
1幕 第12曲
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第12曲 アリア(デスピーナ)
アレグレット へ長調 2/4−6/8
男たちに、兵士たちに
第12曲。いよいよデスピーナの曲。機転が利くというか、世慣れしているというか、なかなか難しい役柄になるのでしょうが、劇の中では重要な役になります。この小さなアリアでも、「恋人がいなくなったのを逆手にとっては」と歌う。・・世の中はそんなもの、男はそのようにしているのだから女だって当然と・・・歌う。曲は前半はレシタディヴォ風ですが、フェルマータ後の6/8拍子からは、しっかりとした歌になります。管楽器の装飾音符がデスピーナの行動を暗示しているようにおもしろい。
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