塔Nラリネット協奏曲 イ長調 k622 第1楽章

2004年04月01日

クラリネット協奏曲 イ長調 k622

      第1楽章 イ長調 アレグロ(バセットホルン版)
          
 モーツァルトの協奏曲は、小さいときから最後の年まで、まんべんなくあります。もちろん、ピアノが多くなるのは当然です。ピアノ協については、まさに一生をかけてという感じでしょう。それに対して、その他の楽器については、ある一時期に集中しています。まぁ、特定の演奏者に当てて作ったのですから、そうなるのでしょう。自分が弾くピアノとは、やはり違うのでしょう。
 さて、ほとんどの楽器の協奏曲を書いているモーツァルト。どれも、その楽器での頂点を極めています。このクラリネット協奏曲もクラシック音楽の中でも名曲と呼ばれる部類だと思います。楽器の特性をすべて知り尽くし、当時の最高の演奏者にあわせて作ってあります。
  曲の方は、イ長調です。伸びやかで優しい感じの調性です。以前、ピアノ協奏曲や交響曲のところでも書いた通りです。イ長調は気持ちがいい曲が多いです。
  晩年の単純な曲想の中に、澄み切った感じと少し哀愁が感じられる曲です。モーツァルトの器楽曲の最後の大作です。(レクイエムは未完だし・・・後はオペラだし・・・)今回は、バセットホルン版の楽譜を使います。ヘ音記号が使われています。以前、サビーネ・マイヤーさんが、現代版バセットホルンで演奏していました。素晴らしかったです。
 私も大学時代にクラをかじっていたので、この曲は、自分が吹くための目標でもありましたが・・・・とても、とても無理でした。
                 




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