出産ドタバタ記
出産当日前夜11時・・・
初めて、出産の兆候が現れる。@そわそわ A変な便 B体温低下
今から考えれば、この時点では、まだなのだから、その夜はゆっくり寝れば良かった。
しかし前回、1頭目の仔を、見損なったのが頭にあって、どうしても最初からちゃんと見てみたかった。
出産当日(62日目)・・・
朝になっても、兆候は変わらず、そわそわうろうろ・・を繰り返している。
パルが「どこで産むか・・・?」は、おおいに気になるところで、前回同様に「パパの股間」か。
パルがうろうろしていたのは、3箇所。パパのふとん・・リビングのローソファー・・台所の産箱。
このどこかで産むのだということは、分かった。産み場所を捜しているカンジだった。
陣痛・・・
陣痛は、お腹を見ていると分かる。わき腹がギュっと収縮するカンジ。
午後1時、始めの陣痛。
「出るぞ〜!」と思った瞬間、まず水がガバっと・・・・。そして次の瞬間、袋ごと仔犬が「滑り落ちた」カンジ。
お腹の収縮、わずかに2回目。・・・・・・これって、安産?
前回同様、まずは、手を出さないで様子を見る。
パルは、袋を破り、全身をかなり激しくなめまわす。仔犬は明らかに、「生きてる」カンジ。
まだビショビショな状態で、そのまま、おっぱいに直行している。
第1子誕生!240グラム。
胎盤が出てこない・・・
無事1匹が出てきて、おっぱいを飲ませている。しかし、胎盤が出てこない!
今回のお産の課題・・・・
「胎盤、全部、食べさせない」
前回は、4匹分の胎盤をムシャムシャ食べたので、その後、超下痢ピーになった。
おしりの皮までむけるほどの下痢。だから、今回は、せめて1頭分にしておいて、あとは取り上げよう!
と心に決めていたのだ。
待ち構えているのに、1時間たっても胎盤が出てこない!
次の陣痛・・・
さて、次の陣痛が来る。
「次の陣痛が始まると、前の子には無関心になる」と書いてある。そこで、今回は、生まれた仔犬を隔離するため、
小さな箱を用意していた。
ところが、陣痛が来るとは、私が仔犬を離す・・・そしていざ!・・という時に限って、仔犬が「ピー」と泣く。
するとパルは仔犬を気にして、陣痛に集中できない・・・・という気がした。
それで作戦変更・・・
仔犬をぶら下げたままにしておいたら、次の陣痛が、来た!
2匹目・・・・
これまでのすべての仔犬は、私は手を出さなかった。
おそらく自然状態でも、パルは自力でうめたのではないか?
しかし!この仔は、初めて、私が手を貸したことになる。まず、足が出てきて、足がぶらぶらしてる状態で
滑りでてこない!・・そこで、引っ張る。ヤヤ!出ない!なんじゃこりゃあ・・・!
何回かのトライの後、出てきたその子は・・・・「首にマフラーを巻いてる!」
慌ててたので、それが何だかは分からなかった。胎盤かなあ?とにかく、グルグル巻いているモノを
取り除く。フギャアと泣いて、第2子登場!240グラム
胎盤を、食べない!・・・
おかしいよ!パルが胎盤を食べない。へええ!学習するってこと、あるのかな?
こないだは、食べ過ぎちゃったわあ。今度はやめとこ・・・・なんて?
パルが胎盤を食べないので、この子は、へその緒が切れない。「ねえ、食べてよ」と私。
「ママ、やってえ」と、パル。
ええ!出来ないよお。タカちゃんに電話。
「慌てないでね。糸で結ぶんだよ。玉結びだからね。結んだら仔犬の反対側を切るんだよ。間違っても反対にしないで」
やだなーと思いながら、誰もいないし、やるしかないか。震えながらエイっと、切る。
3頭目・・・
たったの1回のふんばりで、ツルリンスッポン・・・と第3子誕生。240グラム。
パルは、2匹をおっぱいにぶら下げたままの出産でした。
出産の時は、他に人がいなかったため、あまりうまく撮れていませんが、、。
オンナノコ。あっかんべーして踊ってる
オトコノコ。生まれたて。
また、あっかんべー!
ダップル君。きれいな模様です。
2匹揃った。あと、もうちょい!
全員揃った!やったね。
何度見ても、可愛い光景。
アタシ疲れたので、勝手に飲んでね。
はやく大きくなあれ!
仔犬たちの毎日の様子は、
日記を見てね!