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 場  所   北海道ツアー
 期  日 2017.07.26(木)〜29(日)
 メンバー L:鈴木和 SL:猪股 谷 稲崎 玉木(猪股氏友人)   5名

 記  事 
○コースタイム&記事

場所:道央地域

@    7/26 樽前山  1041m (日本二百名山、火山)

A    7/27 徳瞬瞥山 1309m、ホロホロ山 1322m、(北海道百名山、火山)

B    7/28 余市岳  1488m (日本三百名山、火山) 

コース、行程:

@    7/26(木)樽前山(七合目ヒュッテコース)

新千歳空港10時30分==七合目位登山口12時30分――頂上14時30分――七合目登山口15時30分――森と木の里センター17時30分(宿泊)

A    7/27(金)徳瞬瞥山、ホロホロ山(日鉄鉱山コース)

森と木の里センター630分==5合目登山口8時――旧道分岐9時――徳瞬瞥山頂10時30分――ホロホロ山往復11時30分――徳瞬瞥山12時30分―――5合目登山口15時30分==札幌18時(宿泊) 

B    7/28(土)余市岳(ゴンドラコース)

札幌6時30分==キロロリゾート9時30分――ゴンドラ山頂駅10時――見晴台分岐11時――余市岳12時――見晴台分岐15時――ゴンドラ山頂駅16時==キロロリゾート16時30分==朝里川温泉入湯17時==札幌18時(宿泊)

記録

@    7/26 樽前山 快晴

  橋本さんが体調悪く、急遽不参加となり今回は5名と少人数での山行となりました。
新千歳空港で東京組と合流する。昨年のツアー以来一年ぶりに再会です。

 車2台で樽前山七合目登山口を目指す。支笏湖に向かう道路を左に入ると未舗装道路になる。まもなく七合目駐車場に到着。既に先客の車が十数台来ていた。
 日射しは強いが風がありあまり暑さを感じない。昼食を済ませ出発。快晴の天気で支笏湖が見えて来た。ここは透明度が日本一。ところどころにタルマイソウ(イワブクロ)、ウラジロタデが咲いている。
 火山特有の砂礫の道を進むと火口原にでる。黒い溶岩ドームが目に入って来た。火山ガスが発生していて近づくことが出来ない。急に風が強くなり火口原の淵を進むと東山のピークに着いた。風不死岳、恵庭岳、遠くに羊蹄山が見える。登って来た道を下り七合目登山口に戻る。
 今日の宿泊地である洞爺湖畔のキャンプ地に向かう途中、農協に寄り食材のジンギスカン、野菜、ビールを購入定刻に目的地に着く。

 近くの温泉で汗を流す。キャンプ地は元横綱北の湖が建てたものでバンガロー、炊事場もしっかりしている。平日なのか家族1組が来ているだけ、貸切状態だ。早速、洞爺湖をバックにジンギスカンとビールで乾杯、北海道を満喫出来た。 

A    7/27 徳瞬瞥山、ホロホロ山 快晴

 朝5時起床 窓から涼しい風が入り寒いくらいだ。ソーメンとサラダの朝食を取り徳瞬瞥山の登山口に向かう。
途中、車の中から徳峻瞥山、ホロホロ山が見えてくる。五合目駐車場には1台の車が止まっていた。
 我々も身支度をして登山開始。ゴロゴロした道を進むと六合目の水場に出た。
エキノコックスを心配して飲むのをためらっていたら後から来た単独の年配者から30年飲んでいるが問題ないとアドバイス。七合目の旧道分岐、九合目の見晴らし台にまで来ると這松の道が続く。最後の急坂を登るとようやく山頂に到着。目の前にはこれから登るホロホロ山が遠くに見える。
 鈴木リーダの「荷物を置いて登ろう!」の一言に押され目指すことに。
ホロホロ山頂に向かる途中、稲崎さんが足の攣りを訴える。何とかホロホロ山頂上にたどり着く。ここでも羊蹄山他素晴らしい展望を見ることが出来た。下山は攣り防止のためアミノバイタルを処方し、登って来た道を慎重に下り予定時刻に登山口に着くことが出来た。
 ここからは一路札幌への帰途。平日のこともあり渋滞もなく札幌に着いた。
シャワーを浴びて近くの居酒屋でごお疲れさん会。近くで豊平川の花火の音が聞こえる。帰りにスーパーに寄り明日の山行の食材を調達して帰る。 

B    7/28 余市岳 快晴

 今日は三日目、さすがに疲れが出てきた。朝食を済ませて迎えに来てくれた稲崎さんの車で小樽のキロロリゾートを目指す。今日も朝から天気が良い。熱中症が心配だ。小樽方面に向かい途中朝里川温泉から山に入って行く。 途中日本海が見える。久しぶりの海だ。渋滞もなくキロロリゾートの駐車場には30分ほど早く到着。室蘭から3時間掛けて来た友人の玉木さんが既に着いていた。
 早速始発のゴンドラに乗る。冬はスキー客の移動になる。15分足らずでゴンドラ終点駅に着く。
登山道は整備されていて歩き易いが両側をささやぶが背丈ほど続き風が通りにくく暑い。途中観光客風の海外の団体に抜かれる。中にはサンダル履きの軽装の人もいる。
 見晴台を過ぎコルの底を過ぎてから本格的な山道になる。這松が続く道をさらに登るとようやく視界が開けてきた。目に入ってきたのがケルンと観音像。ここが頂上かと思いきやさらに300mほど先が頂上。頂上からは360度の展望。羊諦山はじめ、
先に登った樽前山、恵庭岳が見える。お昼を食べながらしばし山の確認。
 来た道をしばらく下りてから室蘭の玉木さんのピッチが遅くなる。さらにコルを過ぎたあたりから自力での歩行が難しくなる。鈴木リーダが支えながら進むも足が前に出ない。熱中症の可能性があり鈴木リーダの判断で救急隊を要請するため谷さんに山頂駅へ連絡のため先行してもらう。
途中日陰で休憩を取りながら前進する。ようやくゴンドラ駅に着く。
 谷さんが要請してくれた救急隊が待機しており診断を受ける。さらにゴンドラでキロロリゾートまで下り待機していた救急車の中で精密検査を受ける。検査の結果、熱中症も回復しており本人も自覚症状がないとのことでひと安心。駐車場でしばらく休憩して室蘭に帰ることになった。
 玉木さんと別れたあと途中の朝里川温泉に立ち寄り汗を流してから一路札幌へ。

事前に回転ずし屋さんに予約しておいた寿司を持ち帰り打上げを行った。

 今回は最後に室蘭の友人の熱中症という予想外のアクシデントがありました。
しかしながら登山中という厳しい環境の中での適切な判断、処置により大事に至らずに済みました。鈴木リーダ、谷さん、稲崎さんに感謝します。

                                       (猪股:記)
                   

樽前山七合目登山口
2018.07.26 
樽前山整備された登山道
2018.07.26
樽前山山頂近くは風が強い
2018.07.26 
樽前山 山頂が見えた
2018.07.26
樽前山山頂
2018.07.26 
樽前山タルマエソウの群落
2018.07.26
風不死岳を望む
2018.07.26 
木と森のセンターキャンプ場
2018.07.26 
徳舜瞥山五合目駐車場
2018.07.26 
徳舜瞥山登山口
2018.07.26 
徳舜瞥山険しい路が続く
2018.07.27 
徳舜瞥山登山道より羊蹄山を望む
2018.07.27 
徳舜瞥山
2018.07.27 
徳舜瞥山山頂 誰もいなくて自動シャッターで
2018.07.27 
ホロホロ山へ向かう後は徳舜瞥山
2018.07.27 
徳舜瞥山縦走路のエゾカンゾウ
2018.07.27 
ホロホロ山ハイマツの中を行く
2018.07.27 
ホロホロ山直下
2018.07.27 
ホロホロ山山頂
2018.07.27 
ホロホロ山から徳舜瞥山を望む
2018.07.27 
徳舜瞥山・ホロホロ山縦走路
2018.07.27 
六号目の水場エキノコックスが気になる
2018.07.27 
余市岳ゴンドラ
2018.07.28 鈴木和
余市岳ゴンドラ山頂駅
2018.07.28 鈴木和
ヤブの背が高いので風が通らず暑い
2018.07.28 鈴木和
余市岳へと続く尾根道
2018.07.28 鈴木和
余市岳と間違えたピーク 背景は羊蹄山
2018.07.28 鈴木和
余市岳エゾカンゾウ
2018.07.28 鈴木和
余市岳山頂
2018.07.28 鈴木和
余市岳からホロホロ山方面を望む
2018.07.28 鈴木和
猪股氏宅にて下山祝い
2018.07.28 鈴木和
猪股氏宅にて下山祝い
2018.07.28 鈴木和

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