
悼フ劇「後宮からの誘拐」から第11曲
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歌劇 「後宮からの誘拐」 k384 2幕 第11曲
コンスタンツェのアリア「ありとあらゆる拷問が」
このページを作るときに、歌劇はべつものということで、その他のジャンルのお気に入りを紹介してきました。ところが、歌劇の方は現在コシに取り組んでいますが、全曲を紹介すると、1年がかりということになってしまいます。(これ以上早いペースで紹介できません。)フィガロはお気に入りの1番でしたからすでに終わっていますが、そのほかにも、魔笛、ドンジョバンニ、後宮・・・・果てしなく続きます。となると、お気に入りの歌劇の曲は、いったいいつになったら紹介できるのかな・・・・と思い・・・というより現在たまたま聴いてぜひ紹介したくなってしまった・・・といった方がいいかな。まぁ、そういうわけで、今回は、歌劇の中から、お気に入りの曲が登場です。この曲、最初に聴いたときは、すごい・・・モーツァルトにしては変わっている・・という印象でした。まぁ、後宮という歌劇もちょっと変わっていますから・・・。とにかく、曲が大きく、ソプラノがもう大活躍という感じです。フィガロやコシでは考えられないアリアです。Fl・Ob・Vn・Vcのオブリガート付きソプラノのための協奏曲という感じです。こんな長いアリアは他にはありませんよ。それも、上へ下へおたまじゃくしが、よく泳いでいますし・・・・。歌い手は大変だと思います。実際の上演はウィーンシュッターツオパーの初来日の時の2回だけです。その時のグルベローヴァさんのコンスタンツェにもう度肝を抜かれました。この曲を聴いたときには、至上の喜びでいっぱいになり、全身が震えたのを覚えています。なお、普通は109小節から119小節は省略されるはずですが、面倒なのでそのまま入れてしまいました。ちょっと聞き慣れない感じですが、いかがでしょう?
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