飯山線
木曽福島を後にし、急行“きそ”に乗車、飯山線撮影の
ため一路長野へ向かう。
二日連続の夜行での旅は、慣れていない私にとっては
少々キツイ日程だった。
1972年5月4日4時36分長野駅へ到着。長野発戸狩
行きの123Dに乗車、すぐさまボックスシートに横になり、
飯山までつかの間の睡眠をとったことを覚えている。

関東近郊で “C56が運行されている線区” といえば、
真っ先に小海線を思い浮かべるが、飯山線は本数も
そこそこ豊富で鉄も少なく、まさに穴場的存在だった。
考えてみれば小海線にはSL撮影目的のみで行った
ことはなく、観光目的のついでに撮影したのみだった。

出番を待つC56101号機(飯山にて)
6283レを牽くC56101号機(信濃白鳥付近)