塔Nラヴィアシュトュック  ハ長調 K9a(KV 5a)

2002年11月02日

 また、なぜ、こんな初期の曲をという声が聞こえてきそうです。魅力的なピアノ曲は数知れず(まぁピアノ奏者だから当然・・)、選ぼうとしたら大変ですね。でも、クラシックをあまり聴かない人にとっては、モーツァルトのピアノ曲はあまり知っていないようです。トルコ行進曲、ソナチネ・・・後は???・・・という程度です。ピアノ曲といえば、ショパン・シューマンをよく聞く(耳にする)ということのようです。もちろん、同感ですし、モーツァルト好きなら、モーツァルトのどのピアノ曲をとっても素晴らしいというのでしょう。では、なぜ、そのピアノ曲宝庫の中から、こんなわけもわからない曲を選ぶのか・・。(単に個人的に好きだから・・・おしかりをうけそうです。)この曲のメロディー、どこにでもありそうな主和音の上昇で始まります。ピアノの練習曲なんかによく登場しますよね。モーツァルトもその時代の作曲家もよく使っています。k545や協奏曲27番などの後期の曲でもよく使われています。でも、そのあたりの練習曲とは、全然違いますよね。この、初期の曲の中でも、もうモーツァルトの一生涯の魅力的なメロディーの基本がきこえてきます。      
      



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