「のとこん」Q&A


* 読者の方から寄せられた質問に答えるコーナーです。質問が来れば更新します。
* ネタバレを含みますので、出来れば最新の話までお読み頂いてから、こちらをご覧下さい。


<Q.1>=「のとこん」ってどういう意味?

<A.1>=「not complex」の略(?)です。実は暫定的に付けたタイトルなのですが、今では気に入っている……つもりです。変更の可能性がゼロとは言い切れませんが。この作品の執筆当初より、改訂の度にタイトルも変更になり、もう何代目やら。どうにも「これ!」というのがなかなか決まりません。


<Q.2>=キャラ名の由来を教えて下さい。

<A.2>=それではどどんと公開。
○ 焼刃煌侍(やいば こうじ)
 ハードロック界至高のドラマーだったコージー・パウエルから。苗字は「刃」という漢字が好きだったため。「焼」は実は後付けです。
○ 焼刃絢華(やいば あやか)
 今ではすっかりメジャーな響きですが、当時はレアだった。3文字ともあ行なので柔らかい語感があって好き。
○ 焼刃魅霧(やいば みむ)、秋橋璃矩(あきはし りく)、幸村美雨(ゆきむら みう)
 当時よく読んでいた真鍋譲治の漫画に出て来た「リム」とかの響きが好きで、それに近い名前を付けた。そこに好きな漢字を当てはめた、と。「秋橋」は雰囲気重視でオリジナル。「幸村」は真田幸村から。
○ 焼刃暦(やいば こよみ)
 「毎日美しく成長していくように」との願いが込められています。このエピソードも本編中に登場します。
○ 鎌坂瑛時(かまさか えいじ)、森岡阿亜樹(もりおか ああじゅ)
 「age」という英単語の2つの読み方から。この2人がカップリングになる、という方向転換をした時期もありました。その名残。よく「エロゲーブランドのアージュですか?」と訊かれるのですが、こっちの名付けのほうがずっと早いのです。「鎌坂」という苗字は実在します。愛聴していたTRACYというバンドのヴォーカルの鎌坂誠から。「森岡」は同じく愛聴していたSOFT BALLETの中心人物の苗字。
○ 鎌坂維那(かまさか いな)
 以前は「いや」という名前で漢字も違いました。PCで変換できないので変更になりました。今ではこちらの方が気に入ってます。同じく否定的な響きだけは残しています。
○ 曽根崎紳佐(そねざき しんさ)
 小学生の時に同級生で「新佐(しんさ)」という奴がいまして、その苗字が妙に印象に残っていたので。バンド名の「ジャッジ」の部分は「審査」と引っ掛けてあります。「曽根崎」は大阪の地名。
○ ジャッジメントデイの面々
 伍沢光晴(いつさわ みはる)は三沢光晴、田之上(たのうえ)メイは田上明、スタニーはスタン・ハンセン、フランシスカはその相棒だったブルーザー・ブロディの本名の「フランク」から。「デビアス」というのもテッド・デビアスから。全員プロレスラーから由来。
○ 焼刃琳(やいば りん)
 響きだけで。「北斗の拳」のあの娘からかも。
○ 焼刃勘助(やいば かんすけ)
 武田信玄の部下にいた人の名前の漢字を変えました。
○ 焼刃鈴子(やいば すずこ)
 「鈴」という漢字を使いたかったので。「〜子」が付くキャラが少ないな、ってのもありましたし。
○ 藤松真弥(ふじまつ まや)
 いわゆる「ごまっとう」。アイドルらしい名前にしたかったので、文字を少しずつ拝借。
○ 秋橋花衣(あきはし かい)
 姉が「りく」なので妹は「かい」。でももうその下には弟も妹もいません。きっとこれからも出来ないでしょう。多分ペットの名前が「くう」になるのでは。犬か?
○ 鳳鳴鈴(フォン・ミンリン)
 苗字はありがちに。で、鈴子と共通する「鈴」の採用が決まり、そこから連想して「鳴」が付きました。漫画「からくりサーカス」の鳴海の中国読みが「ミンハイ」という影響もあるかも。
○ 河合純香(かわい すみか)
 色々名前を考えていて、「これじゃあ『可愛過ぎか』」と思い、ぉ、待てよ、それ使えるな、と。で、「かわいすぎか」→「かわいすみか」。申し訳ない。
○ ブリュンヒルデ・タリエル
 名は田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」のラインハルトの旗艦の名前から。姓は昔前田日明の団体リングスに参加していた空手家にして格闘家ビターゼ・タリエルから。
○ 神薙春(かんなぎ しゅん)、滝口舞流(たきぐち まいる)
 IRC「#OTH」(ウチの部屋です)の住人である神薙朧氏&滝口流氏から名前を拝借。キャラ作りにも二人の要望を盛り込んでいます。


<Q.3>=キャラクターデータとかってやらないんですか?

<A.3>=いずれはやるかもしれませんが、当面は考えていません。よくライトノベルなどで表紙の次から数ページに渡ってカラーページでそういうコーナーがありますが、そういうのを見る度に「なんか違うなあ」と思っていました。それって「順序が逆」なのでは?と。本編が始まる前にイラスト付きで「こいつはこんなキャラですよー」と刷り込もうとするのはおかしいなあ、と。そういうのは本編で与えていくべき情報だろう、と。そんな事をしなければ読者に憶えてもらえない、愛して貰えない、想像力を刺激しない、というのはその筆者の力不足ではないでしょうか。せめてある程度ストーリー進行してからではないと締まらない気がします。


<Q.4>=なんで煌侍の「じ」が「侍」で、瑛時の「じ」が「時」?

<A.4>=これはなかなか鋭い質問ですね。気付かれましたか。普通なら剣術使いの瑛時の「じ」こそ「侍」のはずですよね。これはまだ本編ストーリー上で披露するエピソードにするかは未定ですが、仕掛けの1つです。どちらかと言うと瑛時の方が気にしてそうですが。でも「煌侍」はもう最初にバシッと決まってしまった名前なので、変える事は考えられなかった、というのもあります。「煌時」ってのも素敵ですけどね、「ときめきメモリアル」みたいで。


<Q.5>=一款能賜舞って元ネタは?

<A.5>=えーっと、実に恥ずかしいのですが……。「いっかんのうしまい」→「いっかんのおしまい」……です。ゴメンナサイスイマセン深く深く反省してます。案外上手に漢字も当てはまったもので気に入ってしまいました。なんて「魁!!男塾」や「奇面組」的ネーミング。イメージ的には格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズに出ていた神楽ちづるのスタイルに近いかも。ちなみに「台鉄芯(だいてつしん)」も香緋が使っていた「大鉄神」のもじりです。あのダッシュ力に惚れまして。


<Q.6>=書く上で気を付けている事ってありますか?

<A.6>=一応あります。これはあくまでも「小説」なので、ネットであふれ返っているような(失礼)エロゲーテキストをそのまま貼り付けたような物にはならないように気をつけてはいます。具体的には、一見チャラチャラしていても、心理描写や背景描写等をしっかりやる事。あとは効果音や絶叫をそのまま表記するような「絵のない漫画」には決してならないように。絵がなくても脳内に訴えて来て、イメージがちゃんとできる物を目指しています。


<Q.7>=「Since 1990〜」とありますが、当時からかなり色々変わりましたか?

<A.7>=はい。もはや別物と言っても差し支えはないと思います。それでは個別に解説を。
○焼刃煌侍
 最初の設定では高校生でした(他のメインの連中もそうでした)。が、それでは妹達とあまりにも近過ぎるなどの不都合が色々生じまして、現在の設定に。当時はもっと不良っぽく、シスコ○ではあっても、他でもちゃんと恋愛する奴でした。どうしてこうなってしまったのやら。
○ 焼刃絢華
 一人称は「ぼく」、兄へは「お兄ちゃん」でした。当時の方がもっと大人っぽかったような……。
○ 焼刃魅霧
 一人称は「わたくし」でした。「お兄様」は変わりませんね。でも絢華へも「お姉様」でした。今ではさらに完璧超人になってしまいました。気性はかなりこれでも荒くなりましたが。
○ 焼刃暦
 一人称は「オレ」、兄へは「兄貴」でした。なんて俗悪な。今みたいな甘え属性もかなり控え目で、武闘派まっしぐらでした。
○ 鎌坂瑛時
 もっと普通に近かったような。阿亜樹とくっ付くルートが存在した時期もありました。煌侍を出し抜いて主人公になっていた時期も。
○ 秋橋璃矩
 阿亜樹に瑛時を取られていた時期も。ほんのちょっとですが。この人は実はほとんど変わってませんね。最初からお気に入りでしたし。しかし、「一人でオーストラリア旅行に行ってアボリジニからブーメランを教わった」などと言うアホ設定があった時も。
○ 鎌坂維那
 この人も基本的に変わってません。個人的に今の方が柔らかい良いキャラになったと思っています。プロポーションは……可哀想な事をしました。
○ 曽根崎紳佐
 一時期最強の座にいた人。あまりに非常識だったのでそんな設定は消えましたが。他にもコウモリを3匹飼って躾けているなどのバカ設定満載でした。かなり普通の人になりました。ビジュアル的には変わってませんが。璃矩に惚れていた、なんて話もあった。
○ ジャッジメントデイの面々
 ごっそりいませんでした。作って良かったキャラ達です。お陰で紳佐が真人間(?)になってくれました。
○ 森岡阿亜樹
 瑛時とくっ付いた至福の時期もありました。性質的には大して変化なし。初期にはもう一人男性キャラがいまして、そいつに惚れられたり。しかし、彼が消滅した事により、そんな桃色話を消滅。悲惨。
○ 藤松真弥
 こんなアイドルっぽいキャラではなく、アーティストっぽいキャラでした。煌侍の憧れの存在、という位置付けで。どうしてこうなったのかと言うと、煌侍の妹ラヴが取り返しが付かなくなってしまったからです。
○ 幸村美雨
 初期のメインヒロイン。嗚呼、なんて見る影もない。この人も煌侍の妹ラヴ指数が上昇して行くに連れてどんどん脇に追いやられて行った不遇のキャラ。


<Q.8>=書きやすいキャラ、書きにくいキャラって誰?

<A.8>=男性キャラは総じて書きやすいです。キャラクターがバラけているので、被ったりする心配もありませんし。女性キャラでは、魅霧、璃矩、暦などは書きやすいですね。こんな時にこいつらならこう動く、ってのがハッキリしていますし。気が強い方が書きやすいという事でしょうか。魅霧が書きやすいのは意外と言われますが、切り替えが結構極端なキャラなので案外楽です。逆に書きにくいのは、絢華、維那、阿亜樹なんか。気を抜くと悪い方向に行ってしまう。絢華はロリ化し、維那は冷たく、阿亜樹はワガママ系にずれて行ってしまうので気を遣います。せっかく愛情を注いでいるキャラ達なので、できれば誰一人嫌われて欲しくありませんので。その中でも維那は特に難しいです。特に言葉遣いが。自分の持てる文章力を出し切らないといけません。ご主人様にタメ口を叩くメイド物エロゲーのような愚を犯す事は避けませんと。


<Q.9>=どうして最初からカップリングされてるの?

<A.9>=この質問もなかなかに鋭い。大抵の恋愛物であれば、出会いから始まり、紆余曲折を経てゴールインするまでを読ませるもの。しかし、この作品ではあえてもうくっ付いた状態から話を進めています。その状態からいかに読者を楽しませるか、いかに萌えさせられるか。それが隠されたテーマの1つであり、私自身の挑戦の1つでもあります。新しい作品を目指す、などの大それた目標ではありませんが、新しく生み出すのですから、どこをどう取っても珍しくない代物では、あまり存在意義を認められないでしょう。「ここを見てくれ!」と声高に言うつもりはありませんが、「実はこんな事やってました」とボソッと。


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