小説書庫 か〜

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○ 「学園キノ」
○ 「霞田志郎」シリーズ
○ 「果南の地 上巻 暁鐘編」
○ 「狩野俊介」シリーズ
○ 「空の境界」
○ 「カルパチア綺想曲」



「学園キノ」

(著) 時雨沢恵一
(刊行) メディアワークス・電撃文庫
(ジャンル) 「キノの旅」学園パロディ
(ランク) Dクラス
(付記) かの傑作「キノの旅」の学園を舞台にしたパロディ作品。キャラクターが似せてあるというだけで、著者自ら言っているように全くの別物。あの作品に思い入れが強ければ強いほど裏切られるだろう。これが同人誌だったとしても、こんなものに金を払ってしまった自分が情けなく、そして恥ずかしくなる。著者は続きを書きたいようだが、それに付き合うつもりは一切ない。ふざけるにもほどがある。



「霞田志郎」シリーズ

(著) 太田忠司
(刊行) 祥伝社
(ジャンル) 本格推理小説
(ランク) Aクラス
(付記) SF作家である兄と漫画家である妹が主軸となっている、「狩野俊介」シリーズと並ぶ太田忠司の看板シリーズ。私はこちらのシリーズの方が断然好みだが。タイトルにも毎回工夫が凝らされている。一人歩きしていく「名探偵」という肩書きに悩む主人公の姿が魅力的である。18年間にも渡って刊行され続けてきたが、ついに完結し、ファンとしてはこれ以上ない終わり方をしてくれた。オススメは「維納オルゴールの謎」「東京失楽園(エンジェル)の謎」



「果南の地 上巻 暁鐘編」

(著) 山下卓
(刊行) 小学館・スーパークエスト文庫
(ジャンル) オカルティックサイエンス
(ランク) Bクラス
(付記) ついについに手に入れた、現在では入手困難な稀少本。主人公は八神亮介、フェイも登場、佐伯史郎のエピソードも深く関わり、「BLOODLINK」ファンには決して外せない作品。タイトルにもなっているヒロイン・果南だが、実はあんまり出番はない。確信に近付けば近付くほど深まる謎―――果たして下巻はいつ手に入れる事が出来るのだろうか。



「狩野俊介」シリーズ

(著) 太田忠司
(刊行) 徳間書店
(ジャンル) 少年探偵本格ミステリ
(ランク) Bクラス
(付記) シリーズ12巻所有。すっかり長寿シリーズとなった。実はテレビもPCもCDもない世界だったりする。第11弾の「銀扇座事件」上下巻の大仕掛けには度肝を抜かれた。彼の愛猫・ジャンヌの活躍も見逃せない。漫画化もされている。殺人の出てこないミステリを読みたい人にオススメできるシリーズ。



「空の境界」上・下巻

(著) 奈須きのこ
(刊行) 竹箒
(ジャンル) 同人小説
(ランク) Sクラス
(付記) 化物同人ゲームソフト「月姫」の外伝的ポジションにあたる作品。とてもノンプロの人物が執筆したとは思えない完成度。プロの作家先生達にこそ、読んでもらいたい。文章力・知識量等々、筆舌に尽くし難い。少しも長さを感じさせないのにも脱帽。後に講談社ノベルズでも刊行され、劇場版アニメ化もされた。



「カルパチア綺想曲」

(著) 田中芳樹
(刊行) 光文社
(ジャンル) 長編痛快大冒険ロマン
(ランク) Aクラス
(付記) 主人公は新米新聞記者ジョー(女性)、同僚と連続殺人犯(切り裂きジャック)を追う内に、大きな陰謀と罠のうねりに呑み込まれて行く。父の名はジェラードで、田中芳樹ファンならニヤリとさせられる。当時の歴史上で起こった事件の裏側が色々と楽しめる作りで、読後に満足感がある。



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