただの後日談であり、ダースの初期ロットとカズマ&劉鳳のお話。新キャラ達にことごとく魅力がないのが最悪。キャラはさすがに把握出来ているが、文章力がかなり低く、改行を連発する事で何とか先を読ませる。見所はかなみのシャワーシーンイラストのみ(断言)。



「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ

(著) 谷川流
(刊行) 角川スニーカー文庫
(ジャンル) 非日常学園ストーリー
(ランク) Bクラス
(付記) 一言で言えば、「涼宮ハルヒに周囲が振り回される話」。TVアニメが大ヒットし、CDが各チャートを席捲、昨今のオタク文化を象徴する存在となった。文体が主人公のモノローグ形式で進行するので会話文と非常に紛らわしく、かなり読みにくい。独特の長ったらしい比喩表現にも慣れるまでは時間がかかるだろう。キャラが突出しており、ライトノベルを代表する作品。



「すべてがFになる」

(著) 森博嗣
(刊行) 講談社ノベルス
(ジャンル) 理工学系本格ミステリ
(ランク) Cクラス
(付記) 最初の内はその特殊な文体と続々と排出される専門用語の波に呑まれてゲンナリとしがち。だが事件が次々と起こるにつれ、加速度的に面白くなってくる。その反面ある程度コンピュータ関係の予備知識がないと、物語の本筋を追うどころではなくなってくるなど、敷居は高い。キャラクターの魅力も薄い。ラストの真相など驚かせてくれる所は枚挙に暇がないが、読者によって合う合わないが激しいだろう。



「住めば都のコスモス荘」

(著) 阿智太郎
(刊行) メディアワークス・電撃文庫
(ジャンル) SFギャグ
(ランク) Bクラス
(付記) アニメを観てからこっちを読んだのだが、かなりそちらとは違っていたように感じた。内容は本当に絵のない漫であり、およそ商業用とは思えない語り口である。ハッキリ言って読者を舐めている印象を受けるほどのフザケっぷりだが、それが鼻につかないように気を配られてはいると思う。句点の打ち方に難ありだが、文体が羽毛のごとき軽さなので全然OK。イラストはもちろん矢上裕



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