6月2日   交配から28日目
交配24日目に、エコーをかけて、確定妊婦となったパル。
まず、この3週間の様子といえば、なんといっても、食欲がすごい!しかし妊娠が確定するまではどうも信用出来ず、
それでも、普段よりは少し多めの食事。ただひとつ変わった事は、「きゅうりを食べない」こと。
我が家では、ジャーキーなどをやりたくないので、おやつ・・・といえば、野菜・・・なのだ。
ペロパルは、やったものはなんでも食べる・・・という特技があって、それが助かっている。
特に、妊婦時代に、「食べない・・」という悩みがあると、大変そうだけれども、うちは、それがない。
つわりも、今回で3回目だけれど、一度だって、ない!
出されたものは何でも食べるパルが、「きゅうり」を食べなくなった・・・・!これは、一大事なのである!
パパに話すと、「きゅうりは、体を冷やすんじゃあないかな?」と、言う。
パルが、食べない・・・ってことは、妊婦には、あまりよくないのかもしれない・・・と勝手に納得。
それ以外は、全く、いつも通りである。
はらボテ日記
6月5日    交配から31日
お腹がすでに、大きい。この時期に・・・?ちょっと早くない?
前の出産時の記録を、見てみる。
1回目の時は、3.6kgからのスタート・・・30日目でも、3.6kgだった。
2回目の時は、3.8kgからのスタート・・・30日目で、4.0kgだった。
そして、今回は、4.0kgからのスタートである。現在、4.6キロである。
お産の度に少しずつ大きくなったパル。
とにかく、食欲が、すごい!のである。
一体、どのくらいやったらよいのか見当がつかず、欲しがるものだから、ついつい、やり過ぎてるか・・・・・?
運動は、いつもの80%くらいのカンジで続けているのだけれど・・・
6月7日   交配から33日目
ペロパルの大好きな遊び。「ピーちゃん、もってこい!遊び」
ピーちゃんとは、押すとピーピーいうおもちゃで、うちの場合は、100均のワニ、これが大好き。
ワニを投げると、2匹でダッシュ。何回でも、やる。
ところが、必ず取るのはパルで、ペロは100%取れない。
取れなくても、ペロは楽しそうに、パルを恨むわけでもなく一緒に、走る。
さて、一週間ほど前から、最初の3.4回はパルが取るけど、「もーやーめたあ」とすぐ、やめるようになって
きのうからは、全く、この遊びにはノってこなくなった。
ペロちゃんは、大喜びで、しかし、「いいのお?ボクが取って・・・・?」とでも言いたそうに
遠慮がちに、「持ってくる」
はらボテには・・・・・・ダッシュは悪いんだ・・・・・!
パルは、えらい!ちゃんと、自分で、分かってる!
6月9日   交配から35日目
5年ほど前のこと。
我が家の屋根裏でノラ猫が子供を産んだ。
困ったけれど、動けるようになったら、きっと出て行くのだから、少しの間貸してやることにした。
何日かして、他の子猫は外に出たのに、1匹の子猫が出られず、ミャミャーと鳴いている。
外からも親猫が、ミャミャーと呼ぶ。それでも出れない。そのうち母猫は、呼ぶのをやめた。
見捨てられた子猫はそのうち、鳴き声もよわよわしくなり、
私たちは、慌てた
「こんなとこで、死なれたら・・・」そこで、大工さんを呼び、穴を開けてもらい(*十万!)子猫を取り出す。
この猫、両目が見えなかったのだ!
だから、母は、見捨てたのだ!生きては、いけない・・・・と。
この猫を段ボールに入れておいたら、母はくわえて、連れ去った。
そのうち、子猫たちは、近所をウロウロするのを何回か、見かけた。
目が見えない子猫も、なんとか、兄弟についてまわっていて、ほほえましかった。
半年後、塾の生徒が、「先生!道に猫が、轢かれてるよ!」というので、
パパが見に行ったら、あの、猫だった。空き地に、埋めてやる・・・・・
結局この猫、生の初めから終わりまで、我が家のお世話になったのだ!
*十万かけて、助けてやった。でも、母猫は、初めから知っていたのだ。
生きては、いけない・・・・・・と。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
パルの出産。生まれるすべての子犬に生を与えたい。
でも、もし、弱い子犬がいたら・・・
出来る限りの知識と情報と医学の力で、助けてやりたい。
でも、それでもだめなことがあったら、
私たちには、計り知れない大自然のリズムを信じて、嘆きすぎたり、悲しみすぎたりすることなく
受け入れよう・・・・
これは、パルの始めての出産の時から、
私が、自分に言い聞かせている、ことである。
次に続く・・・・